本は、子供へのクリスマスプレゼントにおすすめの品物です。
しかし、この世の中には星の数ほどの本が溢れていて、どれにしたらいいか迷っちゃいますよね。
今回は、クリスマスプレゼントに人気の、あるいはぜひ贈ってほしい本をご紹介します。
新しくはないけど名作もありますので、活用してみてくださいね!
クリスマスプレゼントで子供に本を贈りたい!12冊をドンとおすすめ!
クリスマスプレゼントに子供に本を贈りたいけど、種類があり過ぎて分からないですよね。
こちらでは、クリスマスプレゼントにするのにぴったりな、子供が喜ぶ本をご紹介しましょう!
「幼児編」と「小学生編」に分け、それぞれおすすめの本を挙げました。
ぜひ、クリスマスプレゼント選びにご活用ください。
●幼児編
「ノンタン!サンタクロースだよ」
出版社:偕成社
価格:770円(税込)
白いネコの「ノンタン」は、世代を超えて愛されてきたキャラクターです。
決して新しい本ではないのですが、時代を感じさせないポップな絵柄も魅力的な本ですよ。
本作は、ノンタンシリーズの中でも、クリスマスを感じられるお話になっています。
ノンタンはサンタさんにプレゼントを頼みたいのに、ネコのサンタがなかなか見つからない…というあらすじです。
ノンタンの世界にはクマ、ウサギ、ブタ、タヌキなど様々なキャラクターが出てくるのですが、それぞれに専用のサンタがいるようです。
ノンタンは無事にサンタさんを見つけることができるのか!?
子供心にも、きっとハラハラドキドキできる物語でしょう。
「おしゃべりタッチペン付き! にほんご えいご はじめてのずかん」
出版社:講談社
価格:4,950円(税込)
クリスマスプレゼントにするなら、いつも読むのとは違った絵本もおすすめです。
タッチペン付きのこちらの図鑑は、楽しみながら語彙を広げる手伝いもしてくれますよ。
幼児向けの写真図鑑として人気の「はじめてのずかん」には、幼児が日常的に出会う物の名前が溢れています。
写真をタッチペンで触れると、英語と日本語で音声が流れる仕組みです。
自分の起こしたアクションで変化が見られるのは、幼児にとってはこれ以上ない喜びだとも言われています。
楽しみながら勉強できるなんて、子供も親も嬉しい1冊ですね。
持ち運びにも便利で、汚れにくい仕様になっているのも、小さな子供へのクリスマスプレゼントには嬉しい条件でしょう。
「しろくまちゃんのほっとけーき」
出版社:こぐま社
価格:880円(税込)
筆者の描く、シンプルでどこか外国の絵本のようなイラストが人気の1冊です。
他にもシリーズがあり、こぐまちゃんやしろくまちゃんのお話を楽しむことができます。
本作はそのタイトル通り、しろくまちゃんがホットケーキを作る過程を描いたものです。
たったそれだけではあるのですが、イラストの可愛らしさと相まって、ほっこりできる内容になっています。
小さな子供にも親しみやすい絵柄と物語なので、クリスマスプレゼントには大変おすすめです!
「くもんのうた200えほん&CDセット」
出版社:くもん出版
価格:8,580円(税込)
子供の教育に定評のある「くもん」による、CD付きの歌の本です。
誰もが知っている童謡から、季節を感じられる歌など、子供が喜ぶあらゆるジャンルの歌が収録されています。
0歳児からおすすめできる本なので、お孫さんや生まれてくる子供のクリスマスプレゼントにしてもいいですね。
本には歌に関する楽しいイラスト共に、歌詞、譜面も併せて載っています。
CDで聴くだけでも楽しいですし、いろいろな使い方のできる本です。
「まどから おくりもの」
出版社:偕成社
価格:1,100円(税込)
クリスマスプレゼントに打ってつけな、クリスマスのサンタさんを描いた「しかけ絵本」です。
ちょっとおっちょこちょいのサンタさんが、みんなのプレゼントを配り間違えた!?
そんなハプニングが面白く、この本がお気に入りだという子供はたくさんいるみたいですね。
窓を開けるというしかけ付きの絵本が、ストーリーに面白さをプラスしています。
しかも、最後にはちゃんとハッピーエンドで終わるとか!
五味さんの色彩豊かなイラストを見るだけでも楽しめますし、しかけ付きだから、お話を聞くだけでは退屈な子にもぴったりです。
「どうぞのいす」
出版社:ひさかたチャイルド
価格:1,100円(税込)
こちらも、言わずと知れた名作絵本ですね。
うさぎさんが作った「どうぞのいす」が、思いやりの連鎖を生むというストーリーになっています。
温かみのあるイラストも素敵ですし、何度読んでもいい気持ちになれる絵本だと言われています。
有名な絵本ほど、読んだことがないという人は意外と多いはずです。
クリスマスプレゼントに子供に贈ったら、ぜひ大人も一読してみるといいでしょう。
●小学生編
「おまえうまそうだな」
出版社:ポプラ社
価格:1,320円
恐竜の世界が舞台になった、大人でもじんわりしてしまう絵本です。
とあることがきっかけで、草食恐竜の赤ちゃんと一緒にいることになったティラノサウルスが主人公です。
草食恐竜は、ティラノサウルスのことをお父さんだと思い込んでいます。
最初は渋々付き合っていたティラノサウルスにも、やがて赤ちゃんを思う気持ちが芽生えて…。
ラストには、赤ちゃんを思うティラノの行動に涙を誘われてしまいます。
子供と一緒に読んで、どんな風に感じたか一緒に話し合うのもいいでしょう。
「モモ‐時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語」
出版社:岩波書店
価格:1,870円
ドイツの児童文学作家、ミヒャエル・エンデが贈る、時間との関わり方について考えさせられる本です。
エンデは「ネヴァーエンディング・ストーリー」の作者としても知られており、ファンタジーの世界観を上手く描き出しています。
孤児のような少女モモは、人々が時間に追われるように生活し始めたことに気付きます。
それが「時間どろぼう」の仕業だと知った彼女は、盗まれた時間を取り戻すべく立ち上がります。
厚さがあるせいで敬遠されがちな一面も持っていますが、読み口は決して難しくないと評判です。
小学校高学年くらいなら普通に楽しんで読める本ですし、大人が読んでも考えさせられる作品と言えるでしょう。
「エルマーのぼうけん」
出版社:福音館書店
価格:1,320円
小学校の図書室に置いてあることも多いので、子供の頃に読んだことがある人も多いのではないでしょうか?
少年エルマーが、とある島に捕らえられた竜の子を救いにいくというストーリーです。
まさしくエルマーの冒険について描かれた物語なのですが、作品のあちこちに、ワクワクできるポイントが散りばめられています。
そのひとつが、エルマーがリュックに詰めてきた荷物です。
チューインガムやキャンディー、輪ゴムや磁石など…。
リュックに適当に詰められたアイテムを使って、エルマーは数々の困難を乗り越えていくのです。
万能な魔法などではなく、どこにでもある物で解決にこぎつけるのが、冒険を身近に感じられる要素になっているのかもしれませんね。
表紙のイラストも、カラフルで楽しいです。
本作以外にも「エルマーとりゅう」、「エルマーと16ぴきのりゅう」という作品が続きます。
エルマーの冒険の全貌を知りたいなら、セットでの購入もおすすめです。
「赤毛のアン」
出版社:講談社
価格: 1,540円
女の子なら一度は読んだことがあるだろう、それほどの名作ですね。
日本ではアニメにもなった「赤毛のアン」は、アンという孤児の女の子が年老いた兄妹に引き取られることから始まります。
アンはとにかく想像力豊かな女の子で、世界を楽しむ天才です。
悲しい境遇にありながらもたくましく生きるアンの姿に、励まされる子供もきっといるはずです。
友達にジュースと間違えてお酒を飲ませたり、手作りケーキに薬を入れてしまったりと、ハラハラするエピソードがたくさん!
アンの日常は、それほどまでにハプニングに溢れているのです。
男の子にも楽しめそうな内容ではありますが、やっぱり女の子におすすめの本と言えますね。
思春期の女の子の心情を理解してこそ、より深く物語を楽しめることでしょう。
「小学館の図鑑NEO 危険生物」
出版社:小学館
価格:2,200円
小学館の図鑑NEOシリーズは、見ているだけでも楽しい図鑑ですね。
様々なジャンルの図鑑があるので、お気に入りの1冊も見つけやすいですよね。
そんな中でも特におすすめなのが、「危険生物」にスポット当てた本書です。
小学生くらいになると、こういった対象に興味を示す子供は多いのではないでしょうか。
毒、吸血、食中毒、大怪我など、その生物たちが人にどんな危険を与えてくるのかという分類で紹介されています。
危険生物を紹介するだけでなく、実際被害に遭ったらどうすればいいのかについて書かれたコラムも充実しています。
毒を持った昆虫や蛇などについても書かれていますので、日常的なレジャーにおいても役立つ1冊となるでしょう。
ドラえもんやのび太くんが登場する、60分間のDVD付き!
クイズもあるので、家族みんなで楽しめます。
「面白い!進化のふしぎ ざんねんないきもの辞典」
出版社:高橋書店
価格:990円
絶滅した、現存するあらゆる生き物について、「ざんねん」というキーワードで生態や行動を紹介しています。
ここ数年で、人気の高まっている本ですね。
う〇こやハナクソといったフレーズも多用されているので、小学生の心をがっちりと掴むことでしょう!
子供にも分かりやすい書き口ながら、大人が読んでも面白い内容になっています。
身近な生き物のざんねんポイントを知れば、きっと誰かに話したくなるはず!
その生物についての理解を深めることにもなりますので、単なる読み物以上の価値がある本だとも言えそうですね。
以上、クリスマスプレゼントに贈るのにおすすめな、12冊の本をご紹介しました。
どれも人気のある本ばかりなので、子供の好みに合わせて選んでみてあげてくださいね。
絵本もいいけど…クリスマスプレゼントに子供は何をほしがってる?
本は、子供へのクリスマスプレゼントにおすすめの品物です。
ところで、本以外に候補を挙げるとしたら、子供は何をほしがっているのでしょう?
こちらでは、世の中の多くの子供がクリスマスプレゼントに何をほしがっているのかについて見ていきましょう。
●男の子がほしいクリスマスプレゼント
ヒーローグッズ
仮面ライダーや戦隊ヒーローなど、巷にはヒーローたちになりきれるグッズが溢れていますね。
1年くらいのサイクルで新しいヒーローが登場するので、プレゼントしてはキリがなくなりそうで、親としては怖いですよね…。
ただし、子供が喜ぶ確率はかなり高いと思われるので、ある意味鉄板のクリスマスプレゼントとも言えるでしょう。
ブロック
男の子は、いつの時代もブロックが好きですね。
レゴに代表されるような小型ブロックも定番ですが、ラキューのような立体物を作るのに適したブロックも人気です。
ブロックは想像力を高める役割も果たしてくれるので、適切な年齢になったら与えてみるのもいいでしょう。
ラジコン系
よくある車のラジコンの他、最近では子供用のドローンなども見受けられます。
また、プログラミング学習が浸透してきていることから、何かにプログラムを施して動かすといったおもちゃも人気です。
自作のロボットをプログラミングで動かすようなおもちゃも、同じように好まれています。
●女の子がほしいクリスマスプレゼント
ヒロイングッズ
男の子と同様、女の子も正義の味方になりたいんです!
魔法を使って悪者を倒すヒロインには、どんな女の子も憧れるでしょう。
男の子にヒーローグッズが鉄板なように、女の子にもヒロインに関連したグッズは鉄板と言えるでしょう。
ディズニーなどのプリンセスになりきれるコスチュームも、人気がありますよ。
おままごと系
女の子はヒロインにもなりたいけど、ママにもなりたい!
そういうわけで、おままごとに関するグッズも、高い人気を集めています。
おままごとセットからリアルな赤ちゃん人形まで、小さいママになれるアイテムもクリスマスプレゼントにはおすすめです。
ハンドメイド系
女の子は、何かを手作りするのも好きです。
そのせいか、最近はハンドメイド系のおもちゃをよく見かけます。
アクセサリーだったり、ちょっとした雑貨だったりを、手軽に作ることのできるおもちゃがあるんですよ。
針を使わないミシンといった、かなり本格的なアイテムも登場しています。
おままごとはもうしないよって女の子には、こういうおもちゃがおすすめかもしれませんね。
まとめ
本から得た知識を、ごっこ遊びに繋げている姿もよく見かけます。本は心の栄養とも言われているので、ぜひ、クリスマスにも本をプレゼントしてあげたいですよね。
子供向けの本は途方もない数があるので、クリスマスプレゼント選びが難航するかもしれません。
そんな時、今回の記事を参考にしていただければと思います。
クリスマスプレゼントとして人気の高い本を選びつつ、私の独断と偏見で選んだ部分もあります。
自分自身が読んで、あるいは子供が読んで楽しめた本を選びましたので、リアルな口コミに近いものもあるかと思います。
本をクリスマスプレゼントにする唯一の難点は、靴下に入れにくいことですね!
それさえ気にしなければ、きっと素晴らしいクリスマスプレゼントになると思いますよ。
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