9月は「命や安全について」考える機会が多い期間です。
1日は「防災の日」、9日は「救急の日」、この日から一週間を「救急医療週間」、21~30日は「秋の交通安全週間」などが行われます。
特に「救急の日」には救急医療や救急業務についての正しい理解と認識を深めることは大切なことなのです。
この期間に、国や自治体、医療関係団体などの協力で、各種の行事が開催されますよ。
この記事では特に、救急活動の理解を深めることをおすすめします。運転中、緊急車両に道を譲ることも立派な「命をつなぐ」行為なんです!
小さなことからも救急活動を推進することができちゃうんです♪
救急の日について
自分が20代の頃に、日赤の救急員の資格を取ったことがあります。
ボランティアでスキーパトロールをするのが目的でした。
男女の区別なく、色んな年代の方が勉強していたのを思い出しました。
緊急時に対応できる内容には限りがありますが、「救急活動」に少しでも関わりを持つことは、自分にとって大きな経験になったのは確かです。
「救急の日」「救急医療週間」の詳細
中心になる省庁は総務省消防庁と厚生労働省です。
目的はふたつ
・救急医療、救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めること
・救急医療関係者の意識の高揚を図ること
日程
9月9日を「救急の日」
この日を含む一週間(日曜日から土曜日まで)を「救急医療週間」
開催行事
関係省庁、自治体、消防機関、医療機関などがこの趣旨に合わせた行事を開催します。加えて功労者の表彰式も行われます。
「救急の日」の由来
救急の日は、1982年に厚生労働省が定めた記念日です。
目的は国民が「医療への理解や認識を深めること」です。
その後、救急医療関係者の意識高揚も目的に加えられた経緯があります。
9月9日の語呂合わせも「救急」を連想できるという理由で名称と期日が決定されました。
最初は認知度が低かった救急医療
「救急の日」が決まる以前から「通常の医療」と緊急時の「救急医療」の区別が一般人にはよく分からなかったのです。この区別をはっきりと理解できるようなキッカケになるために、「救急の日」が制定された経緯があるのです。
ところが「救急の日」制定後、約10年間はなかなか広く知れ渡ることができなかったのです…
広まるきっかけになったのが医療ドラマ
90年代以降になると、テレビドラマやドキュメンタリー番組で「緊急医療」を取り扱う回数が増えてきたのです。
中でも『ER緊急救命室』(1996年から2011年に日本で放送)という番組が好評で、日本でも救急医療についての番組がぐんと増えたのです。覚えていますか?
このようなメディアの取り上げも、多くの人が関心を持つことになったのですね。これと同じく「救急の日」への関心も広がりを見せたのです。
医療ドラマは良い番組が多いですよね!
救急活動を理解することが命をつなぐ!
冒頭でもお知らせしましたが、例えば「緊急車両が接近したら道を譲る」という行為が「命をつなぐ」ことになるのは理解できますよね。
自分が住んでいる家が救急指定病院の近所なので、一日に何度もサイレンの音が聞こえます。緊急車両が事故なく目的の場所へ到着できるようにと願うばかりです。
緊急時は時間との戦いです。救急医療関係者の方々は、いつも元気で活動できるようにと願っています。実際の勤務体制にはとても厳しい現実があるようで、長時間労働や緊急出勤などが多いと聞いています。
良い休養を取ることが、良い仕事が出来るためには必要なのです。特に医療活動にはミスが致命傷になる場合が多いので、なおさらそう考えるのです。
良い活動ができることを願っています。
まとめ
メディアの後押しもあって、広く認知されてきた「救急の日」ですが、さらに認知されるように期待しています。
この記事は、主に下記のサイトを参考にしました。
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