子育てをしていると、本当に悩みが尽きませんよね。
子どものことはもちろんかわいいと思うけれど、それでもどうしてもイライラしてしまうことは少なくないと思います。
中でも、赤ちゃんの夜泣きは本当に辛いもの。
何が嫌なのかさえはっきり分からない上に、言葉も通じなければ、何をしても泣き止まないことが続くと、心が折れてしまいそうになりますよね。
そこで、ここでは、夜泣きはいつ頃から始まるのか?
なぜ赤ちゃんは夜泣きをするのか?
これにどのように対処すれば良いのかをいくつかの体験談を踏まえてお伝えしたいと思います。
夜泣きはいつ頃から始まるの?
その日は突然やってきます
赤ちゃんは新生児期の頃から数ヶ月間は、おっぱいやミルクを飲むか寝るかのどちらかで、本当によく寝る時期なのです。
グズることや黄昏泣きをするようなことはあっても、生まれてすぐの頃は、赤ちゃんにとっての不快なこと(お腹が空いている、おむつが気持ち悪いなど)を解消してあげればなんとかある程度は対処することができます。
泣き止まない子を見ては、「うちの子はよく寝る子なんだなあ。」なんて思っていた矢先、その日は突然やってきます。
早い子で3~4ヶ月頃から
夜泣きは早い子で3~4ヶ月頃から、一般的には5~6ヶ月頃から始まります。
その後、8~10ヶ月頃に夜泣きのピークを迎える赤ちゃんが多いようです。
そして、夜泣きは1歳~1歳半頃には落ち着くことが多いのです。
ただ、個人差も大きく、中には2歳や3歳頃まで夜泣きをする子もいるようです。
雨もいつかは降り止むのです!
いまは大変な時期でしょうが、今が踏ん張りどころです。
後になって懐かしい思い出になるようにしたいですよね!
そもそも、何で赤ちゃんは夜泣きするの?
原因ははっきりしていない!?
赤ちゃんが夜泣きをする原因は、実ははっきり分かっていないようです。
夜泣きは成長過程の一つと捉えられていて、5~6ヶ月頃になってくると、新生児期と比べて動き回ることもかなり増え、まわりにあるものに興味津々になる頃です。
一日動き回って、たくさん刺激を受けて、いろんなことを吸収していく赤ちゃん。
そうすると、脳が活発になって夢を見たり、まだ睡眠サイクルが整っていないため夜中に目を覚ますこともよくあります。
いったん目を覚ますと、再び自分で眠ることにまだ慣れていない赤ちゃんはどうしたら良いか分からなくなってしまう、ということも夜泣きに繋がってしまうようです。
夜泣きにどう対処すればいい?
赤ちゃんが泣いて目を覚ます時、激しく泣くような、いわゆる「ギャン泣き」だったり、または寝言のような「ふぇー」と泣いたり、泣き方にもいろんなパターンがありますよね。
いったん様子を見る
大事なことは、赤ちゃんが泣いたからと言ってすぐに抱っこや授乳をするのではなく、いったん様子を見ることです。
弱めの泣き方であれば、しばらく様子を見ていると静かに一人でまた寝始めることもしばしばあります。
数分様子を見て泣き止まないようであれば、次のポイントに注意してみるといいいですよ!
・おむつは汚れていないか?
・部屋の温度は暑すぎたり寒すぎたりしないか?
など、まずは赤ちゃんにとって不快に感じることを取り除いてあげましょう。
理由なく泣くことも
また、赤ちゃんは泣いているうちに、自分でもなぜ泣いているのか分からなくなることもあるようです。
そういう時には気分を変えるために外に出て外の空気を吸わせたり、ドライブをしたり、音楽を聞かせてみたりするのも良いですね。
でもやっぱり安心するのはママやパパの抱っこ。
抱っこしながらゆっくり話しかけたり、手を握ってあげたり、赤ちゃんが安心して眠れる方法を見つけられるといいですね。
夜泣き予防のためにできること
生活リズムを整える
夜泣きの対処法以前に、そもそも夜泣きしないようにしたい!
そんな方は、まず生活リズムを整えることをおすすめします。
体内時計がまだはっきり整っていない赤ちゃんでも、同じ時間に起こして、適度にお昼寝をさせ、同じ時間に寝かせるということが大事です。
疲れすぎると興奮状態が続いてしまい寝付きが悪くなり、逆に寝すぎても夜に寝てくれなくなります。
毎日同じ時間に同じことをすることで、夜暗くなったら寝る、という習慣を身に付けてもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
夜泣きはいつか終わるもの!
ですね!
赤ちゃんもママもパパもこれを機会に生活リズムを見直し、夜ぐっすり寝て、朝から元気に笑顔で過ごしましょう!
育児は「育自」の意味があるんですね。
子どもを育てることによって学べることが本当にたくさんあります。
自分たちの親がそうだったように、私たちも子育てしながらだんだんと親になっていくのです。
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