夏も終わり少し涼しさを感じるころになると、美味しいだしがジワッと口に広がるおでんの暖かさが恋しくなりませんか?
しかも、おでんが食べたいという欲求は、急に沸きあがってくることが多いもの。
ところが、おでんはとことこと長~く時間をかけて材料を煮、味をしみこませて美味しくなるもの。おでんに人気のある大根なんかは、特に時間をかける必要がありますよね。
なので、「夕飯におでんを食べたい」と思っても、思いつくのが昼過ぎだったら、たいていはあきらめてしまうのではないでしょうか?
そんな時、とても重宝な料理器具が圧力鍋なのです。
この記事では圧力鍋を使ったセブンイレブン風レシピを紹介します!
おでんの短時間レシピ お助けマン圧力鍋!
圧力鍋は短時間で肉や根菜類などをトロトロに柔らかくする、というのが特徴の調理器具ですよね。
急いでおでんを作りたいとき、圧力鍋を上手に使ってみるといいですよ!
おでんはそれぞれの家庭で材料が違い、家庭の味というものが出やすい料理ですね。
多くの家庭では大根やこんにゃく、里芋、厚揚げ、卵、てんぷらなどが定番ではないでしょうか?
圧力鍋の特徴は素材によって圧力をかける時間が違うこと。時間をかけすぎると柔らかくなりすぎて、素材が崩れてしまうことがありますので要注意です。
最初に、大根やこんにゃくなど味が染み込みにくかったり柔らかくするのに時間がかかる素材と、厚揚げや練り製品など比較的時間をかけなくてよいものとにわけましょう。
次に、圧力鍋に醤油、出汁、水、酒、みりんなど調味料を入れます。
おだしの黄金比はこちらの記事をおすすめします!
そこへ硬い素材の大根やこんにゃくなどを先に入れ、沸騰したら弱火にして圧力を3分かけます。3分たったら火を止め、圧力が抜けて蓋があくまで待ちます。
次に厚揚げや練り製品などを上からさらに加え、同じように沸騰したら弱火にし、また3分たったら火を止めます。後は食事の時間になるまでそのままにしておきます。
出来上がった状態で、一度試食してみてください。
まだ火を加えた方が良いと感じたら、おでんを普通の鍋に入れ替えて、もしくは圧力鍋の蓋を普通の蓋に変えてさらに火を加えてくださいね。
圧力鍋をはじめて使う方は、普通の鍋とは使い方が違いますので、使用要領を良く読んで使ってください。
美味しいおでんレシピ セブンイレブン風時短おでん
実は、自宅でもセブンイレブン風のおでんがとても簡単にできるんですよ!
決め手はだしでしょうか?今は美味しいだしの素がいろいろ発売されていますので、お気に入りを使ってください。昆布とかつおぶしでだしをとられる方は、すばらしいですね。
ちなみに私は、自然素材だけで作られただしの素を利用しています。
水1リットルにだしの素8g、塩小さじ1+3/1、砂糖大さじ1、醤油小さじ1を加えます。
これでほぼ50%はセブンイレブン風おでんができました。
後はこのだしにおでんの材料を入れて煮込むだけですが、電子レンジを利用して野菜を柔らかくしておくと時短ができますよ。
大根はラップかけて電子レンジ(600W)で6分、じゃがいもはラップして3分加熱します。
厚揚げは熱湯にくぐらせて油を軽く抜きます。
こんにゃくは軽くゆでて悪抜きしますが、商品によっては悪抜きが必要のないものもありますので、その場合はもむようにして水洗いだけでもかまいません。
調合しただしにおでんの材料を加えて沸騰させ、火を弱めて3分ほど煮込みます。
食事前に再度火にかけて、温かくしていただきます。
おでんができたらすぐに食べることもできますが、おでんができて冷えていく過程で味がさらに染み込んでいきますので、時間がある人は早めに作ると良いでしょう。
まとめ
セブンイレブンのおでんは「美味しい」という声を、良く聞きますね。
歩いて2分のところにセブンイレブンがありますので、「お鍋を抱えて…」といった誘惑を払いのけて、手作りおでん頑張っています。
冬場はガスストーブの上にお鍋をのせたり、急ぐときは圧力鍋や電子レンジを利用して…
煮込み料理が早くできるようになったのは嬉しいですね。
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