お花見といえば、忘れてならないのが花見弁当ですよね。
気候のいい時に、桜の花の下で食べるお弁当は最高です。
せっかくの花見弁当なので、それらしいものを入れてみませんか?
春やお花見の気分を盛り上げてくれる、花見弁当のレシピと盛り付けをご紹介します!
ポイントは春らしさ!花見らしいお弁当のレシピ5品を提案!
お花見に持って行くお弁当なので、春らしいお弁当がいいですね。
桜をモチーフにしたような、そんなおかずも喜ばれるでしょう。
お花見に持って行きたくなる、そんなお弁当のレシピです。
●お花見稲荷寿司
稲荷寿司といえば、酢飯に甘く煮た油揚げをかぶせるのが一般的ですね。
目先を少し変えて、それを裏返してみませんか?
袋状になった油揚げにご飯を詰めた、中身の見える色鮮やかな稲荷寿司です。
- 稲荷寿司用油揚げ(市販)→少し汁気を絞っておく
- 紅しょうが→みじん切り
- いり卵
- 菜の花→塩ゆでして水気を切り、刻んでおく
- 酢飯→ご飯にすし酢を混ぜ、冷ましておく
- ごま
① 耐熱容器に卵2つを割り入れ、砂糖大さじ2と塩少々を加えて混ぜ合わせる。
これをレンジに入れ、ラップせずに1分30秒加熱するといり卵の完成。
加熱が終わったら、フォークなどでほぐしておく。
② 酢飯に紅しょうが、いり卵、菜の花を加え、混ぜ合わせる。
③ 稲荷寿司用の油揚げを袋状にして(開き口を上にして)、2のご飯を適量詰める。
④ 最後に上から軽くごまを振れば、完成!
このように、あえて油揚げの口を上に向けてご飯を詰めることで、中身が見えて華やかになります。
紅しょうがの塩っ気が酢飯によく合いますが、子供が食べる場合には、カニカマなどを刻んで入れるといいでしょう。
●きんぴらの和風サンドイッチ
きんぴらを余分に作って、サンドイッチに入れてみてはいかがでしょう?
和風のおかずと思いきや、意外とパンにも合うんです!
- きんぴらごぼう→汁気があれば飛ばしておく
- スライスチーズ
- 卵焼き→薄焼きでも厚焼きでもスクランブルでも、お好みで
- マヨネーズ
- サンドイッチ用パン
作り方
材料をサンドイッチ用のパンに挟み、必要なら食べやすくカットする。
パンの内側に、マーガリンかバターを塗っても。
このように、とても簡単に作れます。
和風のおかずであるきんぴらを挟むことで、ぐっと花見用のお弁当らしさが出ます。
使うパンは一般的なサンドイッチ用のパンでもいいですし、イングリッシュマフィンを使うのもアリです。
ホットサンドにしても、美味しいでしょう。
●梅れんこん
れんこんの縁の、穴と穴の間に切り込みを入れると、スライスした時に花型になります。
この花型れんこんを、梅のソースで和えます。
- れんこん→節をいくつかに切り分け、花型の細工をするとやりやすい
- 梅干し→種を除いて叩いておく
- 酢、しょうゆ
- ごま油
- ごま
作り方
① 和えだれを作る。叩いた梅に酢としょうゆ各大さじ2、ごま油大さじ1を加えてよく混ぜておく。
② れんこんはスライスし、少しの間水にさらしておく。1分~1分半茹でたら、ざるに上げて水気を切る。
③ 2をボウルにあけ、1のたれでざっと和える。ごまを振れば完成!
とても簡単なレシピです。
れんこんがなければ、かぶや、旬の菜の花を和えてもいいでしょう。
梅干しは好みですが、大粒なら1つ、小粒なら2~3粒使うといいでしょう。
●ささみロール
食べやすいささみを使って、花見のお弁当にぴったりなおかずを作りましょう。
簡単なので、普段のお弁当にも活躍してくれそうです。
- 鶏ささみ→左右に肉を開き、厚みを均一にしておく
- 明太子(たらこ)、チーズ→明太子はほぐし、チーズはスティック状に切る
- 海苔
- 大葉
作り方
① ささみの上に海苔、大葉、明太子/チーズの順に載せ、巻く。中の具材は明太子でもチーズでも、あるいは両方でもいい。
② フライパンに油を熱し、1の巻き終わりを下にして焼く。焼き色が付いたら蓋をして2~3分蒸し焼きにする。
③ 焼き上がりに、好みでしょうゆを垂らして完成!
中に巻くチーズは、プロセスチーズがいいでしょう。
溶けるチーズも美味しいですが、焼いていると流れ出してしまいます。
スティックチーズだと、切る手間が省けます。
●花見おはぎ
お花見弁当の締めは、花見らしい和菓子でどうでしょう
?
一口で食べられる、春らしいおはぎです。
- もち米→一晩水に浸けておいてから炊く
- 餡→お好みの餡でOK、200g程度あるといい
- 桜の塩漬け→飾りなので、あればでよい
作り方
① 餡と粗熱を取ったもち米は、それぞれ等分にして丸めておく。
一口サイズになるよう、大きさに気を付ける。
② ラップを用意し、まずは餡を丸く広げる。
③ 2の上に丸めたもち米を置き、ラップごと、餡でもち米を包むように丸める。
④ 出来上がりに塩抜きした桜を載せ、完成!
桜の塩漬けはなくてもいいですが、あった方がお花見感がよく出ます。
おはぎに使う餡も、ピンク色の桜餡だとなおよしでしょう。
以上、花見に持って行くお弁当にぴったりな、5品をご紹介しました。
なるべく手間の少ないレシピを選びましたので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
並べて歓声!花見弁当の盛り付けアイデア3選!
頑張って作った花見用のお弁当、どのようにして持って行きますか?
家にあるタッパーに入れてもいいですが、「いかにも花見弁当!」という感じにしたくはないでしょうか?
お弁当レシピの次は、使える盛り付けアイデアをご紹介します!
ついつい真似したくなる、花見のお弁当を目指してみませんか?
●仕出し風のお弁当
丸く大きな容器を使って、まるで仕出し屋さんで買ってきたようなお弁当にしてみませんか?
容器は購入してもいいですし、実際に仕出しを頼んだ時のものを残しておくのも便利です。
仕出し風のお弁当にするポイントは、中心から放射状に盛り付けることです。
中心に何かおかずを置いて、その周囲に別のおかずを並べるとそれらしくなります。
●籠を使ったお弁当
籠やざるを使うと、花見のお弁当らしさがアップします。
四角い籠のお弁当箱があれば、それに詰めるといいでしょう。
丸い竹籠を使うのも、お花見っぽい雰囲気が出ます。
その場合は、別容器にお弁当を詰めていき、現地で再度盛り付けるといいでしょう。
手間は掛かりますが、きっと華やぐはずです。
●紙コップを使って
最近流行っているのが、紙コップを使った盛り付け方法なんです。
大小様々な紙コップに、一人分のおかずを盛り付けていくというやり方です。
見た目にも可愛らしいですし、お弁当を分けやすいというメリットもあるようです。
特に子供が多いと、配りやすくて便利ではないでしょうか。
まとめ
毎年、どこかで花見らしいことをしてはいます。
市販のお弁当を持って行くことはほとんどないので、家でお弁当らしきものを作って持参します。
我が家には小さい子供がおり、手間を掛けられずにお弁当はついつい簡単なものに…。
おにぎりとデザートにフルーツ、冷凍食品の唐揚げなどを入れるくらいです。
ちょっと寂しい、花見のお弁当ですね。
とはいえ、今回ご紹介させていただいたお弁当のレシピは、基本的に手間いらずなものになっています。
私のようなずぼらが言うのも何ですが、挑戦してみる価値はあると思いますよ。
簡単かつ見た目にも華やかなお弁当を持って、家族や友人と花見を楽しんでくださいね!
やっぱり、何だかんだで花より団子だったりするんですよね。
コメント