アロマオイルをいざ選ぼうとすると、数が多いので最初は迷うと思います。
その上、空気と一緒に香りの成分を吸い込んだり、薄めて身体に使用することもあります。そのような理由で、選ぶときはしっかりしたものを選びたいですよね。
相性が良くない香りや質の悪いものを選ぶと、リラックスどころか逆にストレスがたまることになります。
この記事では、失敗しないアロマオイル選びのために必要なポイントをお伝えします。まず最初に良い香りを選んで、ずっと楽しんでみてくださいね。
アロマオイルの種類を知ろう!
アロマオイル
通常、アロマオイルと呼ばれているものには次の3つがあります。
1,100%天然の素材である「精油(エッセンシャルオイル)」
2,合成香料
3,1と2を合わせたもの
それ以外の合成香料には「アロマオイル」などの商品名が付いており、アロマテラピーでは使うことができないので注意が必要になります。
合成香料は安価で手に入りますが、純粋な精油は価格が高くなります。
アロマテラピー
アロマテラピーとは、精油(エッセンシャルオイル)を用いて植物の香りを楽しみ、心と身体に役立てるもの。
超簡単に言うと、精油を使って楽しむことを全般的に『アロマテラピー』というんですよ。
特に、100%ピュアな成分の精油の働きによって人間が本来持っている健康を維持する力や病気、ケガから回復する力の『自然治癒力』を引き出してくれるんです。
なので、香りの効果等でリラックスしたり、リフレッシュが出来ちゃいます。
そのために、合成香料を用いたものではなく、純粋な100%天然の素材である「精油(エッセンシャルオイル)」をおすすめなんです♪
おすすめの精油の選び方
精油は様々な植物を原料としているので、香りも作用もそれぞれ違いがあるのです。
今はいつでも安価なものから高価なものまで手軽にネットでも入手できますよ。
ですが、最初におすすめしたいのは、実際に精油の香りを確かめて、自分に合った香りを選ぶことなんです!
アロマテラピー専門店がおすすめ
なんといっても実際に香りを確かめながら安心して精油が購入できるんです。
お店の人に精油に関することをどんどん聞きましょう。いろんな情報や使用方法などを相談することができますよ。
アロマテラピーに使用できるのは、100%天然素材の精油(エッセンシャルオイル)だけで、それ以外の合成香料には「アロマオイル」などの商品名が付いていて、アロマテラピーには使えないので注意が必要になるんです。
心地よい香りを選ぶ
リフレッシュ効果やリラックス効果は、香りが脳に伝わることによって得られるのです。なので「心地よい」と感じるものを選ぶことが大切です。
心がおだやかになる香りは、心とからだの健康にも役立つことでしょう。
遮光ビンに入ったものを選ぶ
精油は熱や光によって劣化する性質があります。なので、光を遮るガラス容器に入ったものを選んでくださいね。
それと、ビンの口にプラスチック製のドロッパー(中栓)がついていると便利ですよ。
ドロッパーの空気穴から精油を1滴ずつ落とすことができるのです。
もちろん蓋がギュッと閉められるスクリューキャップのものを選んでくださいね。なぜかというと、精油は酸化しやすい性質もあるんです。高い密閉性が必要なんです。
成分分析表が付いているものがおすすめ
安心安全のために、しっかりと情報開示をしているものを選びましょう!
購入する場合には表示されている情報を確認することも大切です。
特に世界各国で発行されているオーガニック認証のチェックをおすすめします。この認証のためにはとても厳しい基準をクリアしなければならないのです。
参考として読んでほしい記事はこちら
効果があるから価格も高価に!
ダジャレ(↑)ではないのですが、価格が高いのには理由があるんです。
安心安全のためにはコストがかかっています。
そして、しっかりと効果を感じることができるからなんです。
精油を使用する時に注意したいこと
基本的な注意点
原液のまま皮膚につけないこと
精油は濃縮された植物成分で、空気中へ広がりやすい性質の芳香物質なんです。
原液のままだと刺激が強いので、必ず薄めて使用するものなのです。
精油を飲まないこと
日本では基本的に精油の飲用はおすすめしていません。
欧米のように法律などで基準が定められていないので、日本では精油も「雑貨」扱いなのです。製品によっては「飲用可」のものがありますが、あくまでも自己責任なんです。
精油を目に入れないこと
目は皮膚よりも敏感なのです。精油が手についたまま目をこすったりしないように気をつけましょう。
もしもの場合は大量の水で洗い流して、医師の診断を受けることをおすすめします。
火気には要注意です
精油は引火する可能性があります。台所などの火を扱う場所での使用には特に注意しましょう。精油をブレントしたものも同様に要注意です。
保管は子供やペットが手の届かない場所へ
誤飲や誤用などの危険を避けるために、保管場所にも気配りが必要です。
特別に注意したいケース
楽しみながら健康にも役立つ精油なので、なにか異変や不快感を覚えた場合はすぐに使用を中止しましょう。
病気の場合
精油を使用したい場合は、必ず医療機関等に相談してから使用してくださいね。
素人の判断は控えましょう。
高齢者や既往症がある場合
精油を使用する際には、どのような場合でも基準の半分以下の量で試してから使用しましょう。安心安全のために!
妊娠中の方の注意点
アロマテラピーにおいて、妊娠中に大きな事故が起きた例は報告されていません。けれども妊娠中は体調の変化が大きくデリケートな状態ですので、芳香浴法以外の方法で楽しむ場合には体調には充分な注意が必要なんです。
特に「塗る」ために精油を用いる場合には医師や専門家に相談してから使用しましょう。
子どもへの注意点
大人に比べて子どもは抵抗力が弱いのです。3歳未満の幼児には芳香浴法以外は行わないでください。3歳以上でも精油の使用量に関して、大人の10分の1程度から2分の1を超えない程度にします。充分に注意して使用しましょう。
皮膚の弱い方の注意点
精油を薄めて肌に使用する場合は、事前にパッチテストで安全確認しまよう。
合わせて希釈した濃度にも注意が必要です。少な目から始めます。
精油を保管する時の注意点
精油は製造段階から成分変化が始まります。
そのために、変質を促す因子【空気・紫外線・湿度・温度】に注意しましょう。
精油は蓋を閉めた遮光性のガラス容器に入れ、直射日光と湿気を避けた冷暗所に保存します。ガラス容器は立てた状態で保管してくださいね。
保存期間は開封後1年以内が目安ですが、できるだけ早めに使い切ってくださいね。中でも柑橘系は成分変化が起きやすいので、香りを必ず確認してから使用しましょう。
精油の性質による注意点
光毒性
精油成分には強い紫外線に反応して、皮膚に炎症などを起こすものがあります。
光毒性(ひかりどくせい)という性質です。
この性質を持つ精油には、グレープフルーツ・ベルガモット・レモンなどがあります。これらの精油を日中に使用する場合には注意が必要なんです。
皮膚刺激
皮膚への刺激が強い特徴を持つ精油もあります。異常としては炎症・紅斑・かゆみなどが起こる場合があります。対策としては希釈濃度に注意が必要です。
イランイラン・ジャスミン・ティートリー・ブラックペッパー・ペパーミント・メリッサ・ユーカリなど
まとめ
アロマオイルには合成香料が入ったものもあるんです。
アロマテラピーでは100%天然素材の精油だけを使っているのがポイントです!
この記事では安心安全のために、最低限おさえておきたいポイントをお知らせしました。
精油を思う存分楽しむためには知っておきたいルールがあるんです。
あなたにぴったりの香りと出会って楽しくて健康な時間を過ごせますように!
応援しています!
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