最近では、海水浴でテントを張るのが流行っていますね。
テントは快適ですが、中に砂が入ってくると最悪です!
海辺でテントを張ると、様々な理由でテント内に砂が入り込んできます。
それを防ぐのに役立つ、テントの砂対策を知りたくはありませんか?
海辺のテントは砂対策をしっかりして、楽しい思い出を作りましょう!
海辺でテントを楽しむ秘訣!知っておきたい4つの砂対策
海水浴でも活躍するテントですが、海辺に設営すると、砂が入り込んでくるのが面倒ですね。
テントで快適に過ごすためには、砂対策を怠ってはいけません。
海水浴でテントを使うならぜひ覚えておきたい、4つの砂対策について見ていきましょう。
特殊なシートを使う
特殊な二重構造になったシートで、表面の砂が下に抜けていくようになっています。
しかも、下から砂が入ってくることはないという、海水浴を快適に行うのに最適なアイテムと言えます。
これをテントの下に敷いておけば、砂を取りきれないままにテントに入っても、ザラザラ感に悩まされることはないでしょう。
テントの中にブルーシートを敷く人もいるでしょうが、一般的なレジャーシートは水気を吸い取ってくれませんよね。
スナテックスだと、砂の他に水気も通り抜けるので、シートの上がびしょ濡れになるということもありません。
海水浴を始めとした海辺のレジャーにおすすめなのが、スナテックスの「リゾートタイプ」です。
以下に、サイズを記しておきます。
Sサイズ:100×200cm
Mサイズ:155×200cm
Lサイズ:200×200cm
普通のレジャーシートとは比べられないお値段のよさではありますが、快適さは段違いです!
海水浴やサーフィンなど、頻繁に海辺でテントを張ることがあるなら、砂対策に持っていても損はないアイテムと言えるでしょう。
テントの入り口にマットを敷く
テントの入り口に砂を落とせるマットを敷き、テント内に砂を持ち込まないようにする砂対策もあります。
この砂対策を行う場合におすすめなのが、「サーフグラスマット」という商品です。
決めの細かい人工芝で出来ており、それが砂を落とすのに役立ちます。
このマットを使い、家に入る前に玄関マットで靴の泥を落とすように、テントに入る前に、足に付いた砂を払い落とせばいいのです。
マットで砂を落とした上で足を洗って入れば、テントに持ち込んでしまう砂はかなり少なくなると思われます。
マットにはベルトが付いており、くるくると巻いて持ち運べるようになっています。
テントの砂対策に使えるのはもちろんのこと、冬のサーフィンでも着替えの際に役立ちます。
昔からサーフィンを楽しんでいる方の定番アイテムは「すのこ板」です。
これがもう、超便利!
30センチ×30センチほどの大きさがオススメで、ホームセンターなどで販売しています。
安価に済ませたい方にはぜひともオススメです!
タープテントを使う
海水浴のテントにおける究極の砂対策として挙げるのが、ワンタッチテントではなく、タープテントを使うというアイデアです。
運動会などのイベントで使われる、日避けテントのようなイメージです。
テントのようなプライベート感はありませんが、その分、開放的な気分を味わうことができます。
最近人気のワンタッチテントは、いわゆる個室型のテントですね。
屋外でもプライベート感があっていいのですが、狭さがネックになる時もあります。
また、個室タイプだからこそテント内に砂が入ると気になりますし、そのための砂対策も必要になってくるのです。
それならばいっそ、床のないテントを張って、砂対策そのものを解決してみませんか?
そこでおすすめするのが、タープテントなのです。
海水浴でのテントは必須だと考えても、テントの中に座るより、椅子に座って寛ぎたい人もいるでしょう。
お年寄りなど膝の悪い人は特に、直座りよりも椅子に腰かける方がずっと楽ですね。
そういうメリットと「砂対策をしなくていい」砂対策があることを考えると、タープテントのポイントはかなり高いです。
砂対策をする必要がないタープテントですが、デメリットもあります。
海水浴場から駐車場までに距離のあるような場所だと、かなりの苦労を強いられることになるでしょう。これはテントにも言えることではありますが、風に弱いタイプがあるのを覚えておきましょう。
特に大型のタープテントは風の影響を受けやすく、風が強い海水浴場には不向きです。タープテントを検討する場合にはその辺りもしっかりチェックして、楽しい海水浴にしてくださいね。
テントの入り口は海岸と平行に
グッズを使わないでも、砂対策をすることも可能です。
テント内に砂が入ってくるのは、どういう時か考えてみましょう。
それはずばり、
・砂を付けた人間が入ってくる時
・風によって砂が舞い上がった時
なのです。
前者は砂対策アイテムで何とかできるとして、後者の場合は、テントの向きを考える必要が出てきます。
実は、これがNGなのです。
海辺の風は、海と陸を往復するように吹きます。
そのため、海岸に入り口が向いていると風が吹き込み、舞い上がった砂もテント内に侵入してくるというわけなのです。
砂対策のグッズを何も用意していない場合には、せめてテントの入り口を変えましょう。
風が吹く方向にテントの側面を向ける(入り口が海岸と平行)と、風の吹き込みを減らすことができます。
砂対策以外にも!海水浴のテントにまつわる3つの対策を大公開!
海水浴で使うテントで必要なのは、砂対策ばかりではありません。
海辺のレジャーを快適に過ごすため、他にはどんなことに気を付ければいいのでしょうか。
砂の熱対策
海水浴でテントを張った経験のある方は、ピンとくるかもしれません。
海辺の砂の上はとても熱く、そのままテントをセットしてしまうと、座った時に熱く感じることもあるのです。
こういった砂の熱さ対策としては、いくつか有効な方法が考えられます。
日陰にテントを張る
テント内で快適に過ごしたいなら、海から少し離れてしまっても、日陰にテントを張るのがおすすめです。
海辺の砂が熱いのは、これでもかと太陽に熱されているからです。
日陰の砂はそういったことがなく、上にテントを張っても熱さを感じることはないでしょう。
砂を一度掘り返す
日陰にテントを張れない場合には、テントを設置する場所の砂を、一度掘り返すという方法もあります。
海水浴場の砂は表面が熱くなっているだけで、地中の砂は湿っていて冷たいものです。
面倒ではありますが一度掘り返しを行うことで、体感する熱さはかなり違ってくるでしょう。
これら2つの方法に加え、テントの下や上に厚めのシートを敷くと、さらに熱を感じにくくなると思われます。
荷物に余裕のある場合は、試してみてくださいね。
風対策
海水浴を行う海辺は、とにかく風が強い場所が多いです。
テントを設営する際には、風に対する対策をしっかりと行う必要があります。
風対策を怠ると、自分たちだけでなく、周囲の人にも被害が及ぶ可能性があります。
これからご紹介する風の対策を読み、しっかりとしたテントの張り方をしてくださいね。
テントを固定する器具としてまず思い浮かぶのは、「ペグ」ではないでしょうか。
返しのついた金属製の棒で、これを地中に打ち込んで、テントの周囲を固定するのです。
ところがこのペグ、海水浴場といった砂浜では、残念ながら機能してくれません!
海水浴を行う海辺は砂が細かくサラサラなので、ペグがしっかりと刺さらないのです。
これではテントを固定できず、風にあおられて飛んで行ってしまう恐れもありますね。
それを防ぐのに使いたいのが、土嚢を始めとする「重し」です。
ペグの代わりに土嚢を使って、物理的な重さでテントを固定します。
土嚢は、海水浴場の砂で簡単に作ることができます。
ホームセンターで専用の土嚢袋を買うこともできますが、レジ袋でも十分役に立ちます。
海水浴でテントを張る場合には、土を掘るスコップの他、土嚢とテントを結ぶ、ロープもあるといいでしょう。
土嚢を設置し、テント内に荷物で重しをするとさらに有効です。
テントの向きにも注意!
砂対策のテーマでも、テントの入り口の向きについて触れました。
テントの入り口を海岸と平行にしておくと、風に吹き上げられた砂の侵入を防ぐことに繋がります。
単に砂のことだけでなく、これはテントが風から受ける影響を減らすことにもなるのです。
土嚢で重しをするのと併せて、テントの入り口を向ける方向にも注意してください。
これも、海水浴でテントを快適に使うヒントなのです。
まとめ
我が家も子どもたちを連れ、海水浴に出掛けたことがあります。
砂対策は何もしなかったので、テントに砂が入り放題、子どもも砂まみれに…。
うちの場合、海水浴場が家から近いので、砂の除去は家に帰ってからやることにしていました。
そのために、テントの砂対策を考えていなかったのもあります。
我々のようなケースは、実際そんなに多くはないでしょう。
テントの中で過ごしたり着替えをするのに、テントの中に砂が入ってくるのは避けたいものです。
砂の入ったテントを車に乗せて持ち帰るのも、何だか嫌な気分ですよね。
楽しい海水浴が暗い思い出に変わらないよう、今回ご紹介した砂対策をしっかりと行ってほしいと思います。
砂や暑さに負けず、海辺で思いきり遊んでくださいね!
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