高血圧の治療の目的とポイントについてご紹介します!

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気になる高血圧

高血圧を治すための基本は『生活習慣の改善』です

高血圧は生活習慣が原因なのです。

高血圧は色々な障害の予防が必要ですよね。

今回は血圧を下げたいあなたのために!

高血圧の治療の目的とポイントについてご紹介します!

ここでスッキリ解放されましょう!

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高血圧、治療の目的は合併症を予防すること

高血圧は脳や心臓にダメージを与えることが分かっています

高血圧が脳や心臓にダメージを与えることを予防すること。また、この進行を抑えることが治療の目的なのです。

ダメージについてはこちらで詳しく説明しています。

合併症があるとさらに危険です

高血圧に「糖尿病」「糖質異常」「肥満」という症状が加わると血管のダメージがさらに悪化します。
加えて動脈硬化がもっとひどくなります。

この結果は、脳出血脳梗塞狭心症心筋梗塞などで死亡するリスクが増えるのです。
本当に恐ろしい事実なのです。

高血圧、おさえておきたい治療のポイント

高血圧治療の基本は生活習慣の改善なのです

生活習慣の改善
・食事療法
・運動療法

日頃気をつけたいポイント
・塩分
・カロリー
・禁煙
・ストレス

これでも改善が見られない場合
・医師の指導による降圧薬による治療
この場合でも生活習慣の改善は必要です。

食事療法のポイント

運動療法の中心は減塩・カロリーコントロール・タンパク質の摂取なのです。

減塩すること

高血圧の原因のうち、気をつけたいのが塩分の摂りすぎ、ストレス、喫煙習慣なのです。

なかでも、塩分を多く取り続けると血圧が上ることが統計的な調査によって認められているのです。

美味しいものには大抵の場合、塩分が多く含まれています。

このうち、味噌や醤油などの調味料には多くの塩分が含まれているのです。

減塩に対応している商品や、薄味に仕立てるなどの工夫が必要です。

塩分は、今の量の半分以下に減らすことを目標にしましょう。

カロリーコントロール

カロリーの過剰摂取は高血圧になります。
これに加えて、肥満、糖尿病、高尿酸血症、脂質異常の原因にもなるのです。

ラーメンや丼ものは、とても美味しいのですが、高塩分・高カロリーなのです。特にラーメンのスープは塩分が多く、飲み干さないようにしましょう。

アルコールの過剰摂取も高血圧の原因です。
酒は百薬の長などと言いますが、限度を超すとアルコールの影響で血圧の上下が激しくなるのです。これを毎日続けると慢性的な高血圧になります。
週2回の休肝日を設けることをおすすめします。

アルコールとセットで気をつけたいのが「おつまみ」です。
「おつまみ」のほとんどが濃い味で高カロリーです。その上、塩分が多く含まれています。

普段からカロリーや塩分に気をつけているのに、一度の宴席でカロリーオーバーで塩分過多になるのは簡単なのです。

翌朝でもおすすめなのが、緑黄色野菜と果物です。
緑黄色野菜や果物に多く含まれているカリウムが、体内の塩分を排出するように働くのです。

タンパク質は重要

タンパク質は、血管を構成するために必要な栄養素なのです。

タンパク質は血管自体を丈夫にし、血管の栄養不足で起こる動脈壊死を防ぎ、日本人に多い脳血管障害による痴呆の予防に役立ちます。また、食塩の摂り過ぎによって起こる高血圧を予防するとされています。つまり動物性タンパク質の摂取増が脳血管の栄養不足からくる脳卒中を減らし、日本人の長寿に貢献したと考えられるのです。日本食肉消費総合センター

タンパク質を充分に摂ると、血管の弾力性がよくなり、血管壁も傷みにくくなるのです。

さらに、タンパク質は体内で使われたあとで塩分も一緒に体の外へ出す働きをするのです。

タンパク質は肉に多く含まれていますが、魚や大豆、たまごや牛乳などからも良質なタンパク質を摂ることができるので、こちらをおすすめします。

運動療法のポイント

有酸素運動のすすめ

運動の内容としておすすめなのが、有酸素運動です。

有酸素運動

身体の中に酸素をしっかりと取り込みながら行う運動です。

特徴はゆっくり負荷をかけることで、軽い運動を続けます。

ウォーキングや水泳、ランニングやジョギングなどがあります。

ニコニコペースが最適です

運動中「ちょっときついな」と感じるくらいで、楽に会話ができるペースの「ニコニコペース」が最適です。

日本体力医学会では「ニコニコペース」つまりニコニコと笑顔を浮かべられるくらいの、ゆとりあるペースでウオーキングやジョギングなどが健康目的の運動にて適していると推奨しています。苦しくて、しかめっ面になるのでは運動強度が強すぎて、血圧を上げたり心臓に負担がかかり危険も伴うのです。セルフメディケーション推進協議会

まとめ

愛煙家にとって、禁煙は大変な取り組みです。
お酒好きにとって、休肝日をつくるのは悲しい現実です。
おつまみはピリッとしたものがほしいのです!
濃い味の食べ物が好きな方の減塩は厳しいですよね。

できればどれも避けて通りたいのですが、健康や命には替えられません。

重症な病気になってからでは遅いので、普段から健康な生活を送りたいですよね。

わかっちゃいるが、それがなかなか・・・
というのがホンネです。

おすすめしたいのが、期日を決めて取り組むことです。
「3日間は必ず続ける!」「1週間はやり遂げる!」など。

大きな目標ではなく、身近なところに目標を設定して取り組むことです。
最近はスマホアプリでも楽しくて便利なものがたくさんあるので、これを利用するのも手ですね。

運動だけではなく、生活でもニコニコペースが生かせるといいですよね。

高血圧が軽度の場合には、降圧薬によらなくても、減塩や適度な運動などの生活習慣の改善を行うことで、血圧の改善が見られることもあるのです。

無理をしないで取り組めるように、応援しています。

この記事は、下記のサイトを参考にしました。

参照国立研究開発法人国立循環器病研究センター

参照厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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