クリスマスにチキンをなぜ食べるの?KFCが元祖だった!!

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クリスマスの季節が近づきます。

今年はどんなクリスマスにしようかと悩んでいませんか?

クリスマスケーキを用意しようか、ローストチキンを準備しようか?

でもなぜクリスマスケーキだったり、ローストチキンだったりするのでしょうか?

 

日本のクリスマスに行われる行事や料理は、企業の宣伝であったり、セールス・プロモーションが広く周知されて一般的になったのです。

 

クリスマスに楽しみが増えるのは、とても良いことですよね。

ちょっと調べてみましたので、最後まで読んでクリスマスの準備に活かして下さい。

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クリスマスの行事はどのように始まったのでしょうか?

クリスマスに行う定番のものには、クリスマスツリーを飾り、若い人たちはクリスマスパーティを開き、クリスマスケーキやフライドチキンを食べて、楽しい一夜を過ごします。

これらの日本での始まりを調べてみました。

まず、不二家の歴史によりますと、明治の終わりごろ不二家の前身の洋菓子店が創業と同時にクリスマスケーキを発売したのが始まりです。

 

また、同じく明治の終わりごろ、東京の銀座にあった明治屋がクリスマスツリーを飾ったことから、日本にクリスマスツリーが広まったと朝日新聞は報じていました。

 

大正の中頃、帝国ホテルクリスマスパーティを開いたのが、その始まりと言われています。

 

最後にチキンを食べる習慣は1970年ごろ、ケンタッキー・フライド・チキンが「クリスマスにチキンを!」と宣伝したのが始まりです。アメリカでは七面鳥ですが、日本では流通性がないということで、代わりにチキンを売り出した次第です。

 

それぞれの元祖が次のようになるんですね。

クリスマスケーキ・・・・・不二家

クリスマスツリー・・・・・明治屋

クリスマスパーティー・・・帝国ホテル

チキンを食べる習慣・・・・ケンタッキーフライドチキン


チキンに意味はあるのでしょうか?

 

おめでたいときにはおめでたいものを食べるというのが日本の習わしです。

代表的なものが「おせち」です。

そこにはおめでたい食材ばかりが並んでいます。

 

チキンを食べる習慣は1970代からですから、非常に新しい習慣です。

果たしてこのチキンにおめでたい意味付けができるのでしょうか。

 

マイナスイメージ?

鶏にまつわる言葉に思いを巡らせてみましたが、おめでたい、という意味のものは勉強不足の私には思い浮かびません。

 

逆に、以下のような言葉を思い浮かべます。

 

「ニワトリは3歩けば忘れる」と言われるように、ニワトリは忘れっぽいたとえに使われます。

「鶏口となるも、牛後となるなかれ」の諺にあるように、ニワトリは小さいもののたとえです。

「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」はつまらないことしかできない人のことを意味します。

チキン。英語の世界のスラングでは臆病者、弱虫を意味します。日本でも最近は使われているようです。

 

ニワトリ、チキンには日本人もアメリカ人もあまりいい印象を持っていないようですね。

 

あえて「なぜ」と問えば

こうして眺めてみますと、日本のクリスマスに行われる行事や料理は、企業の宣伝であったり、セールス・プロモーションであったりしたわけです。

 

クリスマスがそもそも日本の行事ではない上に、日本KFCも当時外資系企業ですから、日本の行事と食べものについての関係に関心はなかったようですね。

 

多くの日本人はクリスマスを宗教的な意味で祝うわけではありません。若いカップルや小さいお子さんがいる家族が楽しむためのものです。歴史や背景にこだわる行事ではありませんね。

 

クリスマスに何を食べるかは世界各国でさまざまです。気候風土が違うわけですから、そこで収穫される食べ物もさまざまです。ですからお祭りに何をご馳走するかは地域それぞれであって当然です。日本人にとって卵と鶏肉は古くからなじみのある食べ物だったというところですね。

 

まとめ

クリスマスにチキンを食べるのはなぜでしょうかと考えてみました。

いかがでしたでしょうか。

 

お祭りにはそれぞれの地域のその時期に採れるものを食べるのが本来です。

クリスマスにチキンを食べなければならないというものではなさそうです。

 

クリスマスを盛大に楽しむという人は、いちばん好きなご馳走を食べましょう。

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