子どもがはやり目?プール熱と比較した原因と対策のまとめ

この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク


子どもが「はやり目」?

目やにがたくさん出たり、充血している場合は要注意です。

「はやり目」はアデノウイルスが原因なのです。

誰かにうつしてしまうのか心配ですよね。

今回は、プール熱と比較してはやり目の原因と対策をまとめてみました。

正しい知識を持って予防に役立てますように、応援しています。

スポンサーリンク

そもそもはやり目とはどんなもの?

はやり目=流行性角結膜炎

アデノウイルスによる感染が原因の『結膜炎』です。

はやり目の特徴

・感染力が非常に強い

・空気感染はしない

感染者が自分の目をさわった後で触れたモノ、これに他の人が触った後で目をさわると高確率で感染します。

感染は接触感染によるものです。

接触感染についてはこちらで詳しく説明しています。

プール熱についてはこちらで詳しく説明しています。

主な症状

はやり目とプール熱の症状

はやり目の主な症状プール熱の主な症状
・まぶたの裏のブツブツ・発熱
・目の充血・目の充血
・目やにや涙が増える・のどの痛み
・かゆみや痛み・せき
・しょぼしょぼ感・鼻水
・ゴロゴロ感・下痢
・まぶしさ・風邪に似た症状

注意点

はやり目になると登校禁止になります。
これは、感染力が非常に強いための措置になるのです。

登校禁止は『学校保健安全法』という法律によって定められています。

学校保健安全法の目的

学校は集団生活を行う場であるため、感染症を起こした児童は出席停止にし、他の児童に感染を起こさないようにするため。

幼稚園や保育園でも学校保健安全法に準拠した形で行われています。

出席するにはドクターの許可が必要です。

学校や保育園等には所定の用紙があります。

登校(登園)許可証明書

これをドクターに記入てもらい、登校します。

出席には医者のOKが必要ということです。

※成人はこの限りではありません。法律の対象外です。
集団感染の防止のためにも、できるだけ仕事は休むのが望ましいと言えます。

医療関係や教育関係、福祉関係、飲食関係などの関係者は要注意です。

以前、ある大学病院の眼科病棟で感染が広がり、約1ヶ月間の病棟閉鎖という事態になったことがありました。


誰でもなるの?

ウイルスによる感染なので、大人でも感染します。

大人が発症した場合、重症化しやすいと言われているので要注意です。
特に、発症した子どもの看病中に感染するケースが多いのです。

発症した子供との接触には特別な注意が必要です。

接触感染は、こちらで詳しく説明していますよ。

どこからうつったの?

目をこすった手やモノから感染するケースがほとんど

ウイルスの感染は、ウイルス保持者が目をこすった後で、その手でさわったものや、直接触れた人に感染するケースがほとんどなのです。

感染力が非常に強いので、接触機会の多い人ほど要注意です。

特に手洗いが重要です。できるだけのものはウイルス保持者と共用することは避けて、入浴など必要な場合は最後にするなどの工夫が必要です。

まとめ

普段は全く考えも及ばない「ウイルス」です。

ひとたび感染者が出ると、騒ぎが大きくなります。
特に感染力が非常に強いはやり目プール熱にはしっかりとした対応が必要です。

一番たいへんな思いをしているのが、感染した当事者でしょう。
痛くて苦しくて、ショックで。しかも寂しくて悲しい気持ちです。

ゆっくり休んで、できるだけ早く回復ができるようにしたいですよね。

私たちも、ウイルスに対するために、正しい知識を持っていたいのです。

この記事は、次のサイトを参考にしました。

参考日本眼科学会

参考医療法人 新光会

コメント