風邪ではないみたいなんだけど、なかなか咳がおさまらない…
息苦しいし、胸の辺りからヒューヒュー音がなる。
なんて症状ありませんか?
それって、もしかすると大人になってから始まる喘息の症状かもしれません。
でも、喘息に対しての正しい知識と対策を立てれば大丈夫!!
今回は、喘息の症状、治療、3つの予防について解説します。
喘息について理解を深めましょう
咳で気管が慢性的な炎症を繰り返し、それにより粘膜が厚くなり痰などの分泌物が増加して気道が狭くなる症状。
充分な呼吸ができない状態でゼイゼイ・ヒューヒュー胸が鳴って呼吸困難などが生じる病気。
多くは 気管支喘息のことを指し 他に アスピリン喘息 咳喘息があるようです。
次にどんな時に発作が起こるのかをみていきますね。
喘息の発作はどんなときにおこりやすいの!?
● 夜間から早朝にかけて
● 季節の変わり目
● 天気がよくないとき
● 疲れているとき
● 風邪をひいたとき
● たばこの煙、線香の煙など強い臭い
このように見てみると、特徴がみえてきます。
小児喘息と大人の喘息との違いは?
簡単に考えると、子どもが発症するのか、大人が発症するだけの違いのように思いますが、一般的に原因が違うのです。
小児喘息は15才までに発症する喘息のことを言います。
原因はダニ・花粉などアレルギー性のものが多い。
大人喘息は成人してから発症する喘息のことを言います。
原因はアレルゲンが特定できない非アレルギーのものが多い。
大人になってから喘息が発症する主な原因とは!?
最初のQ&Aにあったように、
喘息というのは気道で炎症が起こることで発症するのです。
いつも気道粘膜に炎症があると喘息になるのです 。
感染症→カゼやインフルエンザ
気道粘膜を刺激するもの→タバコの煙や空気の汚れ
刺激的な温度変化→冷たい外気に急にふれるなど
刺激的な匂い→香水やお香の香り
他にも
- 精神的なストレスも炎症を起こす引き金になります。
- 体質的な肥満は気道を圧迫して炎症を起こしやすくなります。
気道で炎症を引き起こす要因が喘息の原因なんです。
大人喘息の治療方法と発作を予防する3つのポイント!!
呼吸器内科を受診しましょう。
行く前に喘息日記 {日中の喘息の症状・夜間の喘息の症状}
何日分かをメモして持って行くと医師が判断しやすいですよ。
いつ 痛みが始まった時間
どこで 痛みだした場所
どこが 喉のどの部分が痛むのか
どんな風に 痛みの状況
どのくらい 痛みのつよさは
痛みのあと、学校や会社はどうしたのか(生活に支障をきたしているのか)
服用した薬があれば(なんの薬を、いつ、量は?)
※あらかじめメモしておくと便利ですよ!
※「痛み」と書いてある部分を「咳」に変更してもかまいません。
発作予防する3つのポイントは?
生活習慣を整える 充分な睡眠を取るように心がける。
- たばこはNG
- スパイシーな食べ物も控える
- ストレスをためないように心がける。
これが難しいのですが、
なるべく休養を取るように心がけて、趣味や好きなことをして過ごすこと
が発作を抑えるためによいようです。
日頃から体調を整える
手洗い・うがい・時にはマスク着用でさらに
気管の炎症を増やさないようにする。
患部に刺激を与えることを最小限に抑えることです。
そのための予防と保護が大切です。
適度に運動して発作が起こりにくい体質を作る。
あまり激しい運動はかえって発作を起こしてしまうのでNGですが、ウオーキング水泳など基礎体力がUPする運動は効果があるようです。
抵抗力をつけて、体の代謝をよくすることで炎症の可能性を減らしていきます。
まとめ
調べて見ると大人喘息は心身の疲れがきっかけで始まる喘息ということがわかりました。
簡単に休養を取ったり、好きな事をしていられないのが私達の現状ですよね。
そんな時でも自分の身体の疲れを気にかけて過ごしていくのが発作を抑えられるポイントのようですね^^
適度な運動と患部の保護、そしてゆっくり休むこと。
つまり生活習慣を正しくすることが大事なのです。