ドイツに行きたいけれど、ツアー旅行はせわしなくて好みではない…。
もしあなたにやる気があるなら、個人旅行を手配してはいかがでしょうか?
今回は、初めてだけど個人旅行したい!というあなたのため、
旅行の手配時に大切なポイントと移動時のお得情報、
知っておくと便利なヒントを紹介します。
自分で努力するからこそ、きっと心に残る旅になることでしょう!
初めてでもOK!?ドイツ個人旅行の手配の5つのポイントとは!?
個人旅行の手配というと、何やらものすごく大変な気がしますか?
ご心配なく、いくつかのポイントを押さえて手配すれば、そんなに複雑なものでもありません。
では、必ずやるべきこととは一体何でしょうか?
航空券を買う
飛行機のチケットを買わなければ、何も始まりません。
直行便なら、日本から乗って次に降りるのはドイツなので便利です。
日本から目的地への直行便があるかは、チェックが必要です。
また、乗継便に比べるとやはり値段は高め。
乗継便利用の場合
いったん別の国で乗り換える場合と、ドイツ国内で乗り換える場合とがあります。
直行便より時間がかかるのと、最初の便が遅れたときに面倒になるというデメリットがあります。
初めての個人旅行ということであれば、直行便が無難かもしれませんね。
乗継便のメリット
一番は直行便より値段が安いこと。
そして、余裕があれば乗継先の空港を見学できることです。
以前、台北空港でキリスト教の礼拝所とイスラム教の礼拝所、仏教の礼拝所を発見しました。
意外に行き届いた施設があったりしますよ!
外にまでは出られませんが、空港内のショップを回るのも楽しいですよ。
旅行保険
海外旅行に、旅行保険は必須です。
自分は大丈夫だという考えは、まず捨てましょう。
病気やけがをサポートしてくれる以外にも、保険は役に立ちます。
旅先で物を壊したときや持ち物を盗まれたりしたときも、保障してくれる場合があります。
ドイツは比較的安全な国ではありますが、海外では思わぬことが起きるものです。
保険に入らなければ渡航できないということはありませんが、入らないという選択肢はないと考えましょう。
個人旅行を成功させるには、大切なことです。
ホテルの予約
具体的な日程が決まってきたら、ホテルの予約をしましょう。
ネットのホテル予約サイトや、ホテルの個人サイトにて予約できることが多いです。
値段比較サイトを使うと、自分の希望に合った値段の部屋を見つけやすくなります。
その際には、口コミサイトも参考にされるといいでしょう。
ツアーなどの予約
いよいよ、旅の中身の手配となります。
観光ツアーに参加する予定があるなら、予約が必要になります。
人気の観光地・ノイシュヴァンシュタイン城だと、入場の予約(城のサイトでできます)が必要です。
日本にいるうちにできるものは、予約をしておきましょう。
ユーロへの換金
日本円を、ドイツで使えるユーロに換金しましょう。
その際には、自分の計画する旅に見合った額を用意しましょう。
あまり多額の金額を持ち歩くのは、やはり危険です。
ユーロには、最大で500ユーロという紙幣があります。
よほど高いホテルに泊まって料金を払う予定でもない限り、まずこんな高額の紙幣は必要ありません。
少しかさばりますが、50ユーロあたりをめどに、細かいお札を多めに用意するといいでしょう。
土産物屋やスーパーで買い物するとき、高額紙幣での支払いは露骨に嫌な顔をされます。
鉄道のチケット販売機では、50ユーロすら使えない場合がありますのでご注意を。
お金を崩すために買い物をするのも面倒なので、小銭になりやすい小額紙幣がおすすめです。
いずれにしても、どれくらいのお金をどこで使う予定なのか、ある程度の把握はしておきましょう。
このように、難しそうに思える個人旅行の手配も、大きく分けると5つの工程をクリアすれば済むのです。
- 航空券
- 旅行保険
- ホテルの予約
- ツアーなどの予約
- ユーロへの換金
意外と簡単だと思いませんか?
どれがお得!?個人旅行の鉄道移動について解説!
ドイツ国内は鉄道網が発達していますので、街から街へ列車で移動するという方法も多く取られます。
遅れたりすることも多いのが難点ではありますが、車窓から見える牧歌的な景色には癒されますよ。
たくさん移動したい方向け
さて、鉄道の旅といえば、ユーレイルパスというものを聞いたことはありませんか?
これはドイツに限ったものではないのですが、いわば鉄道の乗り放題チケットなのです。
このパスは、日本でもネットで購入可能です。
チケットのランクはいくつかあるのですが、ドイツ一国なら60ユーロほどで購入できるようです。
そして使用したい日数を指定すれば、ドイツ国内に限り、その期間はほとんどの鉄道が乗り放題になるのです。
ドイツは鉄道料金が高めの国なので、たくさん移動する予定があるなら、ユーレイルパスはお得かもしれません。
駅でいちいち切符を買わなくていいのも、このパスのいいところ。
気の向くままに電車に乗り、目的地に着く前に途中下車することも可能です。
ユーレイルパスの注意点を挙げるとしたら、元を取ろうと思わないことでしょうか。
パスの値段に見合うだけの移動をしようと思うのは、まったく意味のないことです。
そんなに移動しない旅行の場合
そんなに移動がない個人旅行の場合、面倒でもその都度チケットを買うのがおすすめです。
駅で券売機と格闘したり窓口に並んで買ったりする面倒さはありますが、いい経験にもなると思います。
一度チケットを買ってしまったら、目的地まで行かなくてはならないのがデメリットにはなります。
拠点を中心に行動する場合
どこか拠点の街を決めて行動するなら、その街で使える定期も役に立ちます。
定期には、1週間使えるものや、1か月使える物があります。
ドイツは地下鉄のほか、路面電車もよく使われていますので、ホテルからの移動などには定期があると便利です。
ちなみに、首都ベルリンにはCity Tour Cardなるものがあるそうです。
これには公共交通が乗り放題になるほか、主要な観光名所に割引価格で入場できる特典付きだとか!
ご参考までに。
まとめ
ドイツに住んだことのある人にとっては、ドイツへの個人旅行はそんなにハードルの高いものではないでしょう。
しかし、一からまったく未知のドイツへ個人旅行するという人は、期待も不安もいっぱいだと思います。
今回紹介させていただいた個人旅行を手配する方法が、役に立つとよいのですが…。
私も、かつてドイツでの個人旅行を経験したことがあります。
いろいろ失敗のあった旅でもありましたが、今でもいい思い出です。
機会があれば、また計画して行きたいと思っているくらいです。
ドイツへの個人旅行にあたって、私は旅のしおりのようなものを作っていました。
いつどこの街に行くのか、だいたい何時の列車で行くのか、訪問先で何をするのかなどなど。
列車に関しては乗り遅れる可能性も考慮し、前後2~3本のダイヤを記しておきました。
そうすることで心に余裕が生まれ、比較的スムーズに旅が進んだと思います。
しかし、そういった計画は100%うまくいくわけではないのです。
計画はあくまで計画として、急な変更点には臨機応変に対応する。
そうすることが個人旅行を成功させる秘訣だと感じました。
個人旅行は、最初からうまくいくものではないと思っています。
失敗を経験とし、また次につなげればいいのです。
これからドイツに個人旅行をされる方は、あまり無理をせず、楽しい旅行をされることをお祈りしています。
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