秋の風物詩であるススキ、ススキを見たら秋を感じる方もいると思います。
そんなススキですが、桜と同じように開花日が毎年発表されているんです。
ススキといえば稲のように黄金色の頭が垂れたような植物です。
名前が聞き馴染みなくても見たことはある方も多いと思います。
そんなススキの開花日なんですが、開花日と聞くと南から北に流れていくイメージがありますよね。
開花日でニュースでも報道される桜が毎年報道されるのでそう思う人が多いです。
ですが、ススキは涼しくなる秋に開花する植物です。
ですので、涼しくなる北海道から開花していくんです。
これも意外と知らない方が多いですね。
そんな意外と知らないススキについて、今回は紹介していきたいと思います。
ススキの花言葉にはこんな由来が!
秋にきれいな黄金色が並ぶススキ、夕焼けに照らされているときはさらに美しさを増します。
そんなススキですが、意外と知られていないのが花言葉やその由来です。
秋の七草だということは知っていても花言葉などまでは知らない方も多いようですね。
ススキは一本一本は細いですが、風に揺らされても雨に打たれても力強く空に向かって育っており、上下に長さのある日本で数少ない全国に分布している植物でもあります。
そんな生命力が由来となって花言葉がつけられているんですね。
ですので、祖父母の誕生日や敬老の日に送る植物としてはぴったりなんです。
いつも元気だね、これからも元気でいてねというメッセージを込めるには最適な植物なんですね。
祖父母の世代であれば花言葉を知っている方も少なくないと思いますので、喜んでもらえると思いますよ。
秋の七草をそんな風に使うのも素敵ですよね。
ススキの開花日の基準ってどうなってるの?
桜や梅など、有名な植物には開花日の情報が出回ります。
というのも明治の時代に開花日の基準が定められていて、今でもそれを使って発表しているんです。
もちろんススキにも開花日が出るんですが、これらの基準内容もそれぞれの植物で違ってくるんです。
先ほど名前が出た桜だと、観測している木にだいたい5輪ほど花が咲くとその日を開花日とする決まりがあります。
ここまでしっかり決まっているなんてビックリですよね。
ススキの場合、桜のように花がないのでどうやって開花日の基準を決めるか気になりますよね。
ススキはその特徴である黄金色の穂の部分がありますよね。
それが全体の長さの20%に達した日を開花日とします。
このような植物たちの成長は農業などでも役立つ大切なものです。
最近は気候が変わってきて気温の暑くなり方も変わってきましたよね。
以前の7月と今年の7月は全然違うといったものです。
でも同じ7月、ですが植物は気温などの変化によって成長のスピードが変わります。
ですので植物から季節を読み取ることもできるというわけです。
農業などの気候に左右されるものは、9月だから秋ではなく、あの植物が開花日としたから秋ととらえる方が正確に季節を判別できるんです。
だからススキの開花日も大切なんですね。
そういう視点でススキを見ても面白いと思います。
まとめ
秋の風物詩であり七草でもあるススキ。
なかなか都会では見ることも少ないですが、少し自然の多い場所に行くと今でも現役の秋を代表する植物です。
よく見かける植物なだけに、花言葉を知らなかったという人もいたのではないでしょうか。
また、ススキにも開花日があることにも驚いた人もいるかもしれません。
しっかり開花日が決まるくらいに日本の中でも大切な植物ということですね。
秋を感じるためにススキを探してみるのも季節感があって面白いかもしれませんね。
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