浴衣の着方を知りたい女性必見!帯の結び方や着付けを簡単解説!

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女性が夏に着る浴衣は、涼し気な雰囲気が漂ってとても素敵ですね。
古い街並みを、浴衣を着て歩くのも流行っています。

夏場は何かと出番の多い浴衣ですが、そのたびに着付けを頼むのも面倒です。
いっそ、自分で着られたらいいと思いませんか?

今回は、そんな女性の願いを叶えるべく、浴衣の簡単な着方をご紹介しましょう!

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この夏こそ着こなしたい!女性の浴衣の着方を8つの手順で完全網羅!


浴衣の着方は、実はそんなに難しくはありません。
ポイントさえ押さえておけば、誰にだって着ることができますよ。
今年の夏は、浴衣を可愛く着こなしてみませんか?

【右前】とは左衿(えり)を前にすること

それでは早速、浴衣を着るのに大切なポイントを押さえておきましょう。
まず覚えておきたいのは、左衿(えり)を前にするということです。

左衿を前にするこの合わせ方を、「右前」と言います。
表に出るのは左なのに右前という、何ともややこしい言い方です。

混乱をさけるために覚えておきたいのは、「他人から見てyの字になる」という点です。

左衿を前にして浴衣を着ると、英語小文字のyのように見えます。

左衿を前が右前だと覚えにくいという場合には、この裏技ポイントを覚えてくといいでしょう。

浴衣の着方ポイントを押さえたところで、女性が浴衣を着る流れを見ていきましょう。

着方の手順①下準備

より美しく浴衣を着るため、下準備をしておくといいでしょう。
しておくのとしないのとでは、浴衣を着た仕上がりが違ってきますよ。

本来の浴衣は素肌に着るものですが、今では夏のお出掛けスタイルのひとつとしても定着しています。

汗をかくことも考え、下着を身に着けた上で浴衣を着用しましょう。
あれば和装用のブラジャーが好ましいですが、普段着用のブラジャーやキャミでもOKです。

痩せ型の人は、ウエストにタオルを巻くなどすることをおすすめします。
腰回りにある程度の肉付きがあった方が、浴衣は美しく着られるものなのです。

ヘアメイクをする場合は、先に済ませておきましょう。

着方の手順②浴衣を羽織る

ヘアメイクをして下着を着けたら、早速浴衣を羽織ってみましょう。

羽織って袖を通したら、背中の縫い目を背骨の位置に合わせます。
1人で浴衣を着る場合には、手で触れて、合っているかを確かめるといいでしょう。

着方の手順③浴衣の丈を決める

背骨と浴衣の背中の縫い目を合わせたら、次は浴衣の丈を決めます。
浴衣の衿の先を合わせた上で持ち上げ、裾を上に引き上げます。

丈は長めに持ち上げておくのがポイントです。
くるぶしが出るくらい持ち上げておくと、その後の調節も上手くいきます。

着方の手順④浴衣を合わせる

短めにしておいた丈は、ここでちょうどいい長さに調節します。
丈は好みでもありますが、くるぶしが出るか出ないかくらいがちょうどいいでしょう。

ここで忘れてはならないのが、最初に触れた浴衣の着方に関するポイントです。
左衿が上、でしたね。
ということは、右側を先に体に合わせるということになります。

浴衣の右側を、左の脇に向かって持って行きます。
この時、右側の丈は、裾より7~8㎝上に合わせておきます。
その位置で右側を固定し、今度は左側を右脇に向かって持って行きます。

左側の丈は、下になる右側の丈よりもさらに3cm程上に来るよう合わせると、仕上がりがきれいに見えますよ。

着方の手順⑤腰紐を結ぶ

左右の位置を確認して浴衣の前を合わせたら、腰紐を結んで固定します。

ここではまだ、上半身に浴衣がだぶついている状態です。
これは着上がるまでに直しますので、心配はいりません。

着方の手順⑥おはしょりを整える&衣紋を抜く

「おはしょり」とは、浴衣を着た時に、帯の下に出る部分のことです。
腰紐を結んだら、次はこの部分を整えていきましょう。

浴衣の左右の脇の下あたりに、切れ目があります。
ここを身八つ口というのですが、ここから手を差し込んで、上半身のだぶつきを内側から整えます。

イメージとしては、腰紐を隠すように、生地を下に向かって伸ばしていく感じです。
ウエストの周囲を、前だけでなく後ろも皺を伸ばしておきましょう。

衣紋を抜く作業もしておきます。
耳慣れない表現ですが、「衣紋」とは浴衣の後ろ衿を指します。
「衣紋を抜く」というのは、後ろ衿を引き下げることや、その
引き下げ具合についてのことです。

衣紋は、背中を下に少し引っ張り、拳がひとつ入るくらいの余裕を作るといいでしょう。

このタイミングで、浴衣の衿も整えておきましょう。
胸に沿うような形で整えると、美しい見た目になります。

着方の手順⑦伊達締めを巻く

伊達締めとは、表面に出る帯の下に巻く、細めの帯のことです。
おはしょりをきれいに固定するという役割もあります。

伊達締めは前から当て、後ろで交差させて前で結びます。
当てる位置としては、胸の少し下あたりが好ましいでしょう。

前で結んだ伊達締めの端が残りますが、脇の辺りに挟み込んでおくと邪魔になりません。

伊達締めは1本の帯ですが、結びやすいように紐が付いたタイプや、マジックテープで簡単に留められるタイプもあります。
自分の使いやすい物を選んで、浴衣を着てみるといいでしょう。

着方の手順⑧帯を巻く

近頃は既に結び目の作られた帯も販売されており、浴衣も1人で着やすくなってきています。
一番簡単に済ませたいなら、そういった帯を使うことをおすすめします。

結ぶところからチャレンジするぞという努力家さんは、以下の結び方を参考に、浴衣の着方の仕上げに取りかかってみてください。

・リボン結び

浴衣の帯の、一般的で簡単な結び方と言われるのが「リボン結び」です。
「リボン風文庫結び」などと呼ばれたりもします。
具体的な結び方の手順を見ていきましょう。

① 体に帯を沿わせ、体に巻く

帯は裏面を内にして背中に沿わせ、前に向かって巻いていきます。
この時に前に持ってくる帯の長さは、左側を短めにしておきます。
あまり難しく考えず、だいたい腕の長さ程度にしておくといいでしょう。

帯は左側を先に、前に向かって巻いていきます。
前に持ってきた帯の左端は、斜めに山折りしておきます。
こうすることで、美しい結び上がりになるのです。

次に右側を前に持ってくるのですが、この時、先に巻いた左端を中に巻き込まないよう注意します。
左端は、前に持ってきた右側の帯の上に出るようにしておきます。
この状態で、長い右側の帯をもう一周体に巻きつけます。

巻き終わったらそれぞれの端を持ち、一度ギュッと締めておきます。
結ぶ必要はありません。

また、胴体に帯を巻く際には、帯の下側が体にフィットするようにきつめに巻くことをお忘れなく!
上側は緩めで構いませんが、下側を緩みなく巻くことが、浴衣の美しい着方にとても重要なのです。

② 帯を一度結ぶ

① で胴体に巻いた帯の右端は、左端と同様に斜めに山折りします。
その状態をキープしつつ、巻いた帯の内側から、左端を前に取り出します。
そこでまず、一度ギュッと結びます。

結んだら、山折りにしていたそれぞれの帯端を、また平たく開いておきます。
伸ばしておくことで、結び目がほどけにくくなるのです。

③ リボンの輪っか部分を作る

広げた右側の帯端を折り畳み、リボンの部分を作っていきます。
たとえば2回折り畳むと、リボンの輪っかになる部分が4つ出来る計算になります。

折り畳む長さを変えると、結び終わりの印象も変わってきます。
何度かチャレンジしてみて、自分好みのやり方を見つけてみてくださいね。

④ リボンを形にしていく

折り畳んだ帯の上下を中心に寄せて、リボンのひだになる部分を作ります。
ひだの数はお好みですが、山を3つ作るとシンプルでかわいいリボンになります。

寄せたひだは崩れないように固定して、余らせていた左側の短い帯端で留めていきます。
上から下に回しぐっと締め、同じようにもう一度回します。
ひだに回して余った部分は、帯と体の間に挟み込めばOKです。

これで、体の前方に、大きなリボンの結び目が完成しました。
そのままでもいいですし、あえてリボン同士をずらすようにすると、また別の可愛らしさが生まれます。

このリボンを、帯を回すようにして背後に持っていけば、浴衣の着方としては完成です。
お疲れさまでした!


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ちゃんと着こなせてる!?浴衣と着方にまつわる3つのタブーとは?


生地の柄や帯の結び方など、個性的な浴衣が増えてきていますね。
他と同じようにしたくないという気持ちは分かりますが、やはり、押さえておくべき部分は押さえておきたいものです。

よかれと思ってやっていることが、実は浴衣を着る上でのタブーになっている可能性もあります。
こういうこと、あなたはやっていませんか?

●右衿が上で着ると…

これはタブー中のタブーですのでご注意を!
その着方は、亡くなった人が死に装束を着る着方なのです。

先にご紹介したように、左衿を前にするという浴衣の着方を、右前と言います。
右が前だから右衿を上で着ると勘違いしてしまうと、ちょっと笑えない状況に陥ってしまいます…。

正しく着られたかはyの字で確認するとご紹介しましたが、「右手を問題なく衿の中に入れられるか?」という確認方法もあります。

左の衿が前になっている正しい着方だと、右手がスムーズに衿の中に入っていきます。
自分だけで確認しないといけない場合には、こちらの方法も試してみてくださいね。

●露出はみっともない!

若い人向けの浴衣には、裾にフリルが付いていたり、ミニスカートのように丈の短いものもあります。
小さな子どもが洋服のように着るならまだしも、それなりの年頃の女性が着るのはおすすめできません。

個性を出してこそのファッションという声もありますが、浴衣にはやはり、浴衣のルールがあります。

かつては寝間着として着用されていた浴衣なので、昼間に着るのをよく思わない人もいるくらいです。

現在ではそういった考え方はかなり少数派ですが、だからといって、何でもOKというわけにはいきません。

浴衣を着る時に、露出に走ることは止めておきましょう。
浴衣を着る女性として、大変みっともない行為だと思われます。
着方を覚えて自分で着るにしても、浴衣の丈はくるぶしあたりが理想的です。

●胸は控えめに…

胸を大きく見せたいという願望は、女性なら誰しもあるのかもしれません。
しかしそれも、浴衣を着る時にはタブーになりますので注意が必要です。

衿がはだけるように浴衣を着るのは言語道断ですし、帯の上に胸が乗っかるような様も見苦しいとされています。

洋服ではセクシーに見えても、浴衣では生活感あふれる女性に見られてしまう恐れがあります。
上から下まで流れるようなラインを作るのが、浴衣では美しいとされているからです。

胸が気になる場合には、和装用のブラジャーを使うことをおすすめします。
専用の下着を使えば、より美しく、浴衣を着こなせることでしょう。

まとめ


浴衣を着ると、夏らしさがぐっと高まりますね。
今はレンタル浴衣もあり、自分の浴衣を持っていなくても、気軽に着ることが出来ます。

積極的に浴衣を着たいと思いつつも、着方が分からないために尻込みをしていた人もいるのではないでしょうか。

今回ご紹介した浴衣の着方では、専門用語はなるべく使わず、使うのなら説明を入れるようにしました。
分かりやすく感じていただければ、書き手として幸いです。

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今回の記事を参考にしていただき、浴衣で素敵な夏の思い出を作ってみてくださいね。

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