「咲いた~咲いた~チューリップの花が~」
でお馴染みのチューリップ!
とっても身近な花ですよね。
童謡のなかでは「赤・白・黄色」と歌われていますが、
それ以外にたくさんの色があり、
色によって花言葉が違うって知っていました?!
トルコやオランダにはチューリップが由来とされる伝説があり、
ギりシャ神話にもチューリップの由来の話がありました!
さらに、咲き方も7種類もあり、チューリップは多彩でビックリ!
ここでは「色別の花言葉」「チューリップの伝説」「咲き方7種類」
を紹介していますのでぜひ、
チューリップの魅力に浸っていってくださいませ^^
では、チューリップの世界へどうぞ~
チューリップの色別花言葉
赤 | 愛の告白 |
白 | 失われた愛 新しい愛 |
黄色 | 望みのない恋 |
オレンジ | 照れ屋 |
ピンク | 愛の芽生え 誠実な愛 |
紫 | 不滅の愛 永遠の愛 |
緑 | 美しい瞳 |
斑 | 疑惑の愛 |
黒 | 私を忘れて下さい |
童謡に出てくる、白と黄色が暗い花言葉なのにちょっとビックリですね!
チューリップ自体の花言葉は「思いやり・博愛」となっていて、
花のイメージにピッタリだなと思いました。^^
花言葉を調べていたら、下のように書かれていた記事を見つけたので載せますね~
「花言葉はその花の特質などに合わせて象徴的な意味をもたせたもので、明確な根拠はありません。監修する人や国、文化などによって選ばれる言葉が違う事もよくあります。贈られる相手は花言葉を知らないことも多いと思うので、あまりこだわりすぎずに自分や相手の好きな色の花を選ぶのがよいことだと思います」
なるほど~!
花言葉はそうなのね~くらいに思って楽しんで、
花は花で楽しんだ方が良いですよね~。
チューリップの伝説・ギリシャ神話
トルコとペルシャの伝説
2人は恋人同士。ある時、村の井戸がかれてしまい、
それを知ったファルハドは村人のために一生懸命に井戸を掘りました。
彼のおかげで、村人たちはまた水を使う事ができるようになりました。
しかし、
井戸を掘る事に夢中になってたくさんの月日を費やしている間に、
シリンは命を落としていました。
仕事に明け暮れて愛する人を失ってしまったファルハドは、
大変なショックを受け、
悲しみと償いのために崖から身を投げてしまいました。
すると、
ファルハドの血から真っ赤なチューリップが咲いたと言われています。
オランダの伝説
昔、3人の騎士たちにプロポーズされた女性がいました。
男性はそれぞれ
「王冠=名声」「剣=強さ」「財産=資産」
と魅力をアピールしました。
心根の優しい女性は選ばれない2人の事を思いやり、
なかなか選ぶことができませんでした。
困り果てた女性は、花の女神フローラに
自分をチューリップの姿に変えてくれるようにお願いしました。
チューリップになったことを知った3人の騎士は
仲良くチューリップを育てていくことにしたそうです。
ギリシャ神話
昔、ギリシャにチューリップという名の美しい娘がいました。
ある日、秋の神のヴェルッゥヌが彼女に一目ぼれしました。
ヴェルッゥヌは何度もアタックしますが、彼女は知らん顔。
全然受け入れられませんでした。
ある日、
お花畑に来ていたチューリップのところにヴェルッゥヌが現れて、
またプロポーズしました。
彼の度重なるプロポーズに困り果てた彼女は、
貞操の神アルテミスに助けを求めました。
するとアルテミスは彼女をチューリップの花の姿に変身させ、
しつこいヴェルッゥヌから救ったのでした。
この3つの話に共通するのは、やはり「愛・思いやり」なのですね。
オランダの伝説は、それぞれ素敵な男性のようで…
どなたにしたら良いか、そりゃ悩むでしょうと思いました!
あとは性格をプラスして考えて…
なんて現実的な事を思ってしまう私です^^
チューリップの咲き方は7種類もあった?!
ひと重咲き
・・・花びらが6枚の基本形。
丸い花の形で一番ポピュラーな咲き方です。
八重咲
・・・おしべが花弁化して花びらの枚数が増えたもの。
開ききるととてもボリュームがある咲き方です。
ユリ咲き
・・・尖った細長い花びらが外側に反るように咲きます。
ユリに似ています。茎が細くしなやかな印象の花です。
パロット咲き
・・・切れ込みの入る花びらが、
オウム(parrotパロット)の羽に似ていることからついた名前です。
波打つ花びらがオシャレな感じの咲き方です。
フリンジ咲き
・・・花びらの先にフリルのように細かい切れ込みが入るのが特徴です。
ひと重・八重があります。
原種系
・・・野生種のチューリップです。
花は小さく背も低く山野草のような雰囲気で、
今までのチューリップと全く違う感じです。
クラウン咲き
・・・新しく出てきた咲き方です。
花びらの先がつぼむ独特な花形が王冠に似ていることからついた名前です。
こんなに咲き方が違うチューリップがあったのですね~。
お花屋さんで見かけてもチューリップと思わないかもですね!
その昔、チューリップは投資の対象だった?!
16世紀にトルコからヨーロッパにチューリップが持ち込まれ、
多くの栽培品種が生み出されたそうです。
オランダでは17世紀に熱狂的なチューリップブーム起き、
投資の対象にもなっていたんだそうです。
日本には19世紀後半に入ってきて、
当時は「鬱金香(ウッコンコウ)」の名前だったそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか~。
チューリップはカラフルに何色もあり、
それぞれ色別に花言葉がありました。
そして、トルコやオランダ、ギリシャ神話に
チューリップの由来となる話があり
チューリップはそれだけ人々に親しまれていた事がわかりました。
チューリップはお馴染みのあの形だけで無く、
7種類の咲き方があり、とっても多彩な花だという事がわかりました。
古い時代から人々に愛され続けてきたチューリップ。
知れば知るほど興味が湧いてきますね!
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