最近は年賀状を出す人が減りつつありますが、結婚をすると親戚付きあいもあり、年賀状を出さないわけにはいかないですよね。
年賀状を書くとき、宛名って上手く書けますか?
書き終わって見てみたら右に寄りすぎて不自然な空間ができてしまったり、左に寄りすぎて自分の住所や氏名を書くスペースがなくなってしまったり。
縦書きって全体的にバランスが悪くなってしまうことが多いですよね。
そもそも、縦書きで何かを書くということが普段の生活の中で少ないかと思います。
かといって、慣れている横書きで宛名を書くのは、目上の方には失礼になってしまうので、縦書きで書くしかありませんよね。
でも、大丈夫です。
一見書くのが難しそうな年賀状の宛名ですが、実は書き方のポイントさえ押さえてしまえば、誰でも簡単にバランスよく書けちゃうんです!
それでは、年賀状の宛名を上手に書くコツをご紹介します!
住所から書き始めない!?
年賀状の宛名を書くときは、たいてい住所から書き始めますよね。
住所でスペースを取りすぎてしまった、なんて経験ありませんか?
そんな問題を解決するために、まずは1つ目のポイントです。
最初に相手の氏名を書いてしまいましょう!
書きなれない縦書きで、書きなれない住所をちょうどいい大きさの文字で書くのはかなり難しいです。
なので、ハガキの真ん中に書く相手の氏名を最初に書いてしまうことで、あとどのくらいのスペースを住所に割り当てられるのかが一発で分かります。
そうはいっても、ハガキの真ん中ってどこ?って思いますよね。
そこで2つ目のポイントです。
郵便番号を書く枠を利用しましょう!
ハガキには必ず上部にありますよね。あの7ケタの四角を使うんです。
相手の氏名を書くときは、一番左の枠と左から2番目の枠の間から書き始めると、真ん中に書くことができます。
まずは相手の氏名をしっかり大きく書いて、全体のバランスを取りやすくしていきましょう。
一文字分下げて書くことも忘れないでくださいね。
連名の場合はどうするの?
親戚が増えると夫婦連名で年賀状を出す機会がグッと増えると思います。
連名で書くときは、旦那さんの氏名を郵便番号の枠の左から2番目と3番目の間から書き出してください。
その横に奥さんと氏名を書くことで、バランスよく書くことができます。
ですが、ここで注意点です。
『様』の敬称は、必ず夫婦どちらの氏名の下にも書いてください。
二人の氏名の間に様を書くなどといった書き方は、失礼に当たりますので気を付けましょう。
住所も枠を利用しよう!
氏名が書けたら、次は住所です。
住所は、なるべく2行以内でおさめるようにしましょう。
書き出しは氏名と同じように一文字分下げます。
このとき、氏名より住所の書き出しを上にしてください。
そして、ここでも郵便番号の枠が活躍してくれます。
一番右と右から2番目の枠の間から書き出すと良いでしょう。
アパートやマンション住まいの方に出すときですが、建物の名前が分かっている場合は省略せずに書く方が丁寧です。
また、親戚など目上の方へ出すときは、都道府県から書くようにしてくださいね。
まとめ
難しそうな年賀状の宛名書きですが、こうして郵便番号の枠を目安にして書けばバランスよく書くことができてしまうなんて、意外でしたよね。
ちなみに、差出人の住所と氏名を書くときも郵便番号の枠が役に立ちます。
住所の書き出しを一番右の枠にそろえて書いてみてください。
そのスペース内で書けば、差出人のところも上手く書けるでしょう。
そして、最後の仕上げは丁寧に文字を書く事です。
心を込めた丁寧な文字で書かれた年賀状は、やはり気持ちの良いものです。
今回お話したポイントをおさえて、ぜひきれいで丁寧な年賀状を出してくださいね。
何かと忙しい年末ですが、元日に届けるには12月25日までの投函なので、その締め切りだけは忘れずに!
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