エイプリルフール!楽しんでますか?
ネタばらしなどを楽しむためのルールはあるのでしょうか?
せっかく楽しむのに、お約束のルールは大切ですよね。
今回は、意外と知られていないエイプリルフールの日本でのルールをご紹介します。
めっちゃ楽しいネタばらしタイムの心得をお伝えします。
エイプリルフールのルール!日本での一般的な3つをご紹介!
結論から言うと、
実はエイプリルフールにルールといったものはありません。
日本のみならず世界中で楽しまれているエイプリルフールではありますが、
正しい由来すら定かではないのです。
(由来には諸説あると言われています)
そういうわけで「これが守るべきルールだ!」という絶対的なものは存在しないのです。
ただし…。
最近は、SNS上でエイプリルフールを楽しむ傾向があるみたいですね。
そういうわけでネット上では、エイプリルフールに関する暗黙のルールが広まっているそうですよ。
②エイプリルフールの嘘には怒らない
③嘘をついてイイのは午前中に限る
以上の3点が、日本におけるエイプリルフールのルールだと言われています。
これは、Twitterで誰かが発信して広まったルールらしいです。
①と②は特に、和を重んじる日本人らしいルールと言えますね。
個人の提案したルールではありますが、
支持する人が多かったためにルールとして定着しつつあるのでしょう。
ところで、①と②のルールは常識的に考えて納得できますが、
③の「嘘は午前中だけ」というのはなぜなのでしょうか?
このルールに関しても諸説ありますので、詳しくは次で見ていきましょう。
エイプリルフールの日本版ルールを深掘り!午前中だけ嘘のルーツは?
人を傷つける嘘はつかない、エイプリルフールの嘘で怒らないというルールは、意味がよく分かります。
では、「嘘をついてイイのは午前中だけ」というルールには、どんな意味があるのでしょう?
こちらでは、そのルールについてさらに深掘りしていきます。
●午後はネタばらしをするから
嘘は午前中だけというルールは、午後にネタばらしを控えているからというのが一番の理由だと言われています。
明らかに嘘だと分かる嘘もあれば、妙に信憑性が高くて、嘘か本当か分かりにくいものもありますね。
嘘をつきっ放しにして、相手を混乱させたままでは可哀想!
その日の午後にはネタばらしをして、嘘を吐いた相手を安心させて
あげよう!
これも、とても日本的な考え方だと思われます。
ところがこのルール、実は日本だけのものではないのです。●ルールはイギリスやアイルランドから伝わった
嘘つくのは午前中だけというルールは、イギリス発祥だと考えられています。
実際、イギリスやアイルランドの一部地域においては、嘘は午前中だけというルールがあると言われています。
それがSNSなどを通じて、日本にも広まった可能性が高いです。
日本のエイプリルフールのルールはSNSでの拡散が始まりと触れましたが、その呟き自体が「エイプリルフールの嘘」だという見方もあるみたいですね。
世界中で親しまれているエイプリルフールですが、国によってルールは違います。
アメリカ、ドイツ、フランス、イタリアなどでは、1日中嘘がOK。
オマケ解説①
人を傷つけないで楽しむのは万国共通のルール
日本で広まっているルールとして、「相手を傷つけない」というルールを挙げましたが、これは万国共通でもあるようですね。
誰かを嫌な思いにさせる嘘は、必要ありません。
明らかにバレるような嘘であっても、みんなが笑い合えるようなものであればいいですね。
オマケ解説②
世界にはエイプリルフールを禁止している国もある
広い世界には、エイプリルフールに嘘をつくことを禁止している国もあります。
身近なのが、中国です。
社会主義を掲げている中国では、嘘つくことが好ましくないとされているのです。
文化的な考え方からも、よしとされていないようです。
他には、インドネシアやマレーシアでもNGだと言われています。
こちらの国々の場合は、イスラム教が関係しているとか。
イスラム教の聖典コーランに、他人に嘘をついてはいけないという記述があると言われています。
宗教的な理由から、エイプリルフールをよしとしない国もあるんですね。
まとめ
クリスマスやバレンタインと比べて、やや盛り上がりに欠けるエイプリルフール。
そもそも嘘をつくという行為自体が、日本人にはあまり合っていないのかもしれませんね。
今回は、そんなエイプリルフールの日本でのルールについて触れてみました。
ルールを知ってみると、エイプリルフールを楽しむのもいいかもと思えてきませんか?
日本で言われているルールに、もちろん権限はありません。
破ると罰せられるなど、そういうことはまったくありません。
しかし、ルールを守ってこそ、誰もが楽しめるエイプリルフールになるのは間違いないでしょう。
今までルールを知らなかった人は、今年はルールを守った上で楽しんでみるのもありかもしれませんね。
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