アデノウイルス?子どもの夏かぜ!こんな症状に要注意です!

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気になる夏かぜ

目がかゆくなったり、高熱が続いたり、のどが腫れたりしますよね。

原因の多くはウイルス感染によるものだそうです。

中でもアデノウイルスは、感染力が強く、大人にまで感染することがあります。

今回は、アデノウイルスの原因や症状をまとめてみました。

お子様の状態が心配になった時に、参考にしてみてくださいね。

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こんな症状の時は要注意!

咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)

咽頭は「のどの荒れ」、結膜とは「目の充血」、熱とは「発熱」の症状を指しています。
これらをまとめて『咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)』と言います。
ここで注意したいのは、この3つの症状が必ず出てくるとは限らなくて、不完全な場合もあるのです。

ウイルスが原因

咽頭結膜熱は、アデノウイルスというウイルスに感染することによって発症します。

プールの水から感染することもあるので、「プール熱」という呼び方もされます。

アデノウイルスには約50種類の型があるので、それぞれの型のウイルスによって違った症状が出てくるのです。

アデノウイルスは、たくさんの症状があるという特徴を持ったウイルスなのです。

アデノウイルスによる具体的な症状

病名症状
上気道炎・気管支炎熱・鼻水・咳・のどの痛みなど
扁桃炎熱・のどの痛み・扁桃に膿が付着
咽頭結膜熱(プール熱)熱・結膜充血・のどの痛み
胃腸炎嘔吐・下痢・腸重積
流行性角膜炎(はやり目)目の充血・目やに・目の痛みなど
出血性膀胱炎血尿・頻尿・排尿痛・残尿感

このように、たくさんの症状があるのですね。

お子様の症状に当てはまる場合は、できるだけ早く医療機関を受診されることをおすすめします。

プール熱については、こちらの記事を御覧ください。参考になりますよ。

アデノウイルスについては、こちらの記事を御覧くださいませ。


感染経路を注意しましょう

ウイルスの感染経路は主に2つケースがあります。

接触感染

感染源に接触することで感染すること。

直接感染・・・皮膚や粘膜などが直接触れあって感染する場合

間接感染・・・病原体が付着したタオルや容器などから感染する場合

<出典:デジタル大辞泉

飛沫感染
せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれる病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染すること。
通常は1~2メートル以内の至近距離で感染する。
<出典:デジタル大辞泉

まとめ

アデノウイルスは、接触感染飛沫感染によって感染するので、予防には次の方法が有効になります。

予防方法

・うがい

・石鹸での手洗い(殺菌作用のある薬用せっけんがおすすめ)

・タオルや洗面器の共用をしない

なお、アデノウイルスのウイルスの予防について、下記の記事に詳しく説明していますので、ご参考ください。


この記事は、以下のページを参考にしました。

参考国立感染症研究所

参考手ピカジェル

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