希望や願い、待つことや届けることの大切さを子どもに伝える最適な季節になりました!
あなたはプレゼントを何にしようかと困っていませんか?ゲーム?おもちゃ?お人形?
ツリーも飾って~と割と慌ただしく時間は過ぎていきますが、クリスマスだからこそ読みたい絵本があります!
今年はテレビもゲームもちょっとお休みして、お子様とゆっくり絵本を読んでみませんか!?
絵本には、これまで感じたことや、考えたことがない心の動きが生まれるパワーがあるんです!
子どもの知育に最適のクリスマス絵本を10冊紹介します!
厳選!感動的なクリスマスの美しい絵本10冊!!
たくさんの絵本の中から良書を選ぶのはとっても大変ですよね!
絵本が好きな仲間たちと厳選した絵本を紹介しますね!!
中でも挿し絵が素晴らしいものをご紹介します!!
手に入りづらい絵本もありますが、意外に図書館や児童館にあることも!
『サンタクロースのしろいねこ』
真っ白なネコのスノウはきれいな緑色の目。
サンタさんはこのスノウと一緒に暮らしています。
暖かくて、やさしさに満ちあふれた関係が、不思議なほど素敵な絵から伝わってきます!
そしてさらに、クリスマスがどれだけ暖かい光にあふれているのかを感じることができます。
ページをめくるのにドキドキしてしまうくらいですよ!
ネコちゃん好きの方ならさらに魅力的な絵本になるはずです!
『クリスマスのまえのよる』
この題名の本っていくつか種類があるみたいですが、ここでおすすめしたいのはデュボアザンという方の挿し絵のもの!!
つるされたくつ下に入れやすいように縦長の絵本なのですが、とっても色彩豊かな絵からはあったか~い温度まで伝わってきそうです!!
登場するユーモアたっぷりのお父さんの視点で、子どもたちにお手本を示してくれるんです!
なんと原作は、1822年に書かれた詩なんです!
赤い服に白いひげ、ちょっと太った笑顔のサンタクロースのイメージは、この詩によって世界中に知られるようになったのです!
『しあわせなモミの木』
この絵本はじいいんと余韻の残る素敵なお話なのです。
私達が大切にしなければならないものは何かを教えてくれます!
大切なことをしっかりと続けていると、素晴らしい感動が待っているのです!
ページいっぱいに描かれた美しい街並みと、しんしんと降る雪。
ずっと眺めていたくなる風景の中で起こる感動がいつまでも続きます。
『the fir tree (もみの木)』
若くて背の低いもみの木が、自分の成長を語りかけてくれますよ!
大人が忘れていた視点から、大切なことを伝えてくれる一冊なんです。
子どもにとっては、世界観が広がるヒントが与えられることでしょう。
良書とは、このような本のことを指すのでしょう。
どれだけ読みつがれて、多くの人に大切にされてきたことが理解できますよ。
あの有名なアンデルセンの物語に北欧のマリメッコデザイナーが絵を添えました。
絵本は綺麗な緑の布地の表紙になっていて、一生モノの絵本です。
『クリスマスの足音』
こちらはパラパラ絵本になります!親にとっては懐かしいですよ!
特徴は、片手にすっぽり入ってしまう小さな絵本なんですよ。本屋さんのレジ横で見つけることも!?
パラパラと自分の好きな速度でめくってどんなことが起こるか見てのお楽しみです!!
最後の最後にサプライズが!!!これがまた秀逸です!
贈り物やお礼の手紙に添えても喜ばれますよ!
『あのね、サンタの国ではね…』
作者の目のつけどころがすごい!
副題に「サンタクロースの1年のくらし」とあるように、サンタクロースの1年の暮らしが1月から12月までしっかりとかわいい絵で表現されているのです!
この本を読んだ家庭では1年中「サンタさん、今頃はこんなことしているかもね!」なんて会話が出来るようになります!
夢と希望を与えてくれる絵本ですよ。そして、この夢と希望に答えようとするこころも同時に育ててくれる一冊なんです!
そう!絵本にはパワーを与えてくれる働きがあるのです!
『まどからおくりもの』
超アバウトなサンタさんが、かなり適当にプレゼント配るのです。その上、大人の予想を裏切る展開が毎回!
しかも、この絵本は「しかけ絵本」で、窓が開いています。子どもは大喜び間違いなし!
私が個人的に尊敬している五味太郎さんの絵が、これまたきれいなもんだから素晴らしい!
おっちょこちょいのサンタさんが、とってもとっても身近に感じてしまうのです!
(密かにイチオシしています!理由は下の方に♪)
『バスでおでかけ』
個人的にはぜったいに!お父さんに読んでもらいたい絵本です。
お父さんの愛読書になったりするかも知れません!
そして、子どもにパパが読み聞かせてほしい一冊なんです!
クリスマス前に、家族4人がバスに乗って「素敵なところ」に行くというストーリーなんですが・・・
よく見ると、あちこちに楽しさが・・・あ~もうネタをバラしたくなるぅぅぅぅ!
大人よりも、子どもが楽しいことを発見してくれること間違いなし!
こころが子どもでなければ発見できないところがいっぱいですよ!
『さんにんサンタ』
この絵本もできそこないの3人が主役です。
サンタ学校の落第生の3人の名前はそれぞれ、サン・タク・ロースなんですよ!
失敗ばっかりの3人がプレゼントを担当する町ではプレゼントがめちゃめちゃに配られます!
その年に、いっぱい良いことをした子どものところにはプレゼントがたくさん届いてしまったり・・・
な~んにもプレゼントが届かない子どもがいたり・・・
あーあ。どうなることでしょう。
見たことも、考えたことのないストーリーが展開されますよ!
もうめちゃめちゃ楽しい内容なんです!
『おおきいツリー ちいさいツリー』
かわいくて、とっても笑えるクリスマスツリーのお話!
読み聞かせしていて、たくさん笑った絵本ですよ!
ウィロピーさんのお屋敷に届けられた大きな大きなクリスマスツリー。
先っぽが天井につっかえて困りました。それからどうなることでしょう。
この大きなクリスマスツリーの持ち主が変わるたびに「えーっ!」という楽しい展開がどんどん広がります。
最後はもう、素敵な素敵なかわいいオチが待っています!
ずーっと笑いながら読み進められる絵本なんですよ!
笑いが少ないと感じた時には、いっぱい笑うことができる一冊なんです。
年齢なんて関係ない!?子どもから大人まで楽しめるのが絵本!!
日頃は刺激のある音や映像に囲まれて生活しているから、たまには本も読んで欲しいなあなんて思ってるお母さんも多いですよね。
いい本だからといきなり「はい!これ読みなさい!」なんて言っても子供はちっとも読もうと思いません。
しかも文字が小さくてたくさん!
分厚い本だったらなおさらです!
そこでおすすめしたいのが絵本なんです!
絵本なんて小さい子が見るものと思ってませんか!?
もったいない!!そんな決めつけちゃもったいないです!!
もちろん小さいお子様向けの絵本が多いのは確かですね。でも普通の本と違うのは、絵本は絵も主役なんです!!
心の込められた絵を見るだけでも絵本の世界に入り込めますよ。
そして、そっと文字が語りかけてくると、もう物語の登場人物のような気持ちになってくるんです。
まとめ
絵画を観るようにお気に入りを探してみてはいかがですか!
購入しなくても、図書館で探してみたり、本屋さんに並んでいるのを手にとって見るだけでもそれが絵本との出会いです。
今回は10冊ご紹介しましたが、とても綺麗な絵本ばかりでどれもおすすめです!
特にクリスマスを題材にしているものは「飾っておきたくなるような素敵な絵本」がたくさんありますので選ぶのも楽しいですよ!
読み終えても、もう一度ページをめくって次は絵を楽しんでみてはどうでしょう!
子どもは素直に「もう一回読んで!」とリクエストしますよね!子どもの方が楽しみ方が上手ですよね!
画家さんが何かにこだわっていて、小さな発見があったりすることもありますよ。
「この人の描く絵が大好き!」なんて出会いがあるかもしれません。
子供もきっと自分の感性に合うものって直感でわかるはずです。
五味さんの絵は本当に色彩が優れているんですよ!
実際にこの方の絵を真似して何度も描いてみたのですが毎回発見がありました。
例えば青いズボンは青だけでなく赤や黄色がほんの少し使われていたりするんですよ!
そうすることによって、質感が全く違うのです。もうびっくりです。(色鉛筆画の場合です)
常識的な色づかいではなく、小さな部分でも五味マジックがたくさんあるんですよ!
クリスマス特設コーナーなどたくさんの絵本の前で子どもを自由に選ばせてあげてもいいですね。
お母さんが選ばないような、「おおーっ!?」と驚く絵本を持ってくるかもしれませんよ!?
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