結婚して子どもが生まれると、次に考えるのはマイホームですよね。
実は共働き夫婦にオススメな、子育てしやすい間取りがあるんですよ!
オススメの間取りには、子どもと顔を合わせやすいリビング階段や、子ども自身が汚れを落としやすい玄関などがあります。
他にも、仕事と家事育児を両立しやすい間取りをご紹介していきますね!
子育て中の共働き夫婦にオススメの間取り5選
共働きの場合、配慮が必要な大きな事柄が2つあります。
・子どもとの時間が取りにくい
・夫婦どちらも仕事で疲れている
というところがベースになってきますよね。
この2つを考慮した間取りは次の5つです。
1.見守れる対面キッチン
キッチンにはさまざまな形がありますが、その中でも対面キッチンがオススメです。
対面キッチンだと、子どもが遊んでいる姿を見守ったり、子どもと顔を見ながら会話をしたりできますよ。
独立型のキッチンだと、どうしてもこもりがちになってしまいます。
料理中でも子どもとの時間を持つために、キッチンはぜひ対面にしましょう。
2.顔を合わせやすいリビング階段
階段をリビング階段にすると、リビングと寝室の行き来というだけでも顔を合わせられます。
お互いの気配を感じられると安心できますよね。
忙しくて子どもと接する時間をなかなか作れなくても、リビング階段なら大丈夫です!
3.自分で片付けられる小上がり収納
子育て中というところで気になるのは、部屋の散らかり具合ですよね。
毎晩片付けてから寝たいところですが、仕事で疲れていると片付けをするのは億劫。
そんなとき、子どもが自分で片付けやすい収納を作っておくとよいですよ。
オススメなのは、小上がりの和室を作り、小上がり部分に収納を作ることです。
収納場所が低い位置にあるので、子ども自身でしまいやすいんですよ。
小上がり部分の収納なので、わざわざおもちゃの片付けスペースを作らなくてもよくなります。
また、和室はオムツ替えや添い寝もしやすいので、ぜひ作っておきたい間取りです。
4.家事動線のよい水回り
仕事で時間がない朝は、家事を効率よくやりたいですよね。
そんなときは、水回りの家事動線をまとめてしまいましょう。
キッチンから洗面所、そして洗面所から洗濯物干しスペースは最短距離で移動できる間取りにしておくのがオススメです。
そうすると、洗濯機を回して朝ご飯を作り、子どもに食べさせている間に洗濯物を干すという流れがスムーズにできますよ。
5.汚れを持ち込まない玄関
子どもが公園から帰ってきたとき、汚れをどう落とすかがポイントですよね。
そんなときは、リビングへ行く前に手を洗えるように、玄関のそばに洗面所を作っておくのがよいですよ。
そうするとすぐに手を洗えるので、汚れた手であちこち触られる危険性もありません。
また、子どもが帰ってきてわざわざ洗面所まで誘導する手間も省けますよ。
仕事後にご飯を作るとなると、あまり時間がないので料理に集中したいですよね。
他にも、遊び終わったお砂場セットなど汚れやすいものをしまうために、玄関に土間収納を作っておくと、家の中をキレイに保てますよ。
少しの工夫で、子どもとの時間を取りやすく、仕事で忙しくても家事をしやすい間取りにすることができます。
特別めずらしい間取りではないので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
子育て中の共働き夫婦にはNG!?な間取り3選
先ほどご紹介したようなオススメの間取りがある反面、実は子育て中の共働き夫婦にはオススメできないものもあります。
1. アイランドキッチンは子どもの遊び場
新しく家を買おうと思うと、アイランドキッチンってオシャレで憧れますよね。
でも、実はこれって落とし穴なんです。
LDKで存在感のあるアイランドキッチンに、もちろん子どもは興味津々。
しかも、壁に接している面がないのでどこからでも侵入できちゃうんです。
仕事前や仕事後だと急いで料理をしたいのに、子どもにうろちょろされたらはかどらないですよね。
侵入を防ぎたくても、アイランドキッチンだとなかなか難しいんです…。
もしアイランドキッチンのようなオープンキッチンにしたいという場合は、片方が壁付になっているペニンシュラキッチンを選ぶとよいでしょう。
ペニンシュラキッチンだと出入り口が1ヶ所だけになるので、ベビーゲートなどをつけておけば子どもを気にせず料理ができますよ。
2. トイレが1ヶ所にしかない
トイレ掃除の回数が増えるので、トイレは1ヶ所のみにしたいところですよね。
ですが、実はトイレ掃除の手間を買ってでも、トイレはリビング階だけでなく、寝室のある階にも作った方がいいんです。
仕事前の時間がないときに、トイレの時間が重なると困りますよね。
子どもが小さいとトイレの時間って長くかかるんです。
そんなときにもう1ヶ所トイレがあると、それだけで朝のストレス軽減になりますよ。
それに、夜に子どもがトイレで起きてしまったときも、すぐにトイレに行けるので、トイレはぜひ2ヶ所作ってくださいね。
3. お風呂が狭い
お風呂は、最低限の広さがあればいいかなと費用の面で削減されがちな場所です。
ですが、共働き夫婦だと一人で子どもをお風呂に入れることも多いはず。
子どもが2人、3人になると広いお風呂でないと、洗いにくくてかなり窮屈に感じてしまうんです。
湯船も洗い場も少し広いかなと思う程度にしておくのがオススメです。
間取りを見ているだけでは広すぎると思うかもしれませんが、実際お風呂に入れたときにはちょうどよいですよ。
こちらの3つもありがちな間取りですよね。
夫婦のみで暮らしている分には問題ないですが、子育て中、とくに共働きともなるとオススメできる間取りではないんです…。
いいなと思った間取りでも、一回頭の中でシミュレーションしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
少しでも無駄な負担をなくして、子どもとの時間を持てるような間取りばかりでしたよね。
ぜひ子育てしやすい間取りを取り入れて、満足できる夢のマイホームを建ててくださいね!