敬老の日に身近な人に花を贈りたくても、どんな花がいいのか迷いますよね。
敬老の日に贈る花のイメージは薄く、母の日のカーネーションのような定番があるのかも不明…。
そんなあなたのため、今回は敬老の日に贈るのに定番化しつつある花をご紹介します。
どんな花を贈ればいいのか迷っているなら、必読ですよ!
敬老の日に贈る花の定番!おすすめ6選を大公開!
敬老の日によく贈られる、定番の花にはどんなものがあるのでしょうか。
こちらでは、定番化しつつある6種類の花について見ていきましょう。
●りんどう
りんどうは古くよりその根が漢方の生薬としても用いられ、敬老の日があるシーズンに旬を迎える花でもあります。
りんどうの花の紫色は、昔から高貴を表す色とされてきました。
そういった意味があり、りんどうは敬老の日に年配者に尊敬や感謝を示す花となり、広く贈られる定番の花となったのです。
品種改良によって花が青と白の縦縞模様に見える、ポップな見た目の種類もありますよ。
鉢植えのりんどうなら、植え替えれば翌年からも花を楽しめるようになるでしょう。
●洋蘭
還暦や古希など、大きな節目を迎えるおじいちゃんやおばあちゃんには、華やかな胡蝶蘭がおすすめです。
純白、淡い紫、ピンクの大輪タイプの他、黄色が鮮やかなオンシジュームという小ぶりな花を咲かせる品種もあります。
紫やピンク色の花を咲かせ、小さな蝶々のようでとても可愛らしいですよ。
●百合
大輪で気品を漂わせる百合も、敬老の日に定番となっているおすすめの花と言えます。
百合は花色も豊富で、香りのよさに強みを持つ品種もあります。
どの花を選んでも落ち着いた雰囲気があるのも、敬老の日にぴったりな理由と言えるでしょう。
敬老の日に百合の花を贈ろうと考えているのなら、相手は百合の香りが苦手ではないか、それとなくリサーチしておくといいでしょう。
●千日紅
「せんにちこう」とは、ちょっと聞き慣れない花ではありますね。
この花には「長寿」を意味する花言葉もあり、そのため、敬老の日に選ばれている花でもあります。
千日紅は、すらっとした細い茎の先にピンクや赤などのぼんぼりのような花を咲かせます。
実はその部分は花ではなく、葉が変化した部分だったりします。
そのせいもあるのかとても乾燥に強く、ドライフラワーに向いた花だとも言われています。
千日紅の嬉しいポイントは、ドライフラワーにしても色のくすみがほとんどない点です。
乾かしてしまえば水をやる必要もないので、敢えてドライフラワーにした千日紅を贈るのもありですね。
ハーバリウムやリースにしても映える花なので、若々しいおばあちゃんには特におすすめと言えるでしょう。
●ガーベラ
元気なイメージで花を贈りたいなら、ガーベラもおすすめの花と言えます。
花色も豊富なので、おじいちゃんやおばあちゃんが好きな色を選んであげるのもいいですね。
花の種類が多いことから、贈りたい相手にぴったりの花を選べる確率も高くなるでしょう。
●バラ
贈る花として不動の地位を保つのが、バラではないでしょうか。
どんなシーンにもよく合う花であり、敬老の日もその例外ではありません。
男女ともに好まれる花でもありますので、今年の敬老の日には、バラも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
敬老の日の贈り物として定番の花をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ちなみにですが、敬老の日に贈る花として、菊は不適切な花と言われています。
菊は上品で美しい花ではありますが、仏花としてのイメージが圧倒的に強い花でもあります。
ヨーロッパでは贈り物にする花として重宝されているようですが、日本では縁起のいい花とは言えません。
菊の花を選ぼうと思い立つ人はなかなかいないでしょうし、花屋でオーダーすれば一言言われる可能性もあります。
念のため、こちらでも触れておきました。
敬老の日の花はどうやって贈る?おすすめ4つのスタイル!
敬老の日によく贈られる花については、知っていただけたでしょうか。
贈る花を選んだら次に気になるのが、「どういう形で贈るか」という点ですね。
花を贈ると一口に言っても、スタイルはいろいろあります。
こちらではどういう形で花を贈るのかに焦点を当て、4つのスタイルをご紹介しましょう。
●花束
ごくごく一般的な花の贈り方と言えます。
花束は受け取った時のインパクトもありますし、受け取る時の行為そのものにも感動を覚えるでしょう。
敬老の日に華やかに花を贈りたいなら、花束で贈ることもおすすめです。
相手が花瓶を持っているか心配な場合には、花瓶に花を生けたように飾れるタイプの花束もありますので、探してみるといいでしょう。
そういったメリットがある反面、管理の手間が出るというデメリットも考えられます。
敬老の日は9月で、まだまだ暑い季節です。
もらった花を長く楽しもうと考えると、花瓶の水を頻繁に変える必要が出てきます。
人によっては、それが意外にも重労働になる可能性も出てくるのです。
普段から庭いじりや花の世話をするのが好きな相手なら心配いりませんが、そうでない場合は考える必要があるでしょう。
敬老の日に贈った花が負担となってしまっては、贈る方としても悲しいですよね。
●鉢植え
りんどうの鉢植えは、敬老の日に贈る花として定番中の定番と言われています。
鉢植えは花束の切り花と違い、持ちがいいと考えられます。
蕾が開いていく過程を楽しめるのも、鉢植えならではと言えるでしょう。
苦でなければ、植え替えることで翌年も花を楽しむことができます。
長く楽しんでほしいなら、鉢植えスタイルは外せませんね。
一方で、敬老の日であっても鉢植えがNGとなる場合もあります。
贈る相手が入院などで病床に伏している場合、鉢植えを贈るのは縁起が悪いので止めておきましょう。
これは敬老の日に関わらず、お見舞いの花にも言えることです。
鉢植えは、病気で寝込んでいる人にはお勧めできないスタイルであることを覚えておくといいでしょう。
●アレンジメント
オアシスなどの吸水性のある素材に花を生けていくのが、アレンジメントというスタイルです。
切り花という点では花束と同じですが、管理方法としてはアレンジメントの方が楽と言えるでしょう。
まず、花を飾るための花瓶がいりません。
アレンジメントはバスケットや器に生けられている物が多く、それをそのまま置いて、楽しめるようになっています。
花瓶に生けるわけではないので、水を変える手間も省けます。
オアシスが乾いてきたら、そこに水を足してやる程度で管理できるのです。
切った花を使うために鉢植えよりは持ちませんが、切りっ放しの花束よりは管理の楽さがメリットと言えるでしょう。
敬老の日に定番の花を選び、その人だけのアレンジメントを作ってあげるのも素敵ですね。
●プリザーブドフラワー
生花を特殊な薬品で加工したのが、プリザーブドフラワーです。
薬液で花の水分を抜くことで、半永久的に花を持たせることができます。
ドライフラワーに比べ、色の抜けが少ないのが圧倒的なおすすめポイントです。
見た目はほぼ生花と変わりなく、水をやったり植え替えをする手間もかかりません。
扱いやすいために雑貨との組み合わせも多く見られ、置物やフォトフレームに添えるという方法も考えられます。
このようなことから、敬老の日の花を贈るスタイルとして人気が高まっているのです。
唯一のデメリットは、価格の高さでしょう。
加工に手間がかかるため、花束を始めとする他のスタイルに比べ、値が張ってしまうのが難点です。
まとめ
余生を花と共に過ごす年配の方は多く、敬老の日の贈り物として花が好まれるのもよく分かります。
今回は敬老の日に贈る定番の花と題しまして、6種類の花をご紹介しました。
あなたが大切な誰かに贈りたい花は、その中にあったでしょうか。
敬老の日に贈る定番の花をご紹介はしましたが、それを守る必要は実はないのです。
菊のように相応しくない花さえ押さえておけば、あなたの思うままに贈ってあげればいいと思いますよ。
自由にアレンジするもよし、相手の好みに合わせるもよしなのです。
りんどうや千日紅など、敬老の日に相応しい意味を持った花もありますので、そういう花をアクセントに加えるのもいいですね。
失礼にさえならなければ、敬い方に決まりはないのです。
あなたなりの花を選んで、ぜひ敬老の日に贈ってみてくださいね。
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