秋刀魚というだけあって、さんまは秋が最高にうまい魚です。
旬のさんまは格別美味しくて身近な食べ物。
メリットだらけのさんまを、美味しく味わいたくはないですか?
いつも塩焼きばかりで飽きたという方は、これからご紹介する簡単レシピを試してみてください。
こんな食べ方もあったのと、目から鱗のレシピ集です!
さんまレシピで簡単なのは?美味しいおすすめ5選!
秋に美味しくなってくるさんまを、できれば簡単に味わいたいですよね。
こちらでは、さんまを使った簡単レシピをご紹介しましょう。
●さんまのショウガ入り煮付け
材料
さんま2~3尾、*ショウガ1片、*水100ml、*しょうゆ・酒各50ml、*砂糖大さじ2、あれば白髪ねぎ
下ごしらえ
・さんまはワタを取り除いて2~4等分に切り分けた後、流水で洗って水気を拭いておく。
・ショウガはスライスしておく。
・長ネギがあるなら芯部分を使って白髪ねぎを作っておく。
作り方
- *マークの材料とショウガを鍋に入れ、強火で煮立たせる。
- 1に下ごしらえを終えたさんまを加え、弱火で約20分煮付ける。
- 2を器に盛り、白髪ねぎを上に載せたら完成!
☆アレンジ☆
・圧力鍋で調理する場合、おもりが振れた後に弱火で10分煮ましょう。
圧が下がって蓋を開けられるようになったら、煮汁が半分くらいになるまで煮詰めるといいですよ。
・ショウガの代わりに、梅干しを加えても。
ショウガ+にんにくもアリです。
・上記のレシピに、ゴボウを加えても美味しくいただけます。
煮汁の染み込んだゴボウも美味しいですし、ゴボウの風味が、さんまの臭みを和らげてくれます。
☆ワンポイントアドバイス☆
煮付けたさんまは、冷える過程で味が染み込みます。
さんまの煮付けを前もって作っておき、食べる前に温めるとよりいっそう美味しくなりますよ。
●さんまの蒲焼
材料
さんま2尾、*砂糖・みりん・酒・水各大さじ1、*しょうゆ大さじ2、小麦粉、白ごま各適量
下ごしらえ
・さんまは三枚おろしにして、食べやすい大きさに切っておく。
・*マークの材料は混ぜ合わせておく。
作り方
- さんまの両面に小麦粉をまぶし、油を引いたフライパンで両面焼く。
- さんまに少し焼き色が付いたくらいで、*の調味料を加え、弱火でさんまに絡める。
- そのまま器に盛り、上から白ごまを振りかけて完成!
ご飯の上に載せて、蒲焼丼のようにしても!
☆ワンポイントアドバイス☆
・下ごしらえの時点で、さんまの小骨を取っておくと食べやすくなります。
特に子どもも食べる場合には、手間に感じてもやっておく方がいいでしょう。
●丸ごとさんまご飯
材料
さんま2尾、米3カップ(200mlカップで3杯)、かつおだし汁780ml、*酒・しょうゆ各大さじ2、*塩小さじ1/2強、*ショウガ2片、あれば銀杏、みょうが各適量
下ごしらえ
・米は冷たいだしに30分~1時間は浸けておく。
・さんまはワタを抜き、塩を振ってしばらく置いてから焼いておく。
・ショウガは千切り、ミョウガは薄切り、銀杏は鬼皮を剥いて茹でておく。
作り方
- だしに浸けておいた米は、炊く直前に*マークの材料で味付けをし、上に焼いておいたさんまを載せて炊く。
- 炊き上がったらご飯の上のさんまを別にほぐし、再びご飯に混ぜ込む。
- 銀杏やミョウガを加えて混ぜ、茶碗に盛り付ければ完成!
☆アレンジ☆
出来上がったご飯にすだちを絞っても、秋らしいさんまご飯を堪能できます。
●塩さんまの和風パスタ
材料
塩さんま1尾、スパゲティ80~100g、しめじ1/2パック、バター大さじ1、にんにく1片、*濃縮麺つゆ・酒各大さじ1、貝割れ大根1パック、あればすだち
下ごしらえ
・塩さんまは焼いておき、食べやすい大きさにほぐしておく。
・*マークの材料を混ぜ合わせておく。
・にんにくはみじん切りにしておく。
・しめじは石づきを取り、分けておく。
・貝割れ大根は洗ってざく切りにしておく。
作り方
- フライパンにバターを熱し、焦げないように注意してにんにくを炒める。香りが出て来たらしめじを加え、しんなりするまで炒める。
- 1にほぐしておいたさんまを加え、さっと炒め合わせたら火を止めておく。
- パスタを表示時間通りに茹でてざるで水気を切ったら、2のフライパンに加える。合わせておいた*マークの材料で手早く調味する。
- 器に盛り付け、上から貝割れ大根を散らす。あればすだちをしぼって完成!
☆アレンジ☆
さんまは大葉とも相性がいいので、千切りにした大葉を混ぜても美味しくいただけるでしょう。
●さんまのパリッと竜田揚げ
材料
さんま2尾、*ショウガ・にんにく各1片、*みりん・酒・しょうゆ各大さじ1、片栗粉適量
下ごしらえ
・さんまはワタを取り除いて2~4等分に切り分けた後、流水で洗って水気を拭いておく。
・ショウガとにんにくはすりおろして(チューブでも可)、*マークの材料と合わせておく。
作り方
- さんまに*のたれを揉み込んで、最低でも15~30分置いておく。
- 1の汁気を切ったら片栗粉をまぶし、フライパンに2㎝程度の油を熱して揚げ焼きにする。
- 器に付け合わせの野菜と盛り付けたら完成!
☆ワンポイントアドバイス☆
・子どもに食べさせる場合には、ぶつ切りではなく三枚おろしにして小骨を取り除くといいでしょう。
・さんまにたれで下味を付ける時、ビニール袋の中でやれば洗い物が少なくて済みます。
片栗粉をまぶす際にも、袋の中でやってしまえば簡単にまぶせますよ。
以上、旬のさんまを味わうための、5つの簡単レシピをご紹介しました。
煮たり焼いたり揚げたりと、さんまの食べ方は枠に囚われません。
あなたなりの、お好みの食べ方で楽しんでくださいね。
美味しく食べるために…超簡単なさんまの下処理方法を伝授!
先ほどのレシピでも触れましたが、
さんまを美味しく食べるためには、下処理をする必要があります。
あらかじめ開いてある開きを使うのでなければ、内臓の処理は避けては通れない道と言えるでしょう。
内臓の処理が嫌で、毎年さんまに手を出せていない人もいるのではないでしょうか?
そんなあなたへ、朗報です!
丸ごとのさんまから驚くほど鮮やかに内臓を抜き取る、超超簡単な方法を伝授しましょう!
★さんまの内臓をきれいに抜き取る方法
①さんまをまな板に載せ、腹部に1㎝程の切り込みを入れます。
具体的な位置は、さんまのお尻の穴から少し頭側の辺りです。
②次に、さんまの頭部分に切り込みを入れます。
位置としては、さんまの頭と背骨がちょうどくっ付いている辺りです。
今度は、その背骨を断ち切るまで包丁を入れます。
③片方の手でさんまの胴体を押さえ、もう片方の手で頭を引っ張ります。
頭に内臓がくっ付いてスーッと出てくるので、強くサッと引っ張り過ぎないようにしましょう。
上手くいけば、さんまの内臓をきれいに引っ張り出すことができます。
途中でちぎれてしまった場合には、ぶつ切りにした時に包丁でこそげるようにして取り除くといいでしょう。
工程は、たったこれだけです!
わざわざお腹を開いて内臓を取り出す必要がないので、まな板の汚れも最小限で済みます。
それでもまな板は汚れるでしょ?
そう言いたい人もいるかもしれません。
それでは、こんな方法はいかがでしょう?
★まな板を汚さない究極の方法
それはずばり、牛乳パックを使うことです!
飲み終わった牛乳パックを洗って乾かし、1枚の紙のように開いておきます。
それをまな板代わりにしてさんまを捌けば、まな板は汚れません。
取り出した内臓と一緒に、ゴミとして捨ててしまえばいいのです。
牛乳パックのまな板では包丁が使いにくいという人は、まな板の上に敷いて使うといいでしょう。
牛乳は日常的に飲むものですし、牛乳パックもどんどんたまっていきます。
リサイクルに回すことも大切ですが、こういう使い方をしても便利ですね。
牛乳パックの上で行えば後からまな板を消毒する必要もないので、便利でおすすめの方法です。
まとめ
シーズンになるとさんまが売り出されることも多く、リーズナブルな食卓を目指す私としては嬉しい限りです。
旬の物を食べるのは体にもいいですし、何より美味しいので見逃せませんよね。
いつも塩焼きばかりでさすがに飽きる…。
レパートリーがほしい…。
そんなお悩みを抱えていた人は、今回の簡単レシピにチャレンジしてみてほしいと思います。
煮る、焼く、揚げる、炊き込みご飯にも、パスタにも!
いろいろなさんまレシピを試して、旬を食べ尽くしてしまいましょう。
コメント