「冬至の日に柚子湯に入ると風邪を引かない」
というのは、有名な話ですよね。
これ、単なる願掛けや迷信だと思っていませんか?
そんなことないんです!!
事実、柚子に含まれる様々な成分は、美容にも健康にも効果的なんですよ。
この記事では、柚子の持つ栄養と、その栄養による効能を紹介します。
あなたも柚子をかしこく生活に取り入れて、健康とキレイを両方とも手に入れちゃいましょう!
柚子に含まれる栄養素とは?
柚子に含まれる、主要な、また注目すべき栄養素にはどんなものがあるのでしょうか。
いくつか挙げてみましょう。
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- ① ビタミンC
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- ② ビタミンP(ヘスペリジン)
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- ③ カルシウム(ミネラル類)
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- ④ 有機酸(クエン酸など)
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- ⑤ ペクチン
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- ⑥ リモネン
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- ⑦ アミノ酸
いろいろな栄養素が含まれていますね!
特に、柚子のビタミンCの含有量はレモンの3倍、クエン酸の含有量はレモンの2倍と、同じ柑橘類の中でもとても多く含まれているようです。
これは、大きな効果が期待できるかも!?
次は、柚子の効能について紹介します。
柚子の栄養素から期待できる効能とは?
柚子にはたくさんの栄養素が含まれており、そこから期待できる効能も多岐にわたります。
まず、ビタミンCの効能として、風邪予防や免疫力の強化、抗酸化作用、美白効果などが期待できます。
ビタミンCは特に皮に多く含まれます。
ビタミンPはビタミンCの吸収を促進します。
ビタミンPの中でも、皮の内側の白い部分に含まれるヘスペリジンは毛細血管の強化や血流の改善効果が認められている成分です。
また、柚子は柑橘類の中ではカルシウムが豊富。
カルシウムにはイライラを抑えてくれる働きがあります。
クエン酸とビタミンCには、疲労回復の効果も期待できます。
種に豊富に含まれるペクチンの効能としては、便秘・下痢などの腸のトラブルの解消や、血糖値・コレステロール値の正常化が期待できます。
また、リモネンという香り成分が皮に豊富に含まれていますが、リモネンには、血行を良くし体を温める効能があり、抗酸化作用の手助けもしてくれます。
柚子にはアミノ酸も多く含まれており、効能としては皮膚の保水が期待できます。
また、ペクチンにも保湿の働きがあります。
最後になりますが、柚子の香りにはネガティブな気分をはね返す働きがあるようです。
リラックス効果が期待できそうですよね!
柚子を効果的な方法で生活に取り入れよう!
冬至の柚子湯は、体を温めリラックスできるという効果と、美肌効果も期待できそうですね。
柚子湯の効果的な入り方としては、「柚子は切ってお湯に入れる」ことです。
切らずに入れるよりも香りが強くなるのでリラックスにつながり、柚子の成分がよりお湯に広がります。
ただし、肌がピリピリする場合は切って入れるよりも丸ごと入れてみてください。
それでもピリピリする場合は入浴をやめて体をきれいなお湯で洗い流してくださいね。
あと、切ってお湯に入れる場合はネットに入れたりガーゼなどで包みましょう。
お湯が汚れないので後片付けが楽にできますよ。
たくさんの栄養を含んでいる柚子。
その栄養素から期待できる効能が、こんなにたくさんあるとは驚きです。
まさに、パーフェクトなフルーツだと言っても過言ではありません。
もうすぐ、柚子の旬の季節がやってきます。
是非、生活に効果的に取り入れてみてくださいね。
柚子を使うときの注意点としては、皮も種も余すところなく使いきることです。
種まで入れて柚子のはちみつ漬けを作り、お湯で割っての飲むのも体によさそうです。
また、柚子ジャムにして皮までおいしく頂いたあとに、残った保湿成分の含まれている種で手作りの化粧水を作るのもいいですね!
アイデアがふくらんできませんか?
あなたなりの「柚子の効果的な使い方」を考えて、柚子ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
全部を体に取り入れなきゃもったいない!
年一回の柚子湯や、薬味にちょこっと使うだけじゃもったいない!
今年の冬は、柚子のパワーを上手に取り入れて、美しく健康に過ごしてくださいね。
コメント
最近柚子ハチミツが好きになってしかたありません、でも柚子って、何にいいのと思って調べました、いろいろ読ませていただきました、ますます好きになりました、ありがとうございます、、
平石ミニアナ様
こんにちは。連絡をありがとうございました。
お役に立つことができましたことをとても嬉しく思っています。
美味しくて体にイイって魅力的ですよね!
これからもお役に立てる記事を提供していきますので、どうぞよろしくお願い致します。