節分の豆まきで落花生をまくのはなぜ!?驚きの理由に迫る!

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節分と言えば、豆まきが欠かせません!
ところがこの広い日本には、豆まきに落花生を使う地域があると言うのです。

「豆」まきなのに、何で落花生?
疑問に思う部分はたくさんありますよね。

今回は節分に落花生をまく地域にスポットを当て、その理由をリサーチします!
そこには、知って納得な驚きの理由が!?

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節分の豆まきで落花生を使うって本当!?納得の5つのポイントとは?


節分の豆まきに落花生を使う地域は、きっと想像よりずっと多いと思われます。

落花生の生産が盛んな千葉県では、そういう話を聞いたこともあるのではないでしょうか。
その他の地域としては北海道、東北、信越地方、九州の一部などでも豆まきに落花生が使われているといいます。

豆まきといえば炒り大豆が定番だった私としても、「なぜ節分の豆まきに落花生?」と疑問に感じるのを禁じ得ません。

しかし、豆まきに落花生を使うと、実はこんなに便利なことがたくさんあるんですよ。

・まいた落花生は雪の中でも見つけやすい!
・落花生なら、まいた後も食べられる!
・落花生は大きいので、小さな子が豆まきするにもやらせやすい!

確かに、まいた豆を集めたりすることを考えると、大きさのある落花生が有利ですよね。

これらの理由を見ると、節分の豆まきに落花生を使う地域があるのも頷けます。
それ以外の理由も、聞けば納得できるのではないでしょうか?

・落花生は秋~冬に収穫できるから!
・落花生はカロリーが高く、寒い地域で好まれるため!

落花生そのものがこういった特徴を持つため、先の理由と併せて節分の豆まきに利用するようになったと考えられますね。

これだけ聞いて「なるほど!」と思う人もいれば、「ちょっとよく分からない…」という人もいるでしょう。
(私もどちらかと言えば後者のタイプです)

節分の豆まきに落花生を使う具体的な理由は、次にじっくりとご紹介しましょう!


納得が大渋滞!?節分の豆まきに落花生を使う合理的な理由とは?


ある地域で節分の豆まきに落花生を使うことがあるということは、既にご紹介した通りですね。

それではなぜ、それらの地域では豆まきに落花生を使うようになったのでしょうか?
地中から落花生を掘り起こすように、その理由も深掘りしてみましょう!

 

●まいた落花生は雪の中でも見つけやすい!

 

豆まきに落花生を使う地域を改めて確認すると、北海道や東北、信越地方でしたね。
これらの地域では、節分がある2月にはかなりの積雪が予想されます

そんな中で、大豆を使った一般的な豆まきを行うとどうなるでしょう?
小さな豆は雪に埋もれてしまい、見つけるのが難しくなってしまいます。

その一方で落花生はサイズも大きく、雪の中で豆まきしたとしても見つけやすいこと受け合いです!
掃除だって、しやすくなります。

節分の時期に雪深くなる地域だからこそ、豆まきに落花生が重宝されているのは納得の結果ですね。

●落花生なら、まいた後も食べられる!

 

落花生は丈夫でぶ厚い殻に入っているので、屋外にまいても後から食べられます。
食品ロスが叫ばれる時代であっても、環境に優しい豆まきを楽しむことができますね。

一般的な豆まきの風景を思い出してみましょう。
「鬼は外、福はうち!」の掛け声とともに、家の内外に豆をまきますよね?

部屋の中にまいた豆は、拾って食べることもあるでしょう。
しかし、屋外にまいた豆はどうでしょう?
箒で掃きはしても、拾って食べるということはないですよね…。

そういうものだからと掃除するも、どこかで罪悪感のようなものを感じてしまいます。
落花生の豆まきには、そんな罪悪感はありません!

●落花生は大きいので、小さな子が豆まきするにもやらせやすい!

 

小さな豆と違って、落花生は小さな子供にまかせるのにも比較的安心です。

季節の行事を小さいうちから経験させてやりたいと言う気持ちは、親なら誰しも持っていることでしょう。
しかし節分の豆まきは小さな豆を使うので、誤飲などの恐れがありますよね。

うちもそうでしたが、安全性優先で「やっちゃダメ!」になるご家庭も多くあるでしょう。

誤って飲み込んだり鼻の穴に入れて取れなくなったりといった事故は、落花生なら可能性は低くなると思われます。
しかしそこは子供、何をしでかすか分からないので、やっぱり目を離してはいけませんが…。

●落花生は秋~冬に収穫できるから!

 

落花生の収穫時期が秋以降であることから、節分の豆まきに使うという説もあります。

一般的な豆まきの主役である大豆は、実は夏に収穫時期を迎えるのです。
今はいつでも何でも手に入りますが、より自然に沿った豆まきのやり方を考えると、落花生の方が適していることが分かります。

落花生は、10月中旬あたりから収穫時期を迎えます。
土から掘り出した落花生を泥付きのまま天日干しをし、適切に保存すれば1年近くも保存できます!
秋に収穫した落花生を節分の豆まきに使うのも、不可能ではないんですね。

●落花生はカロリーが高く、寒い地域で好まれるため!

 

大豆に比べ、ナッツ類である落花生はカロリーを豊富に含んでいます。
寒い地域ではカロリーを摂取して、寒さに対抗する必要があります。

節分の豆まきで落花生を使うのは、その多くが、厳しい冬を迎える地域ばかりですね。
落花生を節分に食べてカロリーを補充し、春まで乗り切る必要があったのではと想像できますね。

節分に落花生をまく地域があるのは、こんなにも理に適った根拠があったのですね!

最近では、家庭菜園で落花生を栽培しているご家庭も多いでしょう。
次の節分は、自家製の落花生で豆まきしても面白いかもしれませんね。

 

まとめ


節分の豆まきを、落花生でやるところがあるらしい。
そんな噂は、TVなどで見て知ってはいました。

「まあ、落花生がたくさん取れるからでしょ」くらいに思っていたんですが、こんな合理的な理由が隠れていたのは驚きでした!
(実際、落花生の産地だからという理由の所もあるみたいですね)

主婦の視点からすれば、「豆を無駄にしなくていい」「子供にもやらせやすい」という2点には、特に関心が高まりました。

今回の記事を読んで面白いなと思った方は、落花生の豆まきをやってみてはいかがでしょう?
我が家も、検討してみます!

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