たけのこ長期保存に砂糖がオススメなんです!納得の理由が‼

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春の味覚といえば、たけのこですよね!

水煮を買えば、1年中いつでも食べられますが、やはり旬の時期、新鮮なたけのこの味は格別です!

限られた期間なだけに、沢山味わいたいですよね。

でも、たけのこはとても足の早い食べ物です!

生のまま置いておくとえぐみが出てきてしまうし、あく抜きして冷蔵保存しても、4~5日で食べきる必要があります。

たけのこを沢山食べたいのに、毎回少しずつ買って来て、その都度下処理しなくてはならないのは、面倒ですよね。

一度に沢山処理して、長期保存出来たらいいのに…と思ってしまいます。

でも実は、たけのこは長期保存出来るんですよ!

あく抜きしたたけのこにひと工夫して冷凍すると、なんと、最長1年も保存出来るんです!

その工夫とは…なんと砂糖を使うことなんです!

たけのこに砂糖をまぶして冷凍保存することで、長期保存が出来るんですよ!

それでは具体的な方法を説明していきましょう!

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とっても簡単!砂糖を使った長期保存方法


たけのこを冷凍したり、まして冷凍なんてしてしまったら、確かに長期保存は出来るかも知れないけど、味が落ちてしまいそう…と思ってしまうかも知れませんが、実は逆なんです!

砂糖の力によって、解凍後もたけのこのシャキシャキ感が失われず、解凍後にスがはいったりせず、ジューシーな食感を楽しめるんです!

方法も、特別な事は何もありません。

通常通りあく抜きをしたたけのこに、砂糖をまぶすだけ!

たけのこのあく抜き方法

まずたけのこは外皮をよく洗い、穂先を5センチほど切り落としたあと、さらに縦に切り込みを入れて、熱が入りやすくします。

次に、たけのこが完全に浸かる量の水を鍋に張り、米ぬかをひとつかみと、鷹の爪を1~2本入れて、鍋を火にかけます!

沸騰したら、グツグツ言っている状態をキープしたまま、1時間ほど煮続けて下さい!

太い所に竹串がすっと通れば、茹でる作業は完了です。

火を止めて、たけのこを茹で汁に漬けたままの状態で冷まします。

完全に冷めたら皮を剥ぎ、水洗いしてから水につけておきましょう。

あく抜きについてはこちらで詳しく!

 

ここまで出来たら、いよいよ冷凍保存の準備です!

まず、たけのこを薄切りにカットして、水をよく切ります。

ここに砂糖をまぶします!

だいたい、たけのこ300グラムに対して砂糖大さじ1が目安。

全体の量にあわせて調整して下さいね。

このたけのこをジッパー袋に入れて、しっかり密封します。

この時、中の空気を抜くことがとても重要なので、空気を押し出すようにして閉じて下さいね。

裏技として、ジッパーを残り1センチくらいまで閉じた後、隙間からストローを入れて中の空気を吸いだすとうまくいきますよ!

 

しっかり密封したら、冷凍庫に入れて保存して下さい!

最長1年、おいしく食べることが出来ますよ!

でもどうして砂糖を使うの?


でも、どうして砂糖をまぶしただけで、長期保存出来たり、食感が保たれたりするのでしょう?

そもそも砂糖には、保存機能があって、例えばジャムは果物を砂糖漬けにすることで長持ちさせています。

これは、なんとなくわかりますよね!

でも、たけのこのシャキシャキ感を維持出来るのは不思議ではないですか?

そもそも冷凍すると、食材の細胞が破壊されるので、解凍する時に水分が外に流れ出てしまいます。

水分を失った食材は、食感や歯ごたえがなくなり、うまみや栄養素が流れてしまいます。

ですから一般的に、冷凍した食材はおいしくないと言われているんですね!

ですが砂糖には、水分が蒸発するのを防ぐ作用があるんです!

冷凍する時に、たけのこから水分が抜けだそうとしても、水分を逃さずにキャッチしてくれるんです!

このような理由で、たけのこから水分が流れ出ることもなく、うまみも栄養素もキープした状態で冷凍することが出来るんです!

これで、たけのこのシャキシャキ感やおいしさを維持出来るというわけなんですね!

まとめ


砂糖を使うことで、旬のたけのこをおいしい状態で長期保存出来ることがわかりました!

この方法を使って、ぜひ今年はたけのこを沢山楽しんで下さいね!

通常の保存方法についてはこちら!

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