デイサービスで敬老の日をお祝いするなら、ご長寿を祝うメッセージカードを贈りたいですね。
とはいえ、一体、どんなことを書いてあげればいいのでしょう?
お困りのあなたに、メッセージの文例をお届けします!
デイサービスで利用者さんに敬老の日のメッセージを贈るのが初めてだという人は特に、読んでみてくださいね!
家族じゃなくても…敬老の日に贈る文例10選・デイサービス編!
デイサービスのスタッフも、敬老の日には利用者さんにメッセージを贈ることでしょう。
敬老の日のメッセージに慣れていないスタッフさんは、ぜひこれからご紹介する文例を参考にしていただきたいと思います。
敬老の日に贈るメッセージの具体的な文例に迫る前に、押さえておきたいポイントについて触れておきます。
- 贔屓はしない
- 丁寧になり過ぎない
- 気分を害する言葉に気を付ける
- 大きい文字で書く
この4点について覚えておくと、敬老の日にメッセージを書く上で大変役に立つでしょう。
1:内容は平等に
スタッフも人間ですから、好印象を持てる相手、そうでない相手もいるはずです。
だからといって贔屓したメッセージを書くと、デイサービスの中でトラブルにもなりかねません。
敬老の日に贈るメッセージは、あくまで平等に書くのがポイントです。
手作りにこだわり過ぎて、メッセージカードに差が出てしまうのもよくありません。
悪気はなくても、そういうことに敏感な利用者さんもいらっしゃいます。
2:堅苦しくならない
利用者さんは友達ではありませんが、あまりに堅苦しいメッセージにも壁を感じます。
敬老の日に贈るメッセージはあくまで丁寧に、しかし、堅苦しくなり過ぎないことも重要です。
3:表現にも気をつける
「いつまでもお元気で」や「体に気を付けてください」といった表現には、気分を害される人がいる可能性を忘れてはなりません。
自分の祖父母に対してなら思いやりのある言葉でも、デイサービスの利用者さんにとってはそうでない場合もあるのです。
気持ちを込めて書いたメッセージが、逆に相手の気分を悪くさせることになっては悲しいですよね。
よく使われる表現ではありますが、使用は控えた方が無難です。
4:簡潔明瞭に
デイサービスを利用する方は、高齢の方が多いはずです。
敬老の日にメッセージを贈るなら、読みやすい大きな字で書くことを心掛けるといいでしょう。
大きな字で、かつ、分かりやすい短文で書くこともお忘れなく。
長々とした文章には、利用者さんが疲れてしまう可能性があります。
具体的文例
これら4つのポイントを押さえたら、次は敬老の日に贈るメッセージの、具体的な文例を見ていきましょう。
コメントを付けて詳しく解説した文例もありますので、役立ててくださいね。
①季節感
「○○さん、敬老の日、おめでとうございます
いつもニコニコと笑っている○○さんに、私たちも元気をもらっています。
まだまだ暑い日が続きますが、一緒に楽しく過ごしましょうね。」
ポイント:敬老の日は9月にあるので、まだまだ残暑が厳しい年もあります。
暑さに対する気遣いも、忘れないようにするといいでしょう。
②感謝
「敬老の日、おめでとうございます。
○○さんのお話は面白く、いつもみんなで楽しく聞かせてもらっています。
スタッフに対しても親切にしていただき、嬉しく思っています。
これからも素敵な○○さんでいてくださいね。」
ポイント:楽しい話をすると言われ、悪い気がする人はいないでしょう。
敬老の日のメッセージには、日頃の感謝を伝えることも重要です。
③共感
「ご長寿に、心よりお祝い申し上げます。
いつも体操を頑張っておられる○○さんを見ていると、私たちも頑張ろうという気になってきます。
また一緒に楽しく体操しましょうね。」
④尊敬
「敬老の日、おめでとうございます。
まだ仕事に慣れない私に、いつも優しくしてくださりありがとうございます。
○○さんの励ましで、私も頑張ることができます。
これからも、人生の先輩としてご指導よろしくお願いします。」
ポイント:デイサービスの利用者さんは、年を重ねている分、経験豊富な方もたくさんおられます。
その言動から学ばせてもらえる部分は、大いにあると考えられます。
それに対しての、感謝の気持ちも伝えておくといいでしょう。
⑤褒める
「ご長寿をお喜び申し上げます。
○○さんは歌がお上手で、スタッフ一同、楽しく聞かせてもらっています。
今度、歌が上手くなる秘訣を教えてくださいね。」
⑥長所
「敬老の日、おめでとうございます。
先日は、折り鶴をたくさん作っていただき、ありがとうございました。
○○さんは手先が器用で羨ましいです。
折り紙は、スタッフルームに飾らせていただきました。
これからも、素敵な○○さんでいてください。」
ポイント:デイサービスには、手先が器用な利用者さんもいらっしゃるでしょう。
そういう方たちにおすすめのメッセージと言えるでしょう。
⑦定番
「○○さん、敬老の日おめでとうございます。
○○さんのお話には、いつも多くを学ばせていただいております。
これからも、私たちにいろいろなことを教えてくださいね。」
ポイント:誰にでも合う、テンプレート的な文例です。
デイサービスの利用者さんに公平にメッセージを贈るには、当たり障りのない文章がいいとも言われています。
⑧得意
「敬老の日を心からお祝い申し上げます。
○○さんに教えてもらったように、花を植えてみました。
本当によく育つので、びっくりしています。
また鉢植えにおすすめの花を教えてくださいね。」
ポイント:自分の得意とすることは、褒められると嬉しいものです。
その人その人の何か得意なことを見つけて、メッセージの内容にするのもおすすめです。
⑨癒やし
「敬老の日、おめでとうございます。
○○さんの人柄には、いつも癒しをいただいています。
なかなか暑くてお散歩にも行けませんが、もっと涼しくなったらまた一緒にお出掛けしましょうね。」
⑩嬉しさ
「敬老の日、お祝い申し上げます。
元気で明るい○○さんは、デイサービスの人気者です。
私たちスタッフも、○○さんと過ごせるのを楽しみにしています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。」
ポイント:デイサービスに来るのをよしとしていない利用者さんもいます。
そういう人には、「あなたが来てくれると嬉しい」といった思いをメッセージに込めるといいでしょう。
以上、デイサービスの利用者さんに贈るメッセージの文例をご紹介しました。
文例はほんの一例であり、その方とどのような関係であるかによって、メッセージの調子を変えることも重要です。
これらの文例を参考にしていただき、デイサービスの利用者さんに喜んでもらえるメッセージを贈れるといいですね。
敬老の日におすすめ!気持ちを伝えるカードのスタイル3選!
メッセージの内容ももちろん重要ですが、それをどんな形でカードにするかにも気を配ることができるといいですね。
こちらでは敬老の日におすすめの、メッセージカードのスタイルをご紹介しましょう。
デイサービスなどの施設で贈ってもよし、孫からおじいちゃんやおばあちゃんに贈ってもよしなアイデア集です。
寄せ書きスタイル
デイサービスを行う施設などで、1人に対して数人がメッセージを贈りたい場合に便利なスタイルです。
孫一同からおじいちゃん、おばあちゃんにメッセージを贈る時にも使えます。
中心に「敬老の日おめでとう」や「いつもありがとう」などのメッセージを書き、そこから放射状にメッセージを書くのもいいでしょう。
あるいは中心にその人の写真を貼り、周囲に思い思いのメッセージを書くのもおすすめですよ。
タテ読みスタイル
タテ読みとは、いくつかある文章の頭文字を取ると、意味のある言葉になっているというあれです。
タテ読みスタイルで敬老の日のメッセージを贈るのも、なかなか趣があると思いませんか?
タテ読みスタイルの文例を挙げてみましょう。
たとえば「だいすき」が頭文字に来るよう、メッセージを作ってみます。
「だ」んな様と仲良しで
「い」つもニコニコ笑ってて
「す」きな歌がたくさんある
「き」れいな○○さんのままでいてくださいね。
ちょっと頭を捻る必要はありますが、デイサービスの利用者さんにも喜んでもらえるのではないでしょうか。
メッセージを書く時には、タテ読みをする部分だけ色を変えて書くのも分かりやすくておすすめです。
季節を感じられるスタイル
おじいちゃんやおばあちゃん、デイサービスの利用者さんの中には、なかなか自由に外に出られない人もいるのではないでしょうか。
そういう人たちには、季節を感じられるようなメッセージカードがおすすめです。
敬老の日に贈るメッセージカードに、季節感のある写真を貼るのも素敵ですね。
特別な場所のものでなくても、庭はもうこんな感じになってますよなどということを伝えられればいいでしょう。
写真の他にも、季節の花を使った押し花もおすすめです。
秋らしい野草を押し花にするのも、季節を感じるのにおすすめできます。
以上、敬老の日に贈るメッセージカードにおすすめな、3つのスタイルについてご紹介しました。
メッセージの文例と併せて、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
高齢の方と関わる機会の多い介護施設などでは、敬老の日は一大イベントとも言えますね。
デイサービスに来てくれる利用者さんにも、敬老の日のメッセージを贈って喜んでもらいたいスタッフも多いでしょう。
とはいえ、日々の業務の傍ら、メッセージカードの文例を考えるのは大変なことです。
忙しくて文例を考えるのもままならないという人には、ぜひ、今回の敬老の日のメッセージ文例を参考にしていただきたいと思います。
傍で見守る人間の一人として、デイサービスの利用者さんにも敬老の日を祝ってあげたいですね。
今回の文例を参考にし、あなたなりの感謝やお祝いの気持ちを伝えるメッセージを贈ってあげましょう。
https://hidakakonbu.com/1101.html
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