寒さも厳しくなってくると、そろそろ冬至ですね。
冬至と言えば、かぼちゃに柚子。
かぼちゃの煮物なら、意外といつでも食べる機会がありますが、日常的にゆず湯を楽しんでいる方って、なかなかいないんではないでしょうか?!
ゆず湯って良いですね。
柚子の爽やかな香りが湯船から、ふわぁっと漂ってきて、お湯もこころなしかいつもよりも体をぽかぽかと暖めてくれる。
そんな気がします。
あとは、お料理の薬味としても、スイーツのアクセントにも使える有能素材!
今回は、そんな柚子の効果やおすすめの保存法についてお話ししたいと思います。
こんなに効果があるゆずの皮!?
皆さんは、普段、ゆずをどのように使ってますか?
冬至で主に使うのは、まるごと湯船に入れちゃって、終了。
お客さんがいらっしゃるときに、お鍋のポン酢にちょっと足して。
皮から果実か、果汁から、すべて使う方って少ないですよね。
柚子に含まれるビタミンCって、果実だけだと思っていませんか?
果皮にはビタミンCがたくさん含まれ、女性の肌荒れや冷え性に効果的なんです!
また、ヌルヌルとした成分はペクチン質で、血糖上昇の予防!
コレステロール値のコントロールを行う働き!
ビタミンCとの相乗効果で、血行もよくする働きまであるんです!
また、毛細血管の働きもよくなり、小ジワを防ぐ働きや、シミ、ソバカスを薄くする働きもするんです!
化粧品なんていらない勢いですよね(笑)
その他にも、疲労回復、肩こり、筋肉痛を予防する働きがあると言われています。
ビタミンCやフラノボイドには抗酸化作用があり、病気の原因となる活性酸素を消去する働きがあるんだとか。
どうですか?
こんなに良いことずくめだと、もう、果皮。捨てられないですよね(笑)
ちなみに、田舎では一番外の皮(黄色い部分)と中の果汁は色々な事に活用し、残った果皮と皮の端、種なんかを綿袋にまとめて入れて、お風呂の中に入れていました。
子供の頃、乾燥した肌に果汁がしみて痛かったんですが、なぜかぽかぽかと温まっていたような気がします。
皆さんも、活用したあとに余った柚子でゆず湯楽しんで見てはいかがですか?
(肌に刺激がないかどうか、自己責任でお願いします。)
柚子の外皮の保存方法!乾かす?漬け込む?
ゆずの皮、とってもいい香りですよね。
お風呂に入れるのもいいのですが、お吸い物に入れたり、茶碗蒸しに入れたり。お漬物に加えたり。
ゆず茶にしたりと、和のお料理やスイーツによく合いますよね?!
ここでは、保存方法と、その活用についてお話します。
【うすーく、そいで?細かく刻んで?さあ、冷凍!】
柚の皮って冷凍できるんですよー!
お吸い物なんかに入れるつもりで、うすーくそいでみてください。
または、りんごの皮むきのようにうすーく剥いて、千切りに。
出来たら、ラップにまとめて、平たくして、ジップロックに入れて、冷凍してみてください。
保存方法によっては、冷凍やけしてしまうので、注意してくださいね。
使う際には、そのまま必要な量だけ割って、使ってみてください。
お吸い物や、おひたしがランクアップしますよ?!
【細かく刻んで、漬け込むだけ!?お湯を注ぐとー?】
皆さんはジャム、作ってみたことはありますか?
いちごジャムなどのベリー系は意外と簡単に出来るんですが、柑橘系のマーマレードとなると難易度が上がっちゃいますよね。
煮込むと苦味も出やすいので、失敗もしやすかったり。
でも、加熱したり、煮込んだりしなくても、砂糖漬けなら、とっても簡単ですよ!?
やり方は、簡単!先程の冷凍と同じように細かく刻みます。
後は、滅菌した瓶に砂糖とゆずの皮を交互に重ねていってください。
(ここで、ホワイトリカーや癖のない焼酎やブランデーを注ぐと、アルコール入りのゆずシロップができます。)
蓋をして、何日か常温に置いておくと、水分が出て香り豊かな、砂糖漬けの出来上がり!
お湯割りにしたり、クラッカーに載せたりして楽しんでくださいね。
【乾かそう!】
乾かそう!と書いてみたものの、正直、あんまり美味しくないです。
天日に干すと香りが飛びますし、ドライタイプは市販のものの方が断然美味しい!
技術ですかね??
家庭では美味しくできないので、あまりおすすめはしません。
【その他】
その他にも、塩蔵、アルコール漬け、醤油、青唐辛子なんかに漬け込む方もいらっしゃいますね。
ザボン漬けのように、ゆずピールにするのもなかなか乙な一品が出来上がりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゆずの活用方法、見つかりましたか?
もちろん今回紹介した方法以外でも、素敵な保存方法や活用方法。
とても良い効能がたくさんあります。
楽しめる季節の短い柚子。
今年も来年も、余すことなく、楽しんでくださいね。
さあ、うちも今日はゆず湯にしようかな♪