海の日の由来を子どもに聞かせよう!どんな日か知ってますか?

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「海の日」がくると、いよいよ夏休みが始まりますね。

そんなイメージ程度しかない海の日ですが、その由来をご存知でしょうか。

海の日は島国に暮らす私たちにとって、実はとても大切な意味を持つ日なのです。

その由来を、子どもにも伝えたくありませんか?

子どもたちでも分かるよう、海の日の由来についてご紹介しましょう。

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海の日の由来を子どもにも分かりやすく伝えたい?実はこんな日です!


海の日は、7月の第3月曜日に定められた国民の祝日です。

昔は違ったような?

そう思われた方は正解です。

制定当初は7月20日が海の日でした。

いわゆるハッピーマンデー制度によって、連休となるように第3月曜日という形に変わったのです。

海に感謝し、海に囲まれる日本が豊かに繁栄するように。

それが、海の日に込められた願いなのです。

 

ご存知の通り、私たちの住む日本は海に囲まれた島国です。

人々は、古くからその恩恵にあずかってきましたね。

毎日手に入る新鮮な魚介類もそうですし、海を介しての輸出入も盛んです。

それらは当たり前のように存在していますが、それは海があってのことなのです。

それを忘れないように海の日があると言っても、過言ではないかもしれませんね。

 

そんな海の日ですが、元々は「海の記念日」という民間の記念日だったそうです。

この記念日は、明治天皇が東北を回られたのち、船に乗って7月20日に無事に帰って来られたことを祝うものでした。

当時、天皇が軍艦以外の船に乗られるということはなかったそうです。

この一件が船旅の安全を保障することにつながり、以降は民間人の船による移動も増加しました。

このことを記念して、のちに「海の記念日」が作られたとのこと。

 

その後、漁師や海運関係者など海での仕事に携わる人たちから、この日を祝おうという声が上がりました。

そして海の記念日は、現在の意味を持った海の日へと変化したのです。

元々はこのような由来があって、海の日は生まれました。

海は常に私たちと共にありましたが、海の記念日を生むきっかけがなければ、もしかしたら海の日はなかったかもしれませんね。

さて、以上のようなことを踏まえて、子どもに海の日の由来を説明するとしたらどのようにすればいいでしょうか?

重要だと思われるポイントを挙げてみましょう。

明治天皇による船旅の成功

「天皇って何?」というくらいの子どもに対してなら、「昔の偉い人」という言い方もアリかな…とは思います。

「明治天皇がお船で旅をして、無事に帰って来られた日を記念した記念日が作られたんだよ」と、教えてあげればいいでしょう。

記念日から祝日へ

海で仕事をする人たちが、海の記念日をお祝いしようと考えました。

そして記念日は祝日になって、海の日になったのです。

海の日の意味

海の日は、私たちにたくさんの大切なものを与えてくれる海にありがとうを言う日です。

そんな海に囲まれている日本が、もっといい国になれるようにお願いする日でもあります。

簡単にまとめてみると、このような感じになるかと思います。

説明する子どもの年齢に合わせて、もっと詳しくしたり簡単にしたり、アレンジを加えて教えてあげてくださいね。


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海の日が始まり、さあ夏休みだという子どもたちもいるでしょう。

せっかく海の日について知ってもらえたと思うので、海の日っぽい過ごし方をしてみてはいかがでしょうか?

 

●磯遊び

子どもが取っつきやすいので、特におすすめです。

ただ海で遊ぶだけでも、海という存在を身近に感じることができると思います。

そこから、海あるいは海の日への関心を広げていけるといいですね。

小学生くらいなら、自由研究を兼ねて遊ぶのもおすすめです。

砂浜や磯にいる生き物を調べ、絵を描いてみるのもいいですね。

海の日について学ぶこともでき、宿題も片付く!

まさに一石二鳥です!

●釣り

海を知るには、やはり釣りでしょうか。

少し根気のいるイベントなので、ある程度大きくなってからのチャレンジがいいかもしれませんね。

魚を通して、海という場所の不思議さも味わえるかもしれません。

釣った魚を食べることも大切です。

海の恵みをいただくことは、海の日の過ごし方に相応しいのではないでしょうか。

●おうちでも

できれば海に連れていきたいけど、子どもが小さいから無理かも…。

そんなあなたは、室内で遊んでみてはいかがでしょう。

図鑑を見て、紙に好きな魚の絵を描きましょう。

その絵を切り取ったらクリップを付けて、磁石を付けた釣り竿で「なんちゃってフィッシング」ができますよ!

ハンドメイドが得意な方なら、魚介類のマスコットを作ってもいいでしょう。

紙に描いたものより、リアリティが増します。

 

 

いかがでしたか?

海に出てもよし、涼しい室内でまったり楽しんでもよし…。

あなたとお子さんに合った楽しみ方をしてみてください。

 

 

 

まとめ


海の日といえば、まさに長い夏休みの入り口。

子どもの頃は、そんなイメージしか持ち合わせていませんでした。

そういう方は、けっこう多いのではと思いますが…。

今回は海の日の由来についてご紹介させていただきましたが、参考になりましたでしょうか。

 

島国に暮らす私たち日本人にとって、海は切っても切り離せないものですね。

日々の糧を与えてくれる一方で、津波で何もかも奪っていくこともあります。

 

そんな恐ろしい一面も持ち合わせている海ですが、やはり私たちは海なしには生きていけないのでしょう。

 

最近は、プラスチックごみによる海洋汚染も問題になっています。

 

これからを担っていく子どもたちに海の日を理解してもらうのは、やはり大切なことだと思います。

子どもに説明するには、まずは大人がしっかりと分かっていることが前提になりますね。

 

 

海に感謝し、海に囲まれた私たちの国がより豊かになってくれますように。

海の日に込められた願いを、今一度しっかりと考える必要があると思います。

私たちのずっと後に続く子どもたちにも、末永く海の日を守っていってほしいですね。

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