秋といえば?柿の栄養・効能を詳しくご紹介!

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秋といえば、食欲の秋!サンマ、お芋、キノコ、栗…
中でも忘れてはいけないのは、柿!

日本の昔話にも多く登場し、古来からその味を楽しまれてきました。
また、「渋柿」「甘柿」など、こどもたちの遊びの材料にもなってきた植物ですね。

今回は、その柿について詳しくご紹介します!

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柿っていつからあるの?

実は元々日本には「渋柿」しかなかった、って、ご存知ですか?

柿自体、古くは『古事記』や『日本書紀』にも人の名前や地名の一部として登場する、古くからある木の実なんです。

「甘柿」は渋柿の突然変異種で、1214年、神奈川県川崎市のお寺で偶然発見された甘柿が、世界最古の完全なの甘柿と言われているそうです。

西暦700年ごろの遺跡から既に柿の種子が見つかっているそうなので、500年は甘柿は存在しなかったのことになりますね。

そう考えると、最初に甘柿を口にしてみた人ってすごいです。恐る恐る食べてみたんでしょうか。

甘柿と渋柿って?

では、甘柿と渋柿の違いってなんでしょう。

そもそも、熟していない柿は甘柿も渋柿もどちらも渋く、そのままでは食べられません。
この柿が熟したときに、柿に含まれる「タンニン」という渋み成分が、口の中で溶けない不溶性になるのが「甘柿」といわれるものなんですね。

逆に渋柿は、熟しても変わらず渋いままですが、実は糖度が甘柿よりかなり高いんです。
渋柿は乾燥させるとタンニンが不溶性になり、砂糖の約1.5倍もの甘さを感じられるようになります。なので、干し柿にするなら渋柿のほうが甘く、美味しく食べることができるんです。

また、炭酸ガスやアルコールなどを使ってタンニンを不溶性にすることで、「熟柿(じゅくし)」として美味しく渋柿を食べることができるようになります。

柿の栄養は?どんな効果があるの?


「柿が赤くなれば、医者が青くなる」ということわざがあります。
「食欲の秋」というように、秋には多くの食べ物が収穫時を迎えますね。

このことから栄養を沢山取れる季節になり病人が少なくなる、という例えに使われる柿ですが、実は柿自体にもたくさんの栄養素が含まれているんです。

・ビタミンC

みかんの2倍の含有量で、柿ひとつで1日の必要な量を賄うことができます。
また、柿は「ベータクリプトキサンチン」という栄養も含んでおり、強い抗酸化作用で風邪の予防、美肌などにも効果的です

・タンニン

先ほど書いた、渋みの原因ですね。
タンニンも強力な抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防などにも役立ちます。

・ベータカロテン

皮膚や粘膜などに働き、肌荒れなどに効果があります
干し柿の方が、生柿より多くベータカロテンを含みます。

沢山の効能をもたらしてくれる柿ですが、実は体を冷やす効果もあります。
何事もほどほどが良いですね。栄養があるからといって、食べ過ぎは禁物です。

 

柿の栄養についてはこちらでも詳しく!

柿の効能についてはこちらで詳しく!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

秋の代名詞とも言うべき柿についてご紹介しました。

今年もいよいよ柿のシーズンがやってきますね!

甘柿、干し柿、柿の葉茶など、自分好みの美味しい柿の食べ方を探して、柿の栄養素の恩恵をばっちり受けて元気に過ごしていきましょう!

柿の保存方法についてはこちらで詳しく!

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