チューリップは開花時期で種類も名前も違う!品種と長く楽しむ方法

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チューリップといえば、春を代表する花。

チューリップにはとてもたくさんの種類があるのをご存知ですか?

チューリップは開花の時期によってたくさんの品種や種類があるんです。

そして、その種類に見合ったロマンティックな名前が付いているものが多いのです。

色鮮やかで、見た目にも美しいチューリップ。

この記事ではチューリップの種類とその名前について、ご紹介しますね。

実はこんなにあった!知られざるチューリップの種類と名前を大公開!


チューリップは、花が咲く時期によっていくつかの種類に分けることが出来ます。

その種類に触れると共に、そこに属する代表的なチューリップの名前もご紹介していきましょう。

●早生(わせ)の種類

3月下旬から4月中旬にかけて咲く、チューリップの種類の中では開花時期が早めのタイプです。

丈が短めなのが特徴であり、花の咲き方から、「一重早咲き」と「八重早咲き」に分けることが出来ます。

一重早咲きで有名な品種の名前に、「クリスマスドーム」というものが挙げられます。

ピンク色が鮮やかで、万人が思い浮かべるチューリップらしいチューリップです。

八重早咲きを代表するのは、ピンク色の「ピーチブロッサム」や黄色の「モンテカルロ」などという名前のチューリップが挙げられます。

八重咲きは花びらの枚数も多いので、見ごたえのあるチューリップと言えるでしょう。

●中生(なかて)の種類

4月中旬から下旬にかけて咲くのが、この中生という種類に分別されるチューリップです。

この種類に属するチューリップが多いことから、チューリップには春の花というイメージがあるのです。

こちらの種類も、「トライアンフ」と「ダーウィン・ハイブリット」という系統に分かれます。

トライアンフ系はごく一般的な大きさのチューリップで、咲き方もシンプルです。

この種類に入る「ダーウィンスノー」は、ユリを思わせるような純白のチューリップです。

プロミネンス」という名前の付いたチューリップは、太陽を思い浮かべるような赤色です。

一方のダーウィン・ハイブリット系は、サイズが大きめなのが特徴のチューリップです。

濃い赤色が鮮やかな「レッドマタドール」は、スペインの闘牛士をイメージ出来る情熱的な名前を持っています。

オレンジに赤色が滲んだような「オリンピック・フレーム」は、その名前の通り、オリンピックの聖火をイメージさせるような色味です。

●晩生(おくて)の種類

中生の種類の後、4月下旬から5月上旬に咲くのが晩生の種類です。

早生、中生に比べ、晩生の種類は系統が一番多い種類です。

「一重遅咲き」「八重遅咲き」「ユリ咲き」「フリンジ咲き」「ビリディフローラ咲き」「パーロット咲き」「レンブラント」に分けることが出来ます。

これらの種類については、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

一重遅咲き

ここに属する品種の数は少ないものの、名前の知れ渡る有名なチューリップが多い種類です。

シックな黒紫色が特徴の「クイーン・オブ・ナイト」は、その名前に相応しい気品あふれるチューリップと言えるでしょう。

八重遅咲き

早生の八重咲きに比べて、花びらの数が多くなる傾向にあります。

八重遅咲きの有名な品種には、白い「マウントタコマ」やピンク色の「アンジェリケ」などが挙げられます。

ユリ咲き

花びらの先が尖っていて、ユリの花に似たチューリップの種類です。

かつてのチューリップは、主にこのユリ咲きのチューリップだったとも言われています。

ウエストポイント」という名前の黄色いものや、赤色の「メイタイム」などがこのユリ咲きの種類に含まれています。

フリンジ咲き

花びらの縁がフリンジ状、つまり、細かく裂いたようになっているのがフリンジ咲きチューリップの特徴です。

丸みを帯びたイメージの強いチューリップですが、フリンジ咲きのものはまた印象がずいぶんと違ってきます。

ピンク色の「ファンシーフリル」などが、この種類に当てはまります。

その花姿と名前がマッチする、美しいチューリップです。

ビリディフローラ咲き

花びらにグリーンのラインが入る特徴を持っているのが、このビリディフローラ咲きの種類です。

白に緑の縦縞が入った「スプリンググリーン」や、ピンク色に緑が入った「グリーンランド」などが有名な種類です。

かわいいというよりは、爽やかな印象漂うチューリップと言えるでしょう。

パーロット咲き

パーロット咲きに見られる特徴は、花びらの縁に入る荒めのギザギザです。

その特徴のため、時にフリンジ咲きと見分けにくいこともあります。

ホワイトパーロット」は、その名前の通り、まるでオウム(=パーロット)の羽根のような花びらを持っています。

黄色地に赤く絞ったように色が入る「フレミングパーロット」も、有名な品種のひとつです。

レンブラント

斑入りの花ビラを持つ種類が、このレンブラントに当たります。

かつてはウイルスが原因で斑入りのチューリップが出来たので、感染した品種は日本への輸入が禁止されています。

現在では改良が進み、ウイルス持ちでない種類にも、斑入りのものが見られます。

赤と白が混じる「アメリカンフラッグ」は、レンブラントにおける有名品種として挙げることが出来ます。

●原種系の種類

交配する以前の、原種にあたる種類のチューリップです。

花は小さめで、開花時期も早めの種類が多いと言われています。

原種系の系統もそれぞれ、「カウフマニアナ」「フォステリアナ」「クレイギー」「その他」の4つに分類されています。

原種系のチューリップは花こそ小さいですが、チューリップかどうかすぐに分からないほどに個性的な種類が多くあります。

濃いピンク色でスイレンを思わせるような「レッドガム」や、繊細な炎のような花びらを持つ「トゥリパアクミナタ」などが挙げられます。

 

メジャーな花であるチューリップには、実はこんなにも複雑な種類分けがあったのです。

チューリップを見かけたらその名前を覚えておいて、どの種類に入るのかを探しても面白いでしょう。


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春を待ちわびて!チューリップの切り花を長く楽しむ5つのコツとは!?


チューリップは春に咲く花ですが、切り花として出回るのは12月~3月が多いと言われています。

これからやって来る春に思いを寄せて、一足先にチューリップの切り花で春を楽しんでみませんか?

鉢植えなどに比べ、切り花は持ちがよくありません

切り花のチューリップを出来るだけ長持ちさせるには、どんなコツがあるのでしょうか。

●買うなら花が咲く前のチューリップを!

お店では、どんな状態のチューリップを買うといいのでしょう?

イベントなどですぐに飾っておしまいにする場合は咲いているものでいいのですが、長く楽しみたいなら蕾のものを選びましょう。

花が開く過程も楽しめますし、咲いた後も数日は持ちます。

まだかなり固いと思われる蕾も、扱いを間違えなければ上手に咲かせることが出来るでしょう。

●水に浸かる葉は捨てる!

チューリップの切り花を花瓶に生ける時、そのままだと水に浸かってしまう葉が出てきます。

下の方にある葉は、水に浸かるようなら取り除いてしまいましょう。

チューリップの葉が水に浸かった状態だと、水が腐りやすくなってしまうのです。

腐った水では、切り花を長持ちさせることは出来ません。

●花瓶は清潔に!

チューリップを生ける花瓶は、清潔なものを使いましょう。

前に生けた花や水が残っている場合には、きれいに洗って水気を拭きとるといいでしょう。

花瓶を清潔にすることで、チューリップをだめにする雑菌を限りなく減らすことが出来ます

●茎をカットする!

チューリップの切り花は、生ける前に茎の端5mmくらいを斜めにカットしておきましょう。

こうすることで、チューリップが水を吸いやすくなり、切り花でも長持ちしやすくなります

●花瓶の水は浅めで!

チューリップを入れる花瓶の水は、少なめで構いません。

たくさんの水に茎が触れてしまうと、茎から腐って折れてしまう可能性もあるのです。

花瓶に入れる水も、冷水の方が好ましいです。

冷たい水を入れると、チューリップの切り花がしゃきっとしますよ。

ただし、チューリップは水をたくさん吸う植物です。

浅めの水を切らさないように、よく観察しましょう。

まとめ


チューリップと言えば、幼稚園児でも育てられる簡単な花というイメージがありました。

実際チューリップという植物は、簡単で強いタイプだとは思います。

チューリップは可愛らしいけど、何となく子どもっぽい感じ。

それはごく一般的なチューリップの印象だということが、分かっていただけたのではないでしょうか。

色も様々あり、単色でなく複数の色が絶妙に混ざり合ったような種類もあります。

黒と紫の間のような色のチューリップは、かなり大人の雰囲気が漂います。

種類によっては、花姿がまるでチューリップらしくない品種も数多くあるのです。

特に原種系のチューリップは、言われないとチューリップとは気付かない可能性もあります。

春を彩る、チューリップの花。

今年の春は、いつもと違った目で見るのも楽しいですね。

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