「香り」はイイものです。
そして、イイものは人にもすすめたくなるのです。無条件に。
自分が一番しんどい時に、助けてくれたものだからなおさらです。
その「香りの世界」をご紹介させてくださいね。
自分とお香の出会い
もう10年近く前のことです。
自分が中間管理職になり、上司からも部下からもプレッシャーがかかって毎日へとへとになりながらもバカ正直に働いて、心も体も折れそうになりかけの時期がありました。
そんな自分を見るに見かねたある方が、北国出身の自分に「せっかく京都に来たのだから、京都の良いものを紹介する」といってプレゼントしてくれたのが、お香でした。
これが自分と「香りの世界」との出会いでした。
疲れ切った体は、白檀のやさしい香りに包まれると安らいだ気持ちになりました。
香りは「人を癒やす」効果があるのです。
その甲斐があって、仕事でもメンタルでも前向きに取り組むことが少しずつできるようになったのです。
「香り」はイイものです。
そして、イイものは人にもすすめたくなるのです。無条件に。
自分が一番しんどい時に、助けてくれたものだからなおさらです。
その「香りの世界」をご紹介させてくださいね。
「願い」はよい出会いをあなたにも
人は、ここぞという大切な時に「ゲンを担ぐ」といった、なにかのルーチンワークをしますよね。
例えばラグビーの次郎丸選手がボールを蹴る前にするあのポーズ。
集中やリラックスをしているようです。
あなたにとって、ひとつの動作が終わったときや、何かをはじめる前におすすめしたいのが「お香」なのです。
仏前などで、ゆかりのあった大切な方に対する時には、お供えやお線香を手向けますよね。
ひとつひとつの動作には、大切な方へ「こころを向ける」という意味があるのです。
昔の人も同じように、こころを大切にしていたのですね。
「お香」にはこころを落ち着けたり、整えたりするという効果があるのです。
そのような効果をお伝えします。
お香の効果は限りなく広い
お香を用いることによる効果はたくさんあります
ほのかな香りで気分転換ができるのはあなたもご存知でしょう。
フィジカルな面も、メンタルの面もリフレッシュができるのです。
こころが切り替わる、と言う方が合っているかもです。
また、ストレス解消にも効果的です。
さらに部屋の消臭効果もあります。種類によっては防虫効果もあるのです。
特にあなたにお伝えしたいのは、「安心感」というか「安らぎ」を得ることができるということです。
いつも裏切らないで、「凛」とした存在でもあります。
このような限りない効果をもたらす「お香」を、是非あなたにおすすめしたいのです。
「お香」とはどのようなものか紹介します
お香について
香(こう)とは、本来、天然香木(こうぼく)の香りを指します。
代表的なものは次の3つです。
★ 伽羅(きゃらん)
★ 沈香(じんこう)
★ 白檀(びゃくだん)
仏教の発祥地であるインドは、多くの香木の産地で、加えて酷暑の気候による悪臭を防ぐために、香は重要な役割を果たしています。
仏教では、香を焚くと不浄を払い心識を清浄にするとされ、仏前で香を焚き、花や灯明とともに仏前に供することを供養の基本としている(「香華を手向ける」という言葉がある)のです。
また仏像、仏具の材料として香木を用いる事も多く、経典の中にも香についての記述は多いのです。お香は仏教と深い関わりがある他に、多くの宗教でも用いられているのです。
まとめ
以上に見てきたように、お香は私たちの生活に深く関わってきたものなのです。
伝統のあるものにはしっかりと歴史に裏付けされた理由があるのですね。
このような素晴らしいものは、次の世代へ伝えていきたいのです。
具体的なものについて、次回よりお伝えします。
最初に「お香」の良さについて、少しでもお伝えできればと願っています。
この記事は、京都 香老舗 松栄堂さんのサイト、パンフレットを参考にしました。
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