栄養もあって使いやすい野菜のズッキーニは、最近注目を集めています。
ズッキーニはかぼちゃの仲間で夏が旬!
「でも、ベストな食べ方が分からない!」
「どうやって料理するといいの?」
なんていう方もいるのではないでしょうか。
暑い夏は特に、料理に手間暇をかけたくなくなるものです。
そんなあなたに、
パパッと簡単に作れて美味しいズッキーニ料理のレシピをお届けします!
簡単&美味しい!!ズッキーニの人気レシピ5選!
淡泊な味わいのズッキーニは、他の食材を邪魔しない強みを持つ野菜なんです。
さっぱり系野菜だからこそ、ちょっとこってりめで食べると美味しいのです!
ズッキーニを使った人気のレシピをご紹介しましょう。
ズッキーニとベーコンのパスタ
ズッキーニは、塩気のあるベーコンとの相性が抜群です。
ズッキーニとベーコンを具にした、忙しい時でもパッと作れるレシピはいかがでしょう?
パスタ1人前に対し、ズッキーニは小さめを1本使います。
ズッキーニが大好きでたくさん食べたい!という人は、大きいものを使ってもいいでしょう。
材料はパスタ、ズッキーニ、ベーコン、ニンニク、好みで鷹の爪を用意してください。
塩を加えた湯で、指定の時間通りに茹でます。
湯はすべて捨てずに、大さじ2~3杯取っておいてください。
洗ってへたを取ったズッキーニは7~8mmの輪切り、サイズの大きな物は半月切りにします。
ベーコンは細切りに、ニンニクはみじん切りにしておきましょう。大人が食べる場合、鷹の爪を入れるとペペロンチーノ風になります。
大人でも辛いものが苦手な人は、種を取り除きましょう。
子どもも食べるのなら、鷹の爪はなくてもいいでしょう。フライパンにオリーブオイルを熱し、弱火でニンニク(と鷹の爪)を炒めます。
ニンニクの香りが立ってきたら、ベーコンとズッキーニを加えます。ベーコンが程よく焼け、ズッキーニも薄い焼き色がついてきたら、パスタを加えます。
残しておいた茹で汁も加え、塩気が足りないようなら塩を追加しましょう。
仕上げに黒コショウを振れば、味がぐっと締まります。
ズッキーニとベーコンだけでも、おしゃれかつ簡単なパスタが作れます。
ぜひぜひ、お試しくださいね。
ズッキーニの餃子ピザ
<写真はイメージです>
さっぱり感のあるズッキーニは、チーズのこってりさが加わるとさらに美味しくいただけます。
そんなズッキーニを、簡単なおつまみピザにしてみませんか?
レシピは、驚くほど簡単なものです。
用意する材料は、ズッキーニ、餃子の皮、ピザ用チーズだけ!
好みでオリーブオイル、黒コショウがあるといいでしょう。
ズッキーニは火が通りやすく、生でも食べられる野菜です。
厚さは好みですが、2~3mmくらいのスライスだと、加熱した時に出る水分も少なく、クリスプな仕上がりになるでしょう。
餃子の皮にズッキーニ、チーズを載せ、好みでオリーブオイルと黒コショウを振りかけます。後はトースターで焼くだけという、驚異の手軽さです。
1000wで5分程度が目安の焼き時間ですが、皮が焦げてしまわないよう、注意しておいてください。
チーズが溶けずに周りばかり焦げるようであれば、トースターの温度を下げてみましょう。
オリーブオイルはなくても構いませんが、パリッとした食感を重視するなら、かけることをおすすめします。
ズッキーニボート
ズッキーニとチーズの組み合わせで、もう1品ご紹介しましょう。
こちらもかなり簡単なレシピですが、おもてなしにも使えるお料理が出来上がります。
材料はズッキーニ、ベーコン、ピザ用チーズ、マヨネーズ、粒マスタードです。
切り口に浅く包丁を縦に入れ、スプーンでズッキーニの身を取り出します。
取り出した身は、刻んでおきます。
身を取り出す時、あまり深く掘り過ぎないように注意しましょう。
ズッキーニ本体を器にするので、皮を薄くし過ぎてしまうと破れる恐れがあります。
取り出した身、本体にそれぞれ塩をし、10分程度置いて余分な水分を出させます。本体の水分は拭き取り、身の方は水気を絞ります。
これを細切りにしたベーコンとチーズ、マヨネーズと共に和え、ズッキーニボートに詰めるフィリングを作ります。ズッキーニ本体に粒マスタードを塗り、フィリングを2等分して詰めます。
200℃に予熱したオーブンで、20分程焼いて完成です。
今回はベーコンを使ったレシピですが、ハムやツナを使っても美味しくいただけます。
子ども向けなら、コーンを加えてもいいでしょう。
出来上がりにパセリを散らせば、よりおもてなし感が増しますよ。
ズッキーニの塩昆布炒め
ズッキーニはヨーロッパ出身ですが、使えるのは洋風レシピばかりではありません。
さっぱり味のズッキーニは、和の食材ともよく合います。
簡単かつ美味しい副菜としておすすめしたいのが、ズッキーニを塩昆布と炒めたおかずです。
これを今度は、8mm程度の斜め切りにします。
輪切りでも半月切りでも構いませんが、この方法で切ると食感がよくなるのでおすすめです。フライパンにごま油を熱し、ズッキーニを炒めます。
全体に油が回り、焼き色が付いてきたら火を止め、細切りの塩昆布を加えてざっと和えます。器に盛って、白ごまを振れば完成です。
白いご飯にもよく合う、ズッキーニの人気レシピです。
ズッキーニのフリット
フリットとは、洋風の天ぷらだと考えてください。
サクッとした食感が楽しい、ズッキーニのフリットを作ってみましょう。
材料はズッキーニ、小麦粉、片栗粉、炭酸水、サラダ油です。
ズッキーニ1本に対し、小麦粉大さじ4、片栗粉大さじ3、炭酸水1/4カップ、サラダ油小さじ1で衣を作ります。
天ぷらの衣は混ぜ過ぎるとよくないですが、フリッターの場合は、ダマが出来ないようにしっかりと混ぜ合わせます。
これを衣にくぐらせ、約170℃に熱した油でさっと揚げます。
ズッキーニは火が通りやすいので、衣がカリッと固まれば引き上げてOKです。出来上がりを熱いうちに、ソースや塩、お好みの調味料で召し上がってくださいね。
以上、ズッキーニを使った簡単レシピを5つご紹介しました。
どれも手間いらずなのに美味しいので、ズッキーニを手に入れたらぜひ作ってみてくださいね。
余すところなく食べきりたい!ズッキーニの3つの保存方法
最近は、家庭菜園でズッキーニを育てる人も増えてきています。
旬の野菜を家庭で味わえるのはありがたいですが、一度にたくさん出来てしまうのが難点ですね。
豊作だと、消費するのも大変です。
栄養価も高く、他の食材とも合わせやすい優秀なズッキーニは、傷ませる前に食べきりたいですね。
美味しく簡単なレシピと併せて、ズッキーニに適した保存方法にも目を向けてみましょう。
常温保存する
ズッキーニは、常温保存することも可能な野菜です。
まだ使っていない丸ごとのズッキーニは、むしろ常温で保存する方がいいとされています。
その上で、冷暗所で保存するのがおすすめです。
風通しのよい場所を選ぶことも、お忘れなく!
ズッキーニの量が多い場合、新聞紙で包むのは面倒な作業に感じられるかもしれません。
しかし、その手間を惜しまずにやれば、ズッキーニを美味しいままで保存することができるのです。
常温での保存期間は、およそ1週間だと考えましょう。
それ以上置いてしまうと、ズッキーニの水分が抜けてしまうか、最悪の場合は腐ってしまう可能性もあります。
冷蔵保存する
ズッキーニが旬を迎える夏場は、常温保存が上手くいかないこともあります。
そんな時は、冷蔵庫で保存するのがいいでしょう。
この時、ラップはぴっちりと巻きましょう。
冷蔵庫内は乾燥しているので、隙間があると、水分が抜けていく原因になります。
冷蔵庫での保存期間は、常温よりも少し短めの4~5日です。
特に使いかけのズッキーニを冷蔵保存する場合には、保存期間よりも早めに食べるのがいいでしょう。
下ごしらえしてから冷凍保存する
常温、冷蔵ときたら、冷凍保存することも考えられますね。
ズッキーニも、冷凍保存することは可能です。
ズッキーニを冷凍保存する場合には、下ごしらえをしてからの保存がおすすめです。
通常冷凍で凍らせるより、金属のバットに入れて、急速冷凍をかけるのがおすすめです。急速冷凍を施した方が、ズッキーニの美味しさが逃げにくくなるのです。
冷凍したズッキーニは、凍ったまま使えます。
調理がしやすいよう、重ならないように袋に入れるといいでしょう。
冷凍保存といえど、2週間程度の保存期間です。
他の保存方法よりは延びますが、やはり早めに使いきるのがポイントといえるでしょう。
まとめ
ズッキーニを使った代表的な料理であるラタトゥイユはしかし、少し苦手だったりします。
そういうわけで、それを抜いた、簡単で美味しいズッキーニレシピをご紹介させていただきました。
作ってみたい、食べてみたい!
そんな風に思えたレシピはあったでしょうか。
私は、ヨーロッパに留学していたことがあります。
安くて使いやすいズッキーニは、自炊メインの学生の強い味方だったのを覚えています。
今回、ズッキーニを使ったパスタをご紹介しました。
レシピはシンプルな塩味ですが、これをバター醤油に変えるのもおすすめなんです!
これは、留学時代に友達とよく作った、思い出の味でもあります。
洋風の野菜ながら、和風の味付けともばっちりと合うのがズッキーニです。
主張し過ぎない自分らしさを持ったズッキーニを、今年の夏は大いに楽しんでみてくださいね。
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