春の味覚のたけのこ。
年間を通して、水煮のたけのこは簡単に手に入りますが、皮付きのたけのこを自宅で茹でたものは、やっぱり別格のおいしさですよね!
でも、たけのこってちょっと大きい…
とりあえず冷蔵庫に入れておけば大丈夫なのかな?
そんな風に悩んでしまうのではないでしょうか?
実は、たけのこはとっても足が早い野菜なんです!
絶対に、皮付きで生のまま冷蔵保存してはいけません!
何はさておき、まずは全て茹でてしまいましょう!
その上で、茹でたたけのこを冷蔵保存する場合は、出来れば5日、長くても1週間で食べきることが必要です!
それでは、具体的に説明していきましょう!
とにかく、まずは、茹でてしまおう!
たけのこは、土から掘り起こされた野菜ですし、固い皮があるので、冷暗所にしばらく置いておいても大丈夫な感じがしますよね?
たけのこはとっても足が早く、収穫と同時に、酵素の働きによって、えぐみがどんどん出てきてしまうんです!
えぐみが出来てしまうと、料理をしたときに苦みが強く、とても食べられない味になってしまいます。
ですから、皮付きのたけのこは、1本全てをすぐに食べきる予定がなくても、迷わずに全部茹でてしまいましょう!
茹でることで、熱が酵素の働きを抑えることが出来るので、えぐみを抑えることが出来るんですよ!
ゆでるときのポイント
茹でる時には、米ぬかを入れることも重要です!
下茹でしたたけのこは、鍋の中でそのままゆっくりと冷ましてから、皮をむいてきれいに水洗いをして下さい!
そして、タッパーやボウルなど、たけのこが全部浸かるくらいの深い入れ物に水を入れて、その中にたけのこを入れて保存しましょう!
雑菌が入らないように、蓋やラップを必ずして下さいね!
ここで大切なことは、保存期間中は水を毎日取り換えるということ!
実は、たけのこは茹でてからもアクを出し続けるんです!
アクの出た水の中にたけのこを入れっぱなしにしてしまうと、たけのこに嫌な味が戻ってしまいますし、腐敗する原因にもなります!
いつもきれいで新鮮な水につけておくことを心がけて下さい!
水を替えるのをうっかり忘れそうなんだけど…?
茹でたけのこを冷蔵庫で保存出来るのはわかったけど、毎日忙しいし、水替えをうっかり忘れてしまいそう…
そんな風に思ってしまうかも知れませんね!
その場合は、たけのこを塩水に漬けることも出来ますよ!
ボウルやタッパーに、濃い塩水を作って、その中にたけのこを入れておくだけです!
味見をして、かなり塩辛いと感じるくらいの分量が目安です!
この方法だと、1か月程度、水を替えずに保存することが出来るんです!
でも一つ問題があります!
保存のために、濃い塩水につけているわけですから、たけのこにかなり塩味が付いてしまうんです!
そのままではとても食べられませんし、体にも良くないので、使う前には塩抜きを必ず行って下さい!
塩抜きは、ボウルに真水を張って、30分ほどたけのこを漬けて置くと良いでしょう!
これで、水を変えなくてもたけのこを冷蔵保存することが出来ます!
まとめ
なかなか食べきれず、持て余してしまうこともあるたけのこですが、冷蔵庫で保存出来ることがわかりました!
ですが、保存期間が延びるほどやはり風味はどんどん損なわれていきます。
出来るだけ、早めに調理して食べることをお勧めします!
調理の際にはきちんと加熱してから召し上がって下さいね!
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