女の子を持つ親にとっての一大イベント、ひな祭り♪
ひな祭りを楽しく過ごしたあとに、待っているのは雛人形のお片づけ。
可愛いお子様がお嫁にいけない!?なんてことにならないように雛人形は早めに片付けておきたいですよね。
長年同じダンボール箱を使ってお雛様を収納していると押入れの湿気などでダンボールが「へにゃへにゃ」になってしまったり、気付いたらボロボロになっていた…なんて事、ありませんか?
おすすめの良い収納方法と、収納する際に注意したいポイントを併せてまとめてみました!
収納場所
桐箱
一般的には桐箱で保管しておくのが一番品質が保たれると言われています。
着物の保管にも桐ダンスが使われたりしているのも納得ですね。
最近では取り外し式で移動に便利なキャスター付きのものもあるので、押入れやクローゼットにも収納でき、持ち運びにも便利なんです。
しかしこの桐箱、結構良いお値段がするので、お財布に余裕があるならこちらを選ばれる事をおすすめします。
プラスチックケース
湿気の影響を受けないプラスチックケースは、ケース自体は湿気を吸う事なく、中に水を通す事もありません。
またプラスチックケースでの収納はサイズも豊富にあるので押入れやクローゼットにも最適です。
良い点は、重ねられるのでコンパクトに収納でき、ケースの値段も安く収まります。
欠点は、通気性が良くないことです。必ず乾燥剤を使用してください。
最近の乾燥剤は湿気をただ吸収するだけでなく、湿気が少なくなればそれを放出する機能も果たしてくれます。
調湿剤とも呼ばれていて多くの商品が出回っているので、こういったものを利用しましょう。
ガラスケース
ガラスケースに収納する場合、外気に触れている雛人形とは違ってホコリをたっぷり被ったりする事はありませんが、実はガラスケースの隙間から目に見えない微細なホコリや空気が入り込んでしまいます。
羽根ばたきを使って優しくホコリを払い、柔らかい筆を使って顔や衣装の隙間に入り込んだホコリを取り除いてあげましょう。
また、ガラスケースはとても壊れやすいので押入れにしまう際は壊さないように注意してください。
収納する際のポイント
・ 雛人形は天気が良く、乾燥した日にしまいましょう。
一年間しまっておくので、雨の日などに湿気を一緒に吸ってしまうと、カビやシミの原因になってしまうんですね。
カラッと晴れた乾燥した日を選ぶと良いですよ。
・ 雛人形を飾る場所の近く、もしくは持ち運びの負担が少ない場所に収納しましょう。
押入れやクローゼットの奥にしまいこんでいると、使う時にまず前にあるものをいったん出さなくてはなりません。
こうなると、出すのも片付けるのも億劫に感じてしまいますよね。
「すぐ使える・すぐ戻せる」を意識して、普段から空いたスペースに物を詰め込みすぎないようにしましょう。
そうすることによって収納ボックスの周りに空気が通り、湿気予防にもなります。
・ 温度差と直射日光に気をつけましょう。
寒暖差が大きい場所に保管すると、素材によっては歪んだり塗装が剥がれたりする事があります。
外壁に面した戸棚や窓の近くなど寒暖差が大きい場所は避けるようにしましょう。
日当たりの良いリビングやベランダ近くも保管には不向きです。
これは飾る時も同じで、日の当たる場所に出しっぱなしにしないように注意しましょう。
・ 手の脂が付かないよう、布の手袋を着用しましょう。
手や指には脂分があるので、雛人形に直接触らないように注意してください。
汚れや黄ばみ、カビなどの原因になる事があります。
まとめ
私も今年は一度雛人形の収納を見直して、押入れのデッドスペースを無くしたいと思います。
雛人形を上手に保管できるだけでなく押入れも片付くなんて一石二鳥ですよね♪
あなたもぜひ、一度見直してみてはいかがでしょうか?
桃の節句は一年に一度しかありません。
せっかくの節句が台無しにならないように、雛人形を正しく保管して、ひな祭りを家族や祖父母と共に楽しくお祝いしましょうね♪
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