気になる痛風!メタボな方は要注意!
いつ激痛が出てくるか心配ですよね。
痛風は身体の中の尿酸が原因なのです。
痛風の突然現れる激痛は本当に味わいたくないですよね。
今回は、痛風が治らないあなたのために!
痛風の原因と対策についてご紹介します。
賢い対策で、あの痛みとサヨナラしましょう。
痛風
体質や遺伝、生活習慣や食習慣などによって、ある日突然に関節がとんでもない激痛に襲われるです。このような症状は痛風発作と呼ばれ、典型的に痛風の初期段階に現れる症状なのです。
この症状を放っておくと、やがて腎臓に影響が及んだり、他の合併症を引き起こすことがあるのです。
高尿酸血症が原因
高尿酸血症
痛風の原因は、尿酸が身体の中に蓄積することなのです。
普通、痛風発作が発生する場合には『高尿酸血症』という状態が現れます。
性・年齢を問わず、血中の尿酸溶解濃度である7.0mg/dLを正常上限とし、これを超えるものを高尿酸血症と定義する。
血清尿酸値
尿酸値と同じ意味で使われます。一般に「メタボ診断」と言われる「特定健康診断・特定保健指導」の検査項目にも入っています。血液中の尿酸を数値で表したものです。
激痛の発作
痛風は「ちょっとの風が当たっても痛い」と言われるほどの痛みが発作的に現れるのが特徴の関節炎です。足の親指の付け根付近に生じることが多いのです。
原因
高尿酸血症のために尿酸が体内に蓄積することなのです。
この尿酸が関節や腎臓などにとどまって結晶化することによって激痛を引き起こしたりしてトラブルの元になるのです。
激痛は短期間でおさまるので、そのまま放おっておくと再発します。
さらに、腎臓では尿酸による結晶が腎臓病を引き起こす可能性があります。
また、尿路結石になることもあるのです。このような合併症にも注意が必要です。
高尿酸血症のうちの99%が男性と言われています。
その中の37%がメタボリックシンドロームという結果が出ています。
これに該当すると、動脈硬化が進行しやすい状態にあるのです。
メタボリックシンドロームの方は、こちらの記事もご参考くださいね。
対策
関節にたまった尿酸の結晶が発作の原因なので、これを取り除くことが必要です。
そうしないと、必ず痛風発作は再発します。
そのためには、高尿酸血症を治さなければなりません。
そうしないと、体内に蓄積した尿酸の結晶はそのまま残るのです。
以前、痛風は重症の病気と考えられていたのですが、良い薬が出来てからは正しい治療によって完全にコントロールできる病気になったのです。
医師に勧められた治療法を途中で止めずに続けることが必要なのです。
まとめ
痛風で大切なことは、医師が勧めてくれた治療方法をしっかりと継続することです。
生活習慣の改善と投薬治療をメインで行うことになりますが、だれでも100%実行できるわけではないですよね。
投薬治療は一生継続が必要な方もいます。アルコールや食事などもセーブすることが大変なこともあります。
セルフケアについては、こちらの記事も参考ください。
痛風の治療が目指していることは、発作による激痛をとることだけではなく、高い尿酸値を正常な範囲に戻すこと。
そしてこれを維持することなのです。
最終的に目指していることは、腎臓障害や他の恐ろしい合併症を防ぐことが目的なのです。
参考:日本生活習慣病予防協会
参考:全国健康保険協会
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