カーネーションといえば、赤やピンクがおなじみですね。
手頃な贈り物として、母の日のプレゼントにする方も多いかと思います。
カーネーションには、実は色別に花言葉があるのはご存知でしょうか?
中にはあまりいい意味を持っていない場合もありますので、注意が必要です。
今回は、カーネーションの色別の花言葉をご紹介します。
母の日の参考にしてみてくださいね。
カーネーションの花言葉を色別で見てみよう!好きな色でも要注意!?
まず、カーネーション全体としての花言葉を見てみましょう。
カーネーションには、「無垢で深い愛」や「感動」といった花言葉があります。
では、色別に見るとどうでしょうか。
●赤色
赤色は、ザ・カーネーションという気がしますね。
赤いカーネーションの花言葉は、ずばり「母への愛」!
カーネーションは2月~5月に咲く花で母の日の贈り物にも選ばれていますが、その花言葉もぴったりですね。
ひとくちに赤といっても、カラーバリエーションは豊富です。
鮮やかな赤色から、渋いワインレッドまで。
しかし、深みのある赤の花言葉は「欲望」や「悲しみ」のニュアンスが入ってくるのでご注意を!
●ピンク色
こちらも定番の色ですね。
ピンクのカーネーションには、「女性の愛」「美しい仕草」「温かい心」といった花言葉があります。
赤に比べて、ピンクには優しい雰囲気がありますね。
●白色
白いカーネーションは赤色と対称なせいか、雰囲気がずいぶん変わりますね。
花言葉は、「純粋な愛」「私の愛は生きている」など。
白には、やはり澄んだイメージがあるようです。
その反面、白いカーネーションは亡くなった母へ贈るものともされています。
個人的な好みでもない限り、避けたほうが無難な花色かもしれません。
●黄色
黄色も、その柔らかな花色が魅力的ですね。
しかし、 黄色のカーネーションは注意が必要です 。
その花言葉は、「軽蔑」や「嫉妬」なのです…。
白いカーネーションと同様、こちらも敢えて贈るものではないような気がしますね。
●紫色
大人の女性の雰囲気が漂う、紫のカーネーション。
花言葉は、「誇り」や「気品」です。
ピンクが可愛いお母さんへのプレゼントなら、紫はクールビューティーなお母さんへの贈り物でしょうか。
淡い花色のブーケに、差し色で加えても素敵ですね。
●青色
青いカーネーションは、遺伝子組み換えで作られたものと、白い花に着色したものとがあるようです。
そんな青いカーネーションにも、花言葉はあります。
花言葉は、「永遠の幸福」だとか。
●オレンジ色
カーネーションは母の日というイメージがありますが、オレンジ色はちょっとニュアンスが違います。
オレンジ色のカーネーションの花言葉は「(相手への)熱愛」だそうです。
母親に対してというよりは、どちらかといえばパートナー向きの花色のようです。
もちろん、お母さんが大好き!という気持ちを最大限に表現することもできると思いますよ。
カーネーションという一つの花に、色別でそれぞれの花言葉があるのは驚きですね。
せっかくなら相手の好きな色を贈りたいですが、中には避けたほうがいい花言葉もあるので要注意ですね。
海外ではちょっと違う!?カーネーションの色別の花言葉・海外編
海外では、その花言葉は微妙に違っていたりします。
日本の花言葉と異なるものを中心に、いくつかご紹介しましょう。
●赤色
赤色のカーネーションの花言葉は、基本的には日本と同じです。
しかし海外では、「熱烈な愛情」や「会いたくてたまらない」など、より情熱的な花言葉になっております。
●白色
日本では、故人に贈る印象のある白いカーネーションですが、海外では単に純粋さを表す花として扱われています。
●紫色
紫色のカーネーションは、日本では高貴なイメージの花でしたね。
一方海外では、「気まぐれ」や「移り気」といった、奔放なイメージに。
このように、同じ花であっても、日本と海外ではすいぶん見方が違うようですね。
最近では、国際結婚も珍しいものではありませんね。
相手のお母さんにカーネーションを贈るときは、海外での花言葉を参考にしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、カーネーションの色別の花言葉についてご紹介させていただきました。
参考になったでしょうか。
贈る相手が好きな花色であっても、いい花言葉でないとためらってしまいますよね。
花言葉を重視するのか、相手の好みを重視するのかは悩みどころです。
日本の花を知らない外国人の恋人から、仏花をプレゼントされたという話をきいたことはありませんか。
仏花は日本では墓前か仏壇にのみ供える花であり、誰かにプレゼントするような花ではありません。
「こんなものをプレゼントするなんて!」とそこで関係が終わってしまうこともあるでしょう。
あるいは、選択はよくなかったけれど、その気持ちが嬉しいと感じる場合もあると思います。
贈り物をするという行為は、相手に物品を与えるということだけではないと思うのです。
そこに気持ちが入ってこそ、その「物」は「贈り物」になると思いませんか。
とはいえ、せっかくカーネーションの色別の花言葉を知っていただけたのです。
花言葉にも注意して、そこにあなたの気持ちを込めて贈れば、カーネーションは本当に素敵な贈り物になるに違いありませんね。