中学生になると、思春期でもあり、親に対する反抗が酷くなったりしますよね。
衝突してしまうこともしばしばあると思います。
そんな我が子に、どう接したらいいのかわからない…なんて人も多いと思います。
反抗的な態度しかとらない我が子にイライラしてしまう気持ちもわかります。
しかし、そんな我が子にイライラして怒るのは逆効果になってしまいますよ。
そんな時には、少し距離を置いて見守ってあげましょう!!
自分の意見を押し付けたり、反抗的な態度をとる我が子を頭ごなしに怒ったりしても
余計に反抗されてしまうだけです。
たまに子供から何か話をしてきた時などに、気の効いたことを言ってあげなきゃ!!
なんてことも思う必要はありません。
この記事では、反抗の理由を知ってより良い関わりをすることを提案します!
反抗する我が子も成長している証!!でも、なぜ反抗するの??
茶道や武道などにおける【守破離(しゅはり)】という言葉をご存知ですか??
これは、師弟関係のあり方の1つなんですが、育児にも当てはまるんです。
武道などであれば、師匠から教わる基本を忠実に【守る】ことから始まります。
その後、自分なりにより良くなるよう考えて、工夫などをすることにより、型を【破る】。
そして、自分が追及したものを確立し、最終的に師匠から【離れる】。
この流れ、育児にも当てはまることに気づきましたか??
子供は、幼い頃は、自分で判断することが出来ないために、親に【守られる】。
そして、思春期に入る頃の子供は、親に依存することから自立しようと反抗期し、自分なりに考え、親に言われるがままの型を【破る】。
最終的には、自立して親から【離れる】。
思春期の子供が心配する親に反抗するのは、自立への過程なんです。
親のことをうっとうしく感じ、反抗的な態度をとるのは、子供が自立しようとしている証拠です。
そのため、反抗そのものを完全に否定してしまうと良い影響はなにもありません。
子供にとって、ごく自然な成長過程を否定することになってしまいます。
友達の子は、我が家によく泊まりに来てくれるんですが、泊まりに来るときは、悩みがあったりするときで、ありがたいことに私を姉のように思ってくれているため、友達関係の相談、親の愚痴をこぼすので、私自身、これからの育児の勉強をするつもりで聞いています。
その時、その子がよく言っているのが「ママは、私がやることを否定して怒るばかりで、少しも信用してくれていない。」ということです。
この言葉でわかるかもしれませんが、子供からしたら、1人の人間として親から認めてほしい。そんな気持ちが強いのかもしれません。
反抗期の子供と、どう関わったらいいの??
思春期・反抗期の子供は、思っている以上にデリケートですし、親の思うようにはいきませんよね。
そんな子供に対して、
・挨拶は必ずする
・ありがとうをきちんと言う
・意見を押し付けない
を守って接してみてください(^-^)
子供に無視されても、「おはよう」「おかえり」等の挨拶は、してあげて下さい。
そして、たまに何かをしてくれたりした時は、必ず「ありがとう」と言ってあげて下さい。
時には、子供から何か相談されたりすることもあるかもしれません。
そんな時には、「こうしなさい!!」と意見を押し付けたり、変に気の効いたアドバイスをしようとしなくていいんです。
子供の言うことをしっかり聞いてあげて、あくまでも、親の意見として、
「こう思うけど、どうかな??」というような感じで、子供に考えさせる形にしてあげてください。
まとめ
反抗期の子供に対して、イライラしてしまう気持ちもわかります。
また、親だからこそ「こうであって欲しい」「もっとこう出来るはず」などと期待を込めて、あれこれ口出ししたり手出ししたくなりすよね。
でも、その気持ちをグッと抑え、少し距離を置いて見守ってあげて下さい。
そして、あまりに道を外れそうになったときには、短く簡潔な言葉をかけて引き戻してあげてくださいね。
子供にとって、自立をしようとはしていても、まだまだ親は必要な存在です。
この記事を書いていてふと思ったのです。
夫婦の関係も似たような場合が多いですよね!相手に対してイライラしたり、あれこれ口出ししたり・・・
その気持をグッと押さえて、少し距離を置いて見守るのは子どもに対してよりも、自分の夫や妻に対しての方が難しかったりもしますよね。
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