柚子って何にいいの!?
捨てるところなんて全くない万能フルーツの栄養と効能があるんです!
柚子は爽やかな香りと酸味で料理の引き立て役ってイメージがありますよね?
寒くなってくると店頭に並べられる柚子ですが、何にいいの?と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、健康増進や美容面にも良いといわれる柚子の栄養と効能について紹介します!
柚子の栄養
1. 果肉(汁)
クエン酸・リンゴ酸・ビタミンCが豊富
クエン酸はみかんの3倍!
・クエン酸…柑橘類の果実に多く含まれる有機物
・リンゴ酸…有機酸の一つでクエン酸サイクルを活発にする
・ビタミンC…水溶性ビタミンの一つで、強い還元作用があり、体内の酸化還元作用に関与する
2. 種
リモノイドが豊富
リモノイド…柑橘系に含まれる苦味成分で抗がん作用、抗アレルギー作用がある
3. 皮のヌルヌル
ペクチンが豊富
ペクチン…酸性多糖類で砂糖や酸を加えるとゼリー状になる
4. 皮の外側
リモネン(精油成分)とベータカロチンが豊富
・リモネン…柑橘類の果皮に含まれ、抗菌作用、免疫力の強化、リラックス効果、快眠促進効果などがある
5. 果皮
ビタミンC、カルシウム、カリウムが豊富
ビタミンCはレモンの2倍、ミカンの5倍!
・カルシウム…骨や歯の形成、たんぱく質の代謝、ホルモンの分泌、血液の凝固、神経や筋肉の興奮の調節などに関与
・カリウム…ナトリウムとともに細胞内外の物質交換や水分調節を行う。血圧上昇の抑制、筋肉の収縮の円滑化にも関与
柚子の効能
1. 抗酸化作用
ビタミンCの効能として、抗酸化作用が期待できます。
体内の組織を老化から守り、ガンや心臓病、脳卒中などの様々な恐ろしい病気も予防してくれます。
ビタミンCには他にも、貧血や食欲不振の予防も期待できます。
2. 疲労回復・整腸作用
クエン酸・リンゴ酸・ペクチンによる効能です。
・クエン・酸リンゴ酸は疲労の原因物質である乳酸を分解する働きがあるため疲労回復する効果があります。
また、胃液の分泌を促進してくれるため、胸焼けや胃痛を解消してくれる効果もあります。
・ペクチンは水溶性の食物繊維で、便秘・下痢などの腸トラブルの解消する効果もあります。
また、クエン酸とビタミンCは消化吸収を助け、善玉菌を増やすので整腸効果は抜群です。
3. 血行の改善
リモネンという香り成成分は血行を良くし身体を温める効能があります。また抗酸化作用の手助けもしてくれます。
4. 美白効果
豊富なビタミンCによる効能です。
5. 皮膚の保水効果
アミノ酸の効能です。アミノ酸の種類としては、セリン(皮膚の保水に役立つ成分)・アスパラギン(身体の不要な物質の排出を促進する)・ヒスチジン(紫外線から身体を守る)などが特に多いです。
6. 老化防止
ヘスペリジンという栄養素も含まれており、毛細血管を丈夫にして病気の予防、老化防止にも効能を発揮します。
7. 骨を丈夫にする
有機酸であるクエン酸にはカルシウムの吸収を助ける働きもあります。
8. 風邪予防
皮に含まれているリモネンにはベータカロテンが豊富です。
ベータカロテンは体内でビタミンAに変わり風邪予防になります。
まとめ
柚子には本当に栄養満点フルーツだということが分かりましたね。
どこも捨てるところのない柚子は、丸ごと食べれる柚子ジャムやマーマレード、皮を使った料理に使ってみるのもいいですね!
合わせて読みたい記事はこちら!
コメント