そろそろ除湿機がほしいけれど、どんなものを買ったらよいのか迷いますよね。
最近は、種類も豊富になって店頭にもたくさんの種類が揃っています。
大事なお買い物、特に電気代が気になりますよね。
買ったは良いが、電気料金が高くついてはがっかりですよね。
そこで、除湿機のコスパと電気料金を比較してみました。
初期投資とランニングコストのどちらを重視するかも大事ですよね。
納得できる除湿機が見つかりますように。少しでもお役に立てると嬉しいです。
除湿機を選ぶ時に気をつけたいポイント
最初に除湿機の「方式」による違いに気をつけましょう
衣類の乾燥など、普段の生活で使用する時に気をつけたいのが、乾燥機の運転方式なんです。
価格が安くても電気代が高くなったりすることだってあるのですね。
除湿機の運転方式によって価格帯の違いもあったりします。
除湿機は次の3つの方式があるんですね。
・コンプレッサー方式
・デシカント方式
・ハイブリッド方式
どの方式にもメリット・デメリットがあって、使用する時期によって適不適があるのも選ぶ基準になると思います。
また、どの方式でも除湿後に出てくる水分はタンクに集められるので、その都度水の処理をする必要があります。
除湿機の方式ごとのメリット・デメリット
構造:複雑
重量:重い
形状:大きい
移動:大変
性能:寒い時期不向き
価格:高め
音:大きい
・メリット
性能:暑い時好調
室温:影響なし
機能:省エネ
電気代:安い
メリットは、熱を使うことがないので省エネ性能に優れており、設置している部屋の室温が上がりにくいという特徴があります。
気をつけたいのが、室温が低い場合には除湿性能が下がるために、寒い時期の結露対策等に使いたい時には不向きになります。
構造:シンプル
重量:軽い
形状:小さめ
移動:スムーズ
性能:普通・寒い時期好調
価格:手頃
音:小さい
・デメリット
室温:上がりやすい
機能:消費電力多い
電気代:高い
デメリットはヒーターを使って水分を蒸発・凝縮させているので消費電力が高いことと、設置する部屋の室温も上がりやすいという特徴があります。
構造:複雑
重量:重い
形状:より大型
移動:大変
性能:高い・通年好調
価格:高い
・メリット
室温:変化なし
機能:通年OK
電気代:普通
音:普通
構造はコンプレッサー方式とデシカント方式を切り替えながら機能しているものです。
外気温や室温にかかわらず通年で使用できますが、小型化するのには不向きで、大きさは他の方式よりも大きくなっています。そのために価格も高くなっています。
コスパと電気料金
除湿機は方式による違いが多いということが理解できました。
次にコストパフォーマンスを見ていきましょう。
ハイブリッド方式>コンプレッサー方式>デシカント方式
コンプレッサー方式>デシカント方式
寒い時期(性能:高>低)
デシカント方式>コンプレッサー方式
※ハイブリッド方式は通年変わらず
まとめ
どの方式にも優れたポイントと、注意したいポイントがあるので選ぶのは難しいですね。
総合的に考えて、いくつかの選択肢を考えてみました。
どの選択肢にも注意点があるのでご注意くださいね。
★とにかく経費節減で本体価格も電気代も安くしたい方
コンプレッサー方式をおすすめします。
ただし、コンプレッサー方式は運転時に想像以上のモーターの作動音がします。気になる方には苦痛に感じる時もあるでしょう。ストレスになっては困りますので、購入されたい方は、実際に作動音を確認されることをおすすめします。
★運転音も静かで電気代もまあまあのコスパは
ハイブリッド方式です。
車でもそうですが、最初の本体価格が少々高くても、維持費を押さえたい方にはハイブリッド方式です。ただし注意したいのは、電気代はコンプレッサー方式とそんなに違いがないのに本体価格がかなり高いという点です。価格に納得できればおすすめします。
価格重視や消費電力重視といった考え方次第で、選ぶ除湿機の方式が変わってきますね。
上手な湿度調節で、大切な衣類などを快適に乾かすことができるといいですよね。
ご購入の参考に役に立てると嬉しいのですが。いかがでしょうか?
わが家ではハイブリッド方式(結婚後に購入)とデシカント方式(結婚前に購入)の両方を使っています。
普段の室内干しはハイブリッド方式を、寒い時期はデシカント方式の除湿機を使っています。
15年以上現役で働いていますが幸いなことに一度も故障してません。
夫婦そろって花粉症とハウスダストには弱いので、必死で湿度調節をしています。
最近ではイオンやPM2.5、花粉対策などのプラスアルファの機能がついた商品が多くなりましたね。除湿機も高級化されつつあるように思います。
使用する時期や季節に合ったものを選んで快適に過ごすことができますように。応援しています。
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