6月の挙式である「ジューンブライド」に結婚すると幸せになれるというのは、女性なら誰でも知っている言い伝えですね。
特別に素敵な記念に華を添える、ジューンブライドにおすすめの花束ってどういうものでしょう?
人気の花束のブーケスタイルについてもご紹介しますので要チェックですよ!
6月の花嫁を彩るのは!?ジューンブライドにおすすめの花束5選!
結婚式で使うなら、人気のある花を選びたいですね。
この記事では、ジューンブライドを迎えるあなたを素敵に彩る、ブーケなどにぴったりの花をご紹介しましょう。
紫陽花(あじさい)
6月といえば、誰もが思い浮かべる紫陽花があります。
紫陽花は植わる土壌によって色を変えることから、本来は「移り気」や「浮気」といった、よくない花言葉を持つ花でもありました。
紫陽花をよく見ると、小さな花が寄り集まって咲いていますね。
この姿が「団らん」や「家族の繋がり」をイメージさせ、結婚式でも広く使われるようになってきました。
紫陽花には様々な花色があるので、ドレスに合わせ、お好みの色を選べるのも嬉しいですね。
色を変化させない真っ白の紫陽花もあり、ウェディングドレスによく映えることでしょう。
百合(ゆり)
大輪の百合には優美さがあり、ジューンブライドを始めとする結婚式で人気の花です。
花束にする他、花嫁の装飾としてもよく使われています。
百合の中でもおすすめなのが、百合の女王と名高い「カサブランカ」という品種です。
色は純白、女王の名に相応しい美しさを持った花で、ジューンブライドを飾るのにぴったりです。
花の咲くのも6月から8月なので、時期から見ても、ジューンブライドに適していると言えるでしょう。
クチナシ
甘い香りが特徴的なクチナシは、ジューンブライドの花束でもよく使われる人気の花です。
白い花色が、ドレスによく合いますね。
「私は幸せ者」といった、幸せに関する花言葉を多く持っていて、イメージのいい花とも言えます。
クチナシは、アメリカでは男性が女性にプレゼントする花としても有名だとか。
ところが原産国は日本や中国といった、アジア圏なのです。
きっと、ドレスだけでなく、和装にも合うこと間違いなしです。
スートピー
ひらひらとした薄い花びらは、ジューンブライドのウェディングドレスを思わせます。
花色も、白やピンクといった淡いものから、紫などの濃い色のものもあります。
淡色のスイートピーだけを花束にしても素敵ですし、濃色のものをアクセントに加えるのもいいでしょう。
花束の他、会場の装飾や、花嫁の装飾にもよく使われる、おすすめの花です。
「門出」や「仄かな喜び」といった花言葉からも、ジューンブライドに適した花だということが分かります。
可愛らしさを重視した花束にしたいなら、スイートピーは選んで然るべき花でしょう。
ジャスミン
お茶やフレグランスとしても有名なジャスミンは、白や淡い黄色の花を咲かせます。
ジャスミンの花の時期としてはジューンブライドに当てはまりませんが、根強い人気を誇っています。
ジャスミンのよさは可憐な花姿だけでなく、その香りのよさにもあります。
花束にしても装飾にしても、ジューンブライドを香りで演出してくれるに違いありません。
以上、ジューンブライドの花束におすすめの花を5つご紹介しました。
結婚式ということで、色の白い花に人気が集まっている印象もありますね。
あえて純白で攻めるもよし、色でドレスを引き立たせるもよしです。
あなたの気に入った花で花束を作り、ジューンブライドを成功させてくださいね。
定番から個性派まで!おすすめの5つのブーケスタイル
ジューンブライドにおすすめの花が分かったら、次に気になるのは何でしょう。
ジューンブライドに関わらず、結婚式で使われるブーケには、様々なスタイルがあるのをご存知でしょうか。
ブーケと言えばこれだよね!な定番から、こういうのもアリ!?な個性派まで、おすすめのブーケスタイルをご紹介しましょう。
ラウンドスタイル
定番かつ王道のスタイルです。
ラウンドというだけあって、丸みを帯びた形の花束にするのが特徴です。
全体的にこじんまりとした印象ですが、花を多く使うので、華やかさは100点満点ですよ。
もちろん、ジューンブライドの花嫁にもおすすめのスタイルです。
使う花色によって、花束に結婚式への思いを込められるのもいいですね。
王道の花束ですが、形や色に特徴のある花を混ぜると、カジュアル向きの個性的なブーケにもなります。
クラッチスタイル
摘んだ花をそのまま束ねたような雰囲気を持つのが、クラッチスタイルの花束です。
摘んできたままのイメージのためか、茎を長めに残すという特徴があります。
ラウンドブーケに見られるようなしっかり感がないものの、それが逆に、洗練されたイメージに繋がっています。
花の種類にも特にこだわる必要はなく、ジューンブライドにおすすめしたどんな花も合います。
全体的に、大人っぽい印象の花束に仕上げることも出来るのが、クラッチスタイルです。
ジューンブライドにおいても、人気の高い花束のスタイルと言えるでしょう。
キャスケードスタイル
「キャスケード」とは、「小さな滝」を意味しています。
まさに滝のように、下に向かって流れるラインが美しい、ジューンブライドにもおすすめのブーケスタイルです。
特に相性がいいのは、裾の長いドレスです。
可愛さよりは、流れるラインでエレガントさを印象づける花束になります。
つる系の植物など、グリーンを多めに使うのも今風のスタイルです。
流れるような優美さは、6月という憂鬱になりがちな時季にもピッタリではないでしょうか。
リーススタイル
結婚式の個性派ブーケには、もはや花束の域を超えた物も見受けられます。
その一例が、リーススタイルの花束でしょう。
リーススタイルとはその名の通り、花で飾られたリースを、花束として持つということです。
使う花や求めるイメージで、リースの印象もずいぶんと変わってきます。
リースがリング状なので円満さを伝えているとも言われ、カジュアルなガーデンウェディングなどでよく選ばれるようです。
リースには木のつるを使うのですが、使うつるの風合いによって、洋風にも和風にもなるアレンジ力を持った花束でもあります。
ちょっと他とは違った花束にしたいという人には、ぜひとも選んでほしい花束です。
グリーンスタイル
ジューンブライドはもちろんのこと、結婚式の花束と言えば、かつては白っぽい淡色が定番でしたね。
時代は変わり、今ではグリーンをふんだんに取り入れたスタイルが人気だと言われています。
グリーンを入れることで、花束全体にナチュラルな雰囲気が生まれます。
これが、最近の結婚式で好まれているのです。
つや感のあるグリーンより、マットな色味のグリーンを使うことが多いようです。
ユーカリなど、シルバーを含んだような、くすんだグリーンの人気も高いです。
花と同じくらい、あるいはそれ以上のボリュームでグリーンを使って花束を作ることもあります。
それが逆に花束の花を生き生きとさせ、互いに映えさせる結果になるのです。
こちらは花束のスタイルとは違いますが、花束のトレンドスタイルということで、おすすめに加えさせていただきました。
まとめ
実は私も、何気にジューンブライドでした。
狙ってそうしたわけではなく、タイミングを見計らった結果、そうなったという感じでした。
ジューンブライドと言っても、結婚式は挙げていません。
互いの親戚を招き、食事会をしただけでした。
夫が転職したてだったことや、私の結婚式への関心のなさが重なった結果、結婚式をしなかったのだと記憶しています。
しかし今では、せめて軽いものでも、結婚式をやっておけばよかったという気持ちがあります。
今回ご紹介したような花で作った花束を持ち、ヴァージンロードを歩いてもよかったのでは…。
せっかくのジューンブライドを無駄にしてしまったような、ちょっぴりの後悔を抱えています。
これから結婚、ジューンブライドをする予定のある人は、結婚式を挙げるかよく考えましょう。
そうでなければ、子供も出来てオバサンになってから、私のようにプチ後悔をしないとも限りません!
これからジューンブライドをするよという方はぜひ、今回ご紹介した花や、花束のスタイルを参考にしていただければと思います。
ジューンブライドは素敵ですが、こだわる必要はないと思いますよ。
大切な人と永遠の愛を誓い合うのは、いつだってきっと素晴らしいことですから。
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