鯉のぼりといえば、屋外で悠々と泳ぐイメージが強いですよね。
しかし、誰もが屋外に鯉のぼりを設置出来るわけではないのです。
屋外に出せないなら、鯉のぼりを我慢するしかないのでしょうか?
そんなことはありません!
場所がないからと諦めず、室内でコンパクトに鯉のぼりを飾ってみませんか?
今回は、そんな室内用鯉のぼりのご紹介です。
鯉のぼりの室内用はとてもおしゃれ! 男の子がいなくてもほしくなる5選!
アパートやマンション暮らし、あるいは庭のない戸建てで、屋外に鯉のぼりを飾れないおうちはたくさんあります。
飾れないからと諦めるのではなく、室内用の鯉のぼりを探してみてはいかがでしょう?
室内で楽しむ鯉のぼりにはインテリア性が高い物も多く、男の子がいなくてもほしくなるはずです。
こちらでは、室内で飾れる、おしゃれな鯉のぼりを選んでご紹介しましょう。
プーカの木・室内用鯉のぼり
岡山県にある「徳永こいのぼり」という会社が手掛ける、とってもおしゃれで可愛い室内用鯉のぼりです。
鯉のぼりの他、おしゃれにデフォルメされた雛人形なども扱われており、その一連のシリーズを「プーカ」と呼んでいるようです。
ざっくりと概要を説明しますと、木製の支柱に3匹の鯉のぼりを飾る形になります。
鯉のぼりはぬいぐるみで、絵本から抜け出してきたような、カラフルな色をしています。
この鯉のぼりにはおしゃれさがあるのはもちろんのこと、子どもが自分で飾れるという楽しさもあります。
細かいパーツもあるので小さいうちは難しいですが、大きくなったら、楽しみながら自分で鯉のぼりを出すことが出来るのです。
プーカの鯉のぼりは、室内用としては大きめのサイズです。
支柱は120㎝、それを支える土台は30㎝です。
そこに、鯉のぼりのぬいぐるみを引っ掛けて飾れるようになっています。
土台には木や車の積み木を好きに配置出来るようになっていて、細かい部分に遊び心を感じる鯉のぼりになっています。
玄関や棚の上に飾るというよりは、室内の床の上に設置するイメージです。
子どもが自分で動き回るようになると、ひっくり返してしまう恐れもあります。
その点には注意が必要でしょう。
Madame Mo(マダム・モー)の鯉のぼり
日本が大好きなフランス人姉妹による、Madame Moというレーベルがあります。
彼女たちが西洋のテイストを効かせてデザインした鯉のぼりは、おしゃれで斬新です。
鯉のぼりであってそうでないような、不思議な雰囲気を持っています。
鯉のぼりはオーガニックコットンで作られており、洗濯することも可能です。
ピンやテープで壁に留めて飾ったり、紐で吊るして飾るのも素敵です。
XS~Lまでサイズ展開があり、飾る場所に適したサイズを選べるのが嬉しいポイントですね。
XS45㎝、S70㎝、M100㎝、L140㎝となっています。
色もカラフルで、端午の節句を明るく彩ってくれることでしょう。
Swing Swing(スイスイ)の鯉のぼり
京都に、芸術系の学科に定評のある精華大学というところがあります。
ここのグラフィックデザイン科の学生が組んだ「union(ユニオン)」というユニットが、ユニークでおしゃれな鯉のぼりをデザインしました。
それがSwing Swing(スイスイ)なのです。
ここの鯉のぼりの特徴は、世界の国々をイメージしたデザインであることです。
たとえば日本なら富士山、スペインは闘牛、オーストラリアはコアラというように、その国をイメージしやすい柄になっています。
ユニオンのデザインした鯉のぼりを作っているのは、最初にご紹介した「徳永こいのぼり」です。
コットンで作られており、安心のメイドイン・ジャパンなのです。
サイズはS~Lまで、3種類が用意されています。
それぞれ、S48cm、M77cm、L110cmという大きさです。
デザインがとってもおしゃれなので、吊るしても壁に貼り付けても様になります。
壁に貼り付けて飾れるタイプは、省スペースにもなっておすすめですよ。
リュウコドウの鯉のぼりと五月人形のセット
今までの鯉のぼりの常識を覆すような、おしゃれな室内用鯉のぼりはいかがでしょう?
節句人形や和雑貨を扱う京都の「リュウコドウ」では、一風変わった室内用鯉のぼりを見つけることが出来ます。
まず、セット内容を見てみましょう。
ちりめんで出来た鯉のぼりの他、兜、端午の節句に付き物のちまきや菖蒲などの飾りが付いています。
そして注目したいのが、6つの小さな桐箱です。
鯉のぼりに、なぜ桐箱が付いているのでしょう。
このセットは、桐箱を自由に組んで、お好みのスタイルで鯉のぼりを飾れるようになっているのです。
鯉のぼり用の支柱はなく、箱の中や上に置いて飾り、鯉のぼりを楽しめるようになっています。
飾る場所によってアレンジ出来るのは、ありそうでなかった鯉のぼりではないでしょうか。
横一列にずらっと並べてもいいでしょうし、3段2段1段と組んでいってもおしゃれな仕上がりになりますよ。
はりこーシカの鯉のぼり
しかも張子で、かつマトリョーシカなのです。
マトリョーシカはご存知の通り、大きな人形の中に小さな人形が入っているロシアの民芸品ですね。
はりこーシカは、これをヒントに作られたそうです。
一番大きな鯉の中に、全部で4匹の鯉が入っています。
どれもそれぞれの口の中に収まるサイズなので、並べて飾ってもおしゃれですよ。
吊るしたり、タペストリー状になった室内用鯉のぼりは多いですが、これはあまりなかったタイプです。
他とは違う室内用鯉のぼりを楽しみたいなら、おしゃれで可愛いマトリョーシカタイプで決まりですね。
今まで適当にやってきたあなたへ! 鯉のぼりはいつから飾ればいい?
結論から言うと、
鯉のぼりを飾るのにいつからという
厳密なスタートはありません。
強いて言うなら、
端午の節句までに、
つまり5月5日が来るまでには飾った方がいいでしょう。
春分の日が過ぎたら飾り始める
春のお彼岸(春分の日)が過ぎた頃から、飾るご家庭が多いようです。
目安として、3月下旬から4月上旬にかけて飾るといいでしょう。
いつから飾るのかは各家庭の都合で決めればいいのですが、鯉のぼりは子どもの成長を祝う飾りでもあります。
端午の節句まで、なるべく長い間飾っておけるのがいいのではないでしょうか。
なお、大安など縁起のいい日に飾るのがいいとも言われています。
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![](https://hidakakonbu.com/wp-content/uploads/2019/02/2a4c4a4e8b9814c144602e583c2771a7-320x180.jpeg)
いつまでにしまう?
鯉のぼりは端午の節句にちなんだ飾りなので、節句が終われば片付けて構いません。
遅くとも、5月半ばくらいを目安に、片付けるといいでしょう。
しかし、地域によっては6月頃まで鯉のぼりを出す家庭もあるようです。
これは、かつての端午の節句は、1か月遅れだったことからきています。
屋外の鯉のぼりならまだしも、室内用鯉のぼりは出すのも片付けるのも手っ取り早く済みます。
あまり神経質にならずに、季節の飾りと考えて、長く楽しんでもいいでしょう。
まとめ
我が家は息子2人ですが、屋外で飾る鯉のぼりはありません。
以前住んでいたのは小さなアパートでしたし、現在の家も庭はありません。
ベランダ用の鯉のぼりもありますが、ベランダは洗濯物を干すスペースしかないのです…。
そういうわけで、端午の節句の主役が2人もいながら、我が家はずっと室内用鯉のぼりで済ませています。
うちの鯉のぼりは、2つあります。
ひとつは市販のちりめん製品、もうひとつは手作りの木工品に私が色付けしたものです。
兜は立派なものがあるので、鯉のぼりは室内でちんまり飾るのでも、可愛いくて十分だろうと思っています。
息子たちも、特に不平はないようです。
今回は、室内で飾れてなおかつおしゃれというテーマで、鯉のぼりをご紹介しました。
私自身、鯉のぼり界隈がこんなにおしゃれなことになっているとは知らず、驚かされた次第です。
子どもがいなくても、女の子しかいなくても、ついついほしくなるようなおしゃれな鯉のぼりがたくさんあったのではないでしょうか。
室内用の鯉のぼりは扱いが手軽で、天気問わずに飾っておけるのがメリットですね。
季節を感じられるインテリアとして飾るのも、おしゃれでいいですね。
ご紹介した鯉のぼりの中に、お気に入りのひとつが見つかれば嬉しいです。
![](https://hidakakonbu.com/wp-content/uploads/2020/03/GUM08_CL01282-320x180.jpg)
![](https://hidakakonbu.com/wp-content/uploads/2019/03/GUM04_CL04066-320x180.jpg)
![](https://hidakakonbu.com/wp-content/uploads/2019/03/GUM04_CL04070-320x180.jpg)
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