普段 なんとなく口にしている柚子。
香りが強いので『うぇ~苦手(><)』なんて方も多いかも?
こんな記事を書いている私も、嫌いでした。
お吸い物に、柚子の皮が 申し訳なさそうにちょびっと載っている程度でもよけてましたから…(笑)
でも、柚子のもつ効果効能を知れば、苦手も克服できるかも!?
*皮も種も果肉も栄養タップリ*
冬至には 柚子湯に入るという、昔からの風習。
輪切りにした柚子を、ガーゼなどでくるんで湯船にどーーーん!
お風呂場がい~い香りでいっぱいになりますよね。
無病息災!と思っていただけなのですが、ちゃんと効能があるのです。
精油成分が含まれているので、血行をよくして お肌をなめらかにしてくれる他にリウマチや 冷え性にも効果があります。
皮を お吸い物やお新香に入れるぐらいしか思い浮かばない…
それはもったいない!!
ここで柚子に含まれる栄養についてお話しますね。
まずは皮の外側
リモネン(血行をよくして体を温める)
ベータカロチン(粘膜を強くするので風邪予防に効果あり)
皮の内側
白いガサガサしたとこです(笑)
ヘスぺリジン(毛細血管を強くするので動脈硬化予防に効果あり)
皮そのもの
皮そのものは、ビタミンCがレモン果汁の3倍も含まれているんです。
ビタミンCは美白に効果!…といったら女性にとっては大切な成分ですね♪
種には
ペクチン(血糖値の上昇を予防、コレステロール値を下げる)
リモノイド(抗がん作用、悪玉コレステロール抑制作用)
果肉・果汁には
ビタミンCはもちろん クエン酸やリンゴ酸が含まれ
疲労回復、胃腸を整える、利尿作用などの効果があります。
すごくないですか!?
かといって、やたらめったら食べればいいというわけではありません。
ビタミンCの過剰摂取は、下痢の症状が出ることがあるのでサプリメントなどを使用している場合は注意が必要です。
だいたい1000mgくらいが1日の上限です。
柚子の皮だけだと600g程度なので、覚えておいてくださいね。
*効果的な食べ方、簡単な食べ方*
一番手軽にできるのは、柚子のはちみつ漬け。
スライスした柚子を タッパーに入れて、はちみつをドバドバ~っと!
皮も種も取り除かないのがポイントです。
そのまま食べたり、お湯で薄めて柚子茶にしたり…
はちみつ+リモネンの効果で身体がリラックスできポカポカに。
イガイガ喉など、風邪の初期症状に有効です。
柚子胡椒も、皮しか使いませんが簡単ですよ。
なるべく白い所が入らないように皮をむいて、刻んでおく。
柚子と同量の青唐辛子は種をとり、ざく切りに。
青唐辛子に塩(柚子+唐辛子の10%)を混ぜて30分放置。
全部フードプロセッサーで細か~くしたら、煮沸消毒をした密封容器にいれ3日以上寝かせたら完成です。
柚子1個にオリーブオイル100mlと塩コショウでドレッシングなんていうのもオススメ!野菜・お肉・お魚 なんにでも合いますよ♪
我が家の大黒柱は糖尿病予備軍なのですが、例えば焼き魚に 柚子を少し絞れば、かける醤油の量が減るので減塩にも使える!!と思い、現在も色々研究中です。
実際に、健康診断で引っかかっていた数値も下がりました。
運動や食事制限などもしたので、柚子だけの効果効能ではありません(^^;
まとめ
いかがでしたか?
柚子は 健康にも美容にも効果が抜群!!
これを知って、私は柚子への見方が変わりました。
スーパーでは見向きもせず、飲食店では主人の器に移動、冬至の柚子湯もイヤイヤ(笑)
今まで粗末に扱ってきてごめんよ…と思いました。
市販の白菜のお漬物に柚子を足して冷蔵庫へ入れるし、はちみつ漬けやジャムも常備するほどになりました。
ありがとう柚子!これからも よろしくね(ハート)
柚子の旬は晩秋。
ハウス栽培などもあり、ほぼ1年中買うことができますが、やっぱり旬のものは 味も香りも とってもいいんです!!
さぁ、柚子 買いに行きたくなってきましたか?
ちなみに私は柚子農家でも農協の回し者でもございません(笑)
柚子の栄養を取り入れて、美容健康に役立てて下さいね(#^^#)
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