青森県のお祭りといえば「ねぶた祭り」その歴史や由来とは??

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今年もねぶた祭りの時期がやって来ましたね!!

聞いたことはあるけれど行ったことがない、テレビでしか見たことがない、という方も多いと思います。

巨大なねぶたが乗った山車の迫力はすごいものがありますよね!!

しかしながら青森県ですので、近くにお住まいの方ならまだしも、私のような九州の人間にとっては、とてもしょっちゅう行ける距離ではありません。

でも、あの迫力満点のねぶたを一度は間近で見てみたいと思いませんか??

ところで「ねぶた」とはもともとどんなものなのでしょう??

今回は「ねぶた祭りの歴史」について調べてみました!!

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ねぶた祭りって??


「ねぶた祭り」は、青森県の各地で行われるお祭りで、ほとんどの地域で毎年8月上旬に開催されています。

青森県内だけでなんと40以上のねぶた祭りが毎年開催されているそうです!!

すごい数ですね。

あかりを灯した巨大な灯籠(=ねぶた)を山車に乗せて練り歩くとても華やかなお祭りとして知られています。

中でも青森ねぶた祭りは、毎年200万人以上を動員するそうで、その人気ぶりがうかがえますね。

「ハネト」と呼ばれる踊り手が、ねぶたの周りを取り囲んで、お囃子の音楽に合わせて飛び跳ねる姿をひと目見ようと、全国から観光客が集まります。

ねぶた祭りの起源は??


ねぶた祭りは、七夕祭りの精霊流しや松明流し、そして眠り流しが融合されて姿を変えながら現在のねぶた祭りへと進化を遂げました。

 

「眠り流し」とは、農作業の忙しい夏の時期に襲ってくる、睡魔を追い払うための行事で、青森県で古くから行われていた風習のひとつでした。

江戸時代に入ると、灯籠などが用いられるようになり、徐々に大掛かりな手の込んだものへと進化し、現在のねぶたが確立されていったと言われています。

 

ちなみに、「ねぶた」と言ったり「ねぷた」と言ったりするのをよく耳にするのですが、どちらも正解だそうです。

ねぶたもねぷたも、「眠り流し」の「ねむり」の訛り方が地域によって異なっていて、両方の呼び名が現在に残っているそうです。

ですからどちらも正しい、というわけです。

 

きらびやかな明かりの歴史

昭和の中頃になるとバッテリーが普及しはじめ、50年代には発電機も使用されるようになり、照明のほどんどがロウソクから電気へと移行しました。

このことによって、より一層華麗なねぶたが夏の夜に悠々と城下町を練り歩くようになりました。

飛び入り参加OK!?

ねぶた祭りといえば、もちろん主役はねぶたが乗った山車ですが、このお祭りを盛り上げるのに欠かせないのが「ハネト」です。

 

「ハネト=跳人」という意味で、お囃子のリズムに合わせて飛び跳ね、「ラッセラー!ラッセラー!」と掛け声をかけながら山車と共に街中を練り歩きます。

 

ちなみにこの掛け声ですが、お祭りによっては、「ヤーヤドー」、または「ヤッテマレ」など、様々な掛け声があるそうです。

このハネト、実は誰でも飛び入りで参加することが出来るのだそうです!!

 

参加するためのルール

・ハネトの衣装を着用すること
・鳴り物などを持ち込まないこと
・参加団体の運営方針に従うこと

このルールを守れれば、誰でも参加できるそうです。

 

衣装は開催地でレンタルもあるそうですので、参加してみたい方は事前に問い合わせてみて下さいね!!

 

ただし、当日参加NGの団体もあるそうなので、スタートの前に飛び入りOKかどうかを確認しておいてくださいね。


今年の開催情報


数あるねぶた祭りの中でも特に有名なお祭りの日程をご紹介しておきますね。

 

青森ねぶた祭り

8月2日(金)~8月7日(水)

*8月1日は前夜祭あり*

JR青森駅周辺にて

弘前ねぶた祭り

8月1日(木)~8月7日(水)

弘前駅周辺にて

五所川原 立佞武多祭り
(ごしょがわたちねぷたまつり)8月4日(日)~8月8日(木)

五所川原市街地にて

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ねぶた(ねぷた)の作りや踊り、そしてお囃子のリズムなどで、同じお祭りでも地域ごとに特色があって面白いですね。

いくつかのねぶた祭りを回って、違いを楽しむのもまた興味深いですね。

間近で見るハネトも迫力がありそうです。

お祭りの最終日には「ねぶた大賞」も発表されるそうですよ。

受賞したねぶたは最終日の夜、青森港を運行するのだとか。

今年はどんなねぶたが選ばれるのでしょう。

今から楽しみですね。

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