痛風で尿酸値が高いと言われた!
そんなあなたはメタボリックシンドロームですよね?
痛風患者の37%がメタボリックシンドロームなのです。
痛風は本当に面倒ですよね。
今回は尿酸値が下がらないあなたのために!
高尿酸血症の原因と対策についてご紹介します!
ここでスッキリ解放されましょう!
痛風はからだ全体にかかわる病気です
足指の激痛発作は痛風の部分的な側面でしかない
激痛発作は、痛風の症状中の一部でしかないのです。
痛風は『尿酸』がからだの中に異常にたまる、からだ全体の病気なのです。
尿酸がからだの中に異常に蓄積されている状態が何年も続くと危険です。
こうなると、尿酸はからだの中で沈着して結晶化します。そうするとあちこちでからだの機能が正常に働かなくなるのです。
尿酸が関節に蓄積されると激痛発作が起こります。
尿酸が腎臓に蓄積すると、腎障害になります。
激痛発作がおさまると、何事もなかったかのうように感じるので、このまま放っておくと大変危険なのです。放置している間に内蔵もむしばまれていくのが痛風の恐ろしさなのです。
痛風は治りにくいけれどコントロール可能です
尿酸量のコントロールで症状の予防
痛風の激痛発作や腎臓の障害も、尿酸の異常な蓄積が原因の症状なのです。
この尿酸をからだの中で正常な状態で維持できると、激痛発作も他の症状も予防することができるのです。
でも実際は、激痛発作が起きるほどに尿酸が蓄積されている状態から尿酸を取り除くのは、生活習慣や食生活の改善だけの対策としては無理なのです。
投薬治療によるコントロール
ここでもうひとつの対策として、薬の力が必要になるのです。
具体的には、尿酸値を下げるための投薬が必要なのです。
・からだの中で尿酸を出来にくくする薬
・尿の中へ尿酸を追い出しやすくする薬
専門のドクターを探そう
長期間に渡る病気との付き合いですから、よいドクターと出会って、よい治療を受けたいですよね。
こちらのサイトも参考になるでしょう。
痛風の治療は3段階
第1段階 対症療法
痛風発作を抑える対症療法
発作は関節炎によるものなので、消炎鎮痛剤が用いられます。
尿酸値を下げるための薬は、発作が治まってからの服用になります。
第2段階 原因療法
尿酸値をさげるための原因療法
激痛発作が治まることで痛風が治ったことにはなりません。
発作の原因の尿酸値を正常値の範囲で維持させなければ発作が再発します。また腎臓の障害や合併症も出てくる可能性があります。
投薬治療による尿酸のコントロールが必要です。
第3段階 健康管理
痛風を発症する人に共通しているのが、合併症の発症が多く見られることです。
肥満や高血圧、脂質異常などを合併するケースが多く、特にメタボリックシンドロームとして動脈硬化が進みやすい体質になるのです。
実際に、薬物療法だけではこういった合併症は防げないのです。体重制限のようなセルフケアに加えて、血圧を下げる薬や脂質異常の薬を用いて合併症の予防が必要なのです。
セルフケアで大切な5大ポイント
メタボ対策
尿酸値は、体重が急に増えると上がります。
反対に、体重が減ると下がるので、腹八分目を目標に。
食べ過ぎにも要注意です。カロリーにも気をつけたいですね。
アルコール対策
アルコールは種類に関係なく尿酸値を上げるのです。
特に、ビールはプリン体が多く含まれていて、尿酸値を上げます。
飲み過ぎは激痛への近道です。
水分補給
尿酸は腎臓から尿の中へ捨てられるのです。そのため、水分補給を多くすればするほど尿酸も尿の中へ出ていくのです。
こまめな水分補給とおしっこの量を増やしたいのです。
適度な運動
おすすめは、有酸素運動です。これは尿酸値を上げません。メタボや高血圧にも効果的とされています。具体的には20分間の早歩きや軽いジョギングなどの軽度の運動です。
運動不足の人が急に激しい運動をすると無酸素運動になり、体内の酸素が不足して尿酸値が一気に上るので、このような無酸素運動は避けましょう。
ストレス対策
痛風を発症する人の最近の傾向は次のようです。
この反面、ストレスも溜まる傾向が見られるそうです。
まとめ
どの体調不良な場合でも言えるのですが、生活習慣の改善とストレスを溜めないこと。そして腹八分目。
そんな時に限って、食べたくなったり飲みたくなったりしませんか?
定期的な運動の習慣や休肝日を設けることは、繰り返すことで生活パターンが出来てくるので、最初はキツイですが、慣れると大丈夫になりますよ。
お世話になった方々や親だけでなく、自分に対しても元気でいられるように気を使ってもいいですよね。
自分も朝晩「ザイロリック」を服用しています。かれこれ10年以上も続けています。これからもずっと飲み続けなければなりません。
健康で、長く、少しずつ飲み続けたいですよね。あ、麦酒の方です!
この記事は次のサイトを参考にしました。
参考:日本整形外科学会
参考:日本生活習慣病予防協会
参考:日本痛風・核酸代謝学会
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