新生活がスタートしたのち、連休明けに起こりがちなのが五月病です。
新たに大学生になった人も要注意。
今までの学校生活とはまるで違う大学生活では、新しいストレスも生まれます。
なんだか気持ちが上がらない!
朝目が覚めても起き上がれない!
食欲が激減した!
力が出ない!!
こんな症状が出たのなら、休養が必要なんですよ。
体が疲れた時には体を休めることが必要ですよね。
心が疲れた時には心を休めることが必要なんですよ。
生きていると、自分が知らないうちに心がとっても疲れていることもあるんです。
この記事では、そんな時の対応を解説しますね。
五月病の治し方は大学生ならどうなる!?有効な5つの方法とは?
楽しいはずの大学生活が、五月病の状態で本格的にスタートしてしまうこともあるかも知れません。
そうなったとき、どういう手段を取るのが有効な治し方につながるのでしょう。
いくつか例を挙げて見ていきましょう。
●リフレッシュする
五月病とされる症状には、一過性のものが多いとされています。
さしあたって直面している環境に対して適応が追いつかず、不安などを感じたりするのです。
新しい対人関係を築くストレスも、五月病を誘発する原因のひとつです。
このような一時的な症状に効果的なのは、何はともあれリラックスを心がけることです。
大学での勉強や友人関係など、悩み始めたらきりがないこともあります。
問題はとりあえず横に置いて、趣味に没頭したり、気分転換になるようなことをするのがいいとされています。
何が気分転換になるかは人それぞれですが、スポーツをしたり、音楽を聴いたり、旅行などに出かけたり…。
まずは思い悩む心を元気にしてあげることが大切です。
心が元気になると、くよくよ考えることも少なくなります。
何であんなことに悩んでいたのかと、自発的に五月病を乗り越えられるかもしれません。
●悩みを聞いてもらう
大学生になったんだから、何でも自分で解決しないと!
そんな風に思う必要はまったくありません。
もし五月病かなと思ったら、誰かに気軽に相談してみましょう。
家族でもいいし、友達でもいいでしょう。
この曲の2番のように・・・
自分の悩みに対して、他人の意見を聞くことはいいことです。
他人は、自分ではとうてい思いつかなかったような突破口を持っているものです。
●睡眠を十分に取る
心と体は密接なつながりを持っています。
体が十分に休息できていないと、心にもその影響が及びます。
大学生にもなると行動範囲も広がり、夜遅くまで遊び歩いたりということもあるでしょう。
それはそれで楽しいものですが、やはり睡眠もお忘れなく。
連休で睡眠のリズムが崩れることも、五月病の原因のひとつだと考えられています。
●栄養を取る
五月病の原因のひとつに、セロトニンというホルモンの不足が挙げられます。
これは、脳内で感情をコントロールする役割を担っています。
セロトニンは動物性たんぱく質のトリプトファンを元に作られるホルモンです。
トリプトファンは、乳製品、卵黄、ナッツ類、赤身の魚といった食品に含まれています。
これらの食品をいつもの食事にバランスよく取り入れることが、五月病の症状を軽減させることにつながるかもしれません。
なお、トリプトファンばかりに気を取られ、それに関わるものばかり食べればいいというわけではありません。
バランスよく、というのが重要なのです。
●病院へ行く
五月病の症状は一過性のものが多いとは言われていますが、中には深刻な疾患が隠れている場合もあります。
適応障害やうつ病、心身症などがそれにあたります。
一過性の症状は、先に挙げた方法で改善する可能性が高いです。
しかし、これらのような疾患の場合は難しいことも。
いずれにせよ、自分自身で解決できない場合には病院に行くことも大切です。
いつかは勝手に収まると我慢していては、もっとひどいことになるかもしれません。
以上のように、大学生が五月病になったときの治し方として、5つの方法をご紹介させていただきました。
五月病は、あまり深追いして考えすぎないのも有効な治し方のひとつです。
五月病だ、どうしよう…と自分を追い詰めるのも、症状を悪化させる一因になるケースも。
同時に、どうってことないと放置するのもまた危険です。
最後にお伝えしたように、手に負えないと感じたら病院へ行きましょう。
素敵な大学生になりたいだけなのに…こういう人は五月病に要注意!?
規則に縛られがちな中学~高校と違い、大学は個人に委ねられる部分が多く、気楽で楽しいとされることが多いです。
しかし、自由で選択肢が多いゆえに迷いや悩みも多くなり、それが五月病につながることも考えられます。
ここでは、五月病になるリスクが高いと思われる3つのタイプをご紹介します。
自分に、心当たりはありますか?
●真面目、責任感のあるタイプ
大学生になっても手を抜かない!
そういうタイプの人は要注意です。
真面目で責任感があることは、素晴らしいことではあります。
しかし、それで自分自身を追い詰めてしまう可能性も同時にあるのです。
特に最初は大学生としての生活に慣れることができず、そんな自分を責めてしまうかもしれません。
こういうタイプの人には難しいことではありますが、どこかで手を抜くことを覚えましょう。
●我慢強いタイプ
ちょっとくらいの不調は、気合で何とかしようと思っていませんか?
体に不調があるということは、何らかのSOSが発せられているということです。
自分の心と体に耳を傾けてみましょう。
それは、五月病になる前も同じです。
新しい生活に苦痛を感じたら、そこから逃げてみるのも大切なことです。
ストレスを我慢して押し込めていると、五月病のリスクはぐっと高くなるでしょう。
●理想が高いタイプ
大学生になったらこんな自分になりたい…。
理想を高く持つのは決して悪いことではありませんが、なかなか思い通りにいかないこともあります。
理想と現実の差にストレスを感じると、それが五月病の引き金になるかもしれません。
理想はあくまでとし、あまり高望みをするのもよくないかもしれませんね。
このように、これらのタイプの人は五月病に気を付けたほうがいいでしょう。
もちろん、真面目で責任感があって我慢強く、理想の高い人が必ずしも五月病になるわけではありません。
まとめ
私もかつて大学生でしたが、幸い五月病らしき症状に悩まされたことはありませんでした。
実家から通学しており、ストレスが少なかったのも幸いしたのかもしれません。
電車とバスを使った毎日の通学には、多少のストレスは感じていましたが…。
私も、新しい環境に慣れるのは苦手で、対人関係を築くのもうまくはありません。
しかし、多くの人がそうだと思うのです。
自分がそうだからといって、思い悩む必要はないと思うのですがいかがでしょうか?
マイナスの方向へと考えないだけで、五月病の主な原因であるストレスはずいぶん軽減されるのではないでしょうか。
あなたが不安に感じているときは、他の多くの人もそうなんです。
今の世の中、ストレスを感じるなというのはとても難しいことです。
ストレスがたまるのは仕方のないこととしても、それの発散法は知っておきたいですよね!
今回ご紹介させていただいた五月病の治し方は、ストレスをためない方法と言い換えることもできます。
ぜひ参考にしていただき、ストレスを解消する方法を見つけてくださいね。
そして、素敵なキャンパスライフをお送りください。
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