12月31日に食べる代表的なものといえば年越しそば!
家族揃って食べるのが恒例の行事というご家庭も多いのでは?
では、その年越しそばの由来はご存知でしょうか?
昔から食べてきたものだし、なんとなく今でも食べ続けてる…なんて方もいらっしゃるのでは?
そんな時に子供から、年越しそばの意味をきかれたら、何と答えますか?
由来がわからないと、子供にもうまく説明できませんよね!
子供に年越しそばの意味をきかれても、由来などしっかりと説明できるように年越しそばのわかりやすい由来を説明します。
これで、子供に聞かれても安心!
実際に子供に伝えるときには?!
年越しそばの意味を子供に伝えるときとしては、
いつから?
どのように始まったのか?
食べるとどんないいことがあるのか?
ということをわかりやすく説明してあげれば、子供も理解してくれると思います!
という伝え方でも、子供にもわかりやすく伝わるかと思いますよ!
年越しそばは、暖かいものか、冷たいものどちらがいいの?
「ざるそば」「かけそば」のどちらがいいの?
といった質問がありますが、どちらの質問も基本的にはどちらでも大丈夫です!
家庭ごとによって、好みや食べ方も違ってくるので、そこは家族のおこのみにあわせて。
大切なことは、残さずたべること!です。
これはお子さんにもしっかりと伝えましょう。
年越しそばは食べられる分を食べましょう。
それでは具体的な意味をお伝えしますね!
大晦日に年越しそばを食べる意味は?
年越しそばの由来はいくつかあるため、今回はよく言われている由来を説明します。
そもそも、年越しそばを食べるタイミングはいつが正解だとおもいますか?
ご家庭や地方の風習によって、昼なのか、夜なのか変わって来ますよね。
その年の悪いことをたちきるという意味からいくと年の暮れ、つまり夜に食べるのがいいですね!
年越しそばを夜に食べる、という風習は江戸時代に生まれました。
意味としては「今年1年の厄を断ちきる」とされてきました。
昔から、そばは体に良いものとされてきて、食べることでからだの中に溜まった毒を除いてくれると思われていまようです。
以下の3つが年越しそばを食べるようになった由来とされています。
① 長寿を祝って食べていた説
そばは細くて長いですよね。その見た目から、長寿になぞらえて、大晦日にそばを食べると長生きできる。とされていたから。
昔は皆さんがおそばの作り方を知っていたのでしょうね。
そば粉を長く伸ばして、それを細く切って作るのがおそばですよね。
細く長くという縁起を担いで「長寿延命」「家運長命」と言われてきたのは自然なことなんですね。
② 縁を断ち切る説
そばはラーメンやうどんといった他の麺類にくらべて切れやすいことから(そば粉100%の場合)、今年の悪縁を切るという意味をこめて食べるのです。「縁切りそば」「年切りそば」とも言われています。知らなかったですよね!
どうしてそう言われるようになったのかは、ちょっとだけ歴史があったのです。
それははるか江戸時代にさかのぼります。
蕎麦はそれ以外の麺類よりも切れやすかったので、それに合わせて今年一年の厄を断ち切る、という意味が込められているんです。
なので「悪いことを断ち切る」という意味が込められていたのですね。
これ以外にも蕎麦は健康にいいものと考えらえていたので、年が明ける前に体を綺麗にするという意味も含まれていたんですね。
今では麺類というと、蕎麦やうどんのほかにラーメンやパスタがあります。
ですが、江戸時代には基本的に蕎麦とうどんしかなかったので、切れやすいそばが選ばれていたというわけです。
ですので、年越しの厄を断ち切るという意味では別にそばでなくてもいいわけです。
ほかの麺類でも全然いいので、蕎麦が苦手な人は別の麺類で年越しをするといいですね。
意味を知っていると年越しそばの食べ方も変わってくると思いますので、昔からの習慣の意味もしっかり確認しておいた方がいいですね。
③ お金を集める説
金細工師が金粉を集める際に、そば粉を練ったものを使っていたことら、そばを食べるとお金が集まるとされていたのです。
そばは「金を集める縁起物」「金運をよぶ」とされています。
以上の3つがよくきく年越しそばの由来になります。
由来とされることがいくつかあるので、子供に説明にするときにはどれがいいのか?と思うか方もいますよね!
3つの説明に関して共通していることといえば、食べると良いことが起きるということです。
長寿も悪縁を切ることも、金運があがることも、どれも嬉しいことですよね?!
まとめ
いかがでしたか?
毎年、年越しそばを当たり前のように食べていて、年越しそばの意味や由来などはなんとなくわからなかった。という方も、これでお子さんにもしっかりと説明できますね!
年の最後に食べるものでもありますし、お子さんにどういった由来があるのかを教えてあげると、お子さんも理解して毎年食べてくれるかと思います。
年越しそばは日本の古い習慣です。
年越しの時期になれば蕎麦のCMがたくさん流れたり、そばを準備する方も多いと思います。
実はこのそばにも由来があったんですね。
意外と知られていない由来ですが、知ってみると確かにこれなら年越しに食べるという意味が分かってきます。
現代人の私たちからしたら、まず噛み切りやすい面を厄を断ち切るという風に解釈するだけでもなんだかすごいと感じてしまいますね。
「年を越す行事」として年越しそばを取り入れていましたが、厳密には「年を越す前の準備」として年越しそばを食べていたなんて意外ですよね。
親から子に伝統を伝えるということで、今後も年越しそばという伝統が続いていくでしょう!
今年も家族で年越しそばを食べて、新年は健康でいいことがある年にしましょう!
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