今年も、ジメジメとした季節がやって来ます。
毎年のことですが、湿気との闘いにはうんざりしますね。
湿気はただ不快に感じるだけでなく、放っておくとカビの原因にもなります。
今年こそ湿気対策を万全にして、いつもより快適に過ごしてみませんか?
部屋を快適にするために出来る湿気対策のポイントと対策グッズを紹介します。
湿気対策をしないと部屋が大変に!?やるべき6つのこととは!?
部屋に湿気が溜まると、一体どういうことになるのでしょうか。
皆さんご存知の通り、不快なだけでなく、カビが生えますよね。
湿気が溜まってジメジメとした場所は、カビが大喜びする環境なのです。
部屋の湿気が気になる時は、以下におすすめする6つの対策を試してみましょう。
ポイントは空気の流れです!湿気をうまく逃がすことなんです!
●換気する
湿気対策として一番有効なのは、やはり部屋を換気することです。
湿気が部屋に溜まらないようにすれば、湿気による害は限りなく防ぐことが出来ます。
換気の方法として、こちらでは2種類の方法をご紹介しましょう。
窓による換気
窓を開けて換気出来れば、それが一番効率的です。
窓を開けるだけなので、大した手間もかかりませんね。
湿気対策で窓を開けて換気する場合、気を付けたいことがあります。
まず、窓は1つだけ開けても空気の流れが出来ず、換気になりません。
窓は2つ開け、空気の流れを作りましょう。
この時、片方を細めに開けておくと、風が通りやすくなります。
窓を開けることによる換気は重要ですが、湿気の多い日、雨の日に窓を開けるのはNGです。
湿気や雨が窓から部屋に入り込み、湿気対策の意味がなくなってしまうからです。
エアコンによる換気
では、雨で窓が開けられない時は、どのように換気すればいいのでしょう。
そこで登場するのが、エアコンです。
エアコンの除湿機能を使って、手っ取り早く換気しましょう。
ついでに洗濯物を吊るしておけば、乾きやすくなります。
エアコンの除湿機能を使う場合には、部屋を閉め切ることをお忘れなく!
●結露を拭き取る
お部屋の湿気対策として、窓にべっとりと付いた結露は、こまめに拭き取ることをおすすめします。
結露を放置しておくと、カビの原因にもなります。
すぐに拭き取れるように、タオルなどをいつも準備しておくといいでしょう。
●除湿剤を使う
クローゼットの中、シンク下の物入れなど、湿気の溜まりやすい部分への対策も忘れてはなりません。
換気をしにくい場所には、湿気を吸い取ってくれる除湿剤を置くといいでしょう。
買って来て置くだけなので、手間いらずでもあります。
重曹にも、除湿剤と同様の効果があると考えられます。
器に入れ、カーゼなど通気性のある素材で蓋をします。
サラサラだった重曹は湿気や臭いを吸収し、軽く固まってきます。
そうなった頃が、取り換え時です。
湿気対策に使った重曹は、捨てないでくださいね!
効果が落ちたわけではないので、通常通り、洗濯や掃除に使用出来ます。
●クローゼット内には程よく隙間を設ける
クローゼットの中に、服や物を詰め込み過ぎてはいませんか?
閉鎖空間であるクローゼットの中も、部屋の中で湿気が溜まりやすいポイントのひとつです。
こまめに湿気を逃がすことも必要ですが、程よく隙間を設け、空気が通りやすくするのがいいでしょう。
湿気のある空気は重く、下に溜まりがちです。
クローゼットの下の部分には特に空間を作り、除湿剤や重曹などを置いて対策しましょう。
●湿気対策にもなるカーテンを使う
植物の麻を原料としたカーテンは、湿気対策に役立つと言われています。
麻は繊維の断面に穴を持っており、これが空気中の湿気を吸い込み、また吐き出すなどして、湿度を上手く保ってくれるのです。
カーテン自体が結露で濡れてしまっても麻の物だと乾きやすく、カーテンのカビ対策にもなります。
通気性もいいので、カーテンを閉めたままでの換気もしやすいのです。
●ベッドや布団にも気を配る
毎日使うベッドや布団は、湿気の温床です。
私たちは寝ている間にたくさんの汗をかきますし、体から出る熱が湿気を生じさせもします。
布団なら敷きっぱなしにするのは止め、布団かけに掛けるか、畳んで押し入れにしまうことをおすすめします。
ベッドの場合は、マットレスの下に湿気を吸い取るシートを敷くか、なければ新聞紙を敷いておきましょう。
たまにはマットを起こして、空気に触れさせればなおよしです。
何も対策をしなければ、気付いた時にはマットや敷布団の下はカビだらけ…ということにもなってしまいます。
100均で買える物も!?おすすめの湿気対策グッズ5選を大公開!!
不快に感じたり、部屋にカビが発生するのを防ぐには、換気や乾燥状態がおすすめだとご紹介しました。
湿気を部屋から追い出すことで、それらを限りなく防ぐことが出来ます。
こまめに対策を取ることが出来ればいいのですが、そうでない時は諦めるしかないのでしょうか。
ご心配なく!
巷に溢れる湿気対策の便利グッズを使えば、無理なく湿気対策を行うことが出来るんですよ。
●寝具用除湿シート
ベッドのマットレス下や、敷布団の下に敷いて使う、湿気対策グッズです。
押し入れにしまう布団もシートを敷いた状態で畳むと、押し入れ内の湿気対策にもなって便利です。
商品にもよりますが、シートの色が変化して干し時を知らせてくれる物もあるようです。
寝具と湿気は切っても切り離せないので、除湿シートで賢く対策したいですね。
●すのこマット
押し入れに布団をしまう時、湿気対策ですのこを使っている人もいるかと思います。
布団を敷いている時や、ベッドにも、そんなすのこがあればいいと思いませんか?
すのこマットはその名の通り、すのこをマットのように仕立てた物です。
物によっては、お風呂の蓋のように巻いて片付けられるタイプもあります。
使わない時は畳んでおけるので、収納にも困らない優れものです。
●香る除湿剤
ダイソーなどの、100均ショップで売られている除湿剤です。
タンスやクローゼットなど、密閉空間に置いて使うタイプです。
除湿効果があるのはもちろんのこと、湿度を取り除きながら、いい香りを振りまいてもくれます。
湿気だけでなく臭いも気になる時に、使ってみたい湿気対策アイテムですね。
●結露対策シート
有効な湿気対策として、結露の拭き取りも挙げられます。
でも、毎日発生するだろう結露を拭き取るのは、意外と面倒な作業だと思いませんか?
そこで使いたいのが、結露の対策に使えるシートです。
どういう物か、ご説明しましょう。
商品によって若干の違いはありますが、基本的には窓枠の下に貼り付けて使うタイプです。
フェルトのような厚みのある生地で出来ており、それがガラスを伝って垂れてくる水分をキャッチしてくれるのです。
結露は放っておくと下に流れて、窓のゴム部分にカビを発生させる原因にもなります。
それを、対策シートで防ぐのです。
シートを貼っても拭き取るのが望ましいですが、忙しくて出来なくても安心ですね。
シートには可愛い模様がプリントしてある場合もあり、湿気で落ち込んだ気分も明るくしてくれるでしょう。
商品によっては、カビを発生しにくくする成分が含まれている物もあります。
●ヒノキのチップ
香りのいいヒノキは、その香りによるリラックス効果の他、消臭、除湿の効果もある優れた木材です。
そんなヒノキが、チップ状になって市販されているのをご存知でしょうか。
これを使えば、手軽に除湿剤を作ることが出来ます。
作ると言っても、手間がかかるわけではありません。
ネットにチップを入れてクローゼット内に吊るしたり、あえて見える場所に置いて、インテリアにすることも出来ます。
市販の除湿剤では生活感が見えて嫌だという人は、ぜひヒノキチップの力を借りてみてくださいね。
まとめ
島国である日本には、湿度の高い時期がたくさんありますね。
特に梅雨時は雨も降っていて洗濯物も乾かず、湿気による不快感も合わさって、イライラが爆発しそうになりませんか?
イライラしたところで気候はどうしようもないので、湿気対策をして、不快感を減らせたらいいですよね。
今回はお部屋の湿気対策を中心にご紹介しましたが、出来ることから真似をしていただければと思います。
個人的には、重曹を使った除湿剤や、新聞紙を使っての湿気対策がおすすめです。
新聞を取っていれば新聞紙は捨てるほどあるだろうし、重曹もリーズナブルですよね。
どちらも無駄がないので、主婦の強い味方でもあります。
湿気を逃したり封じ込めたりするのが最大の効果をあげられます。
湿気対策を面倒に感じて何もしなければ、今度はカビ掃除をする羽目になります。
カビを取り除くのは、湿気を取り除くのより面倒さが増すのではないでしょうか。
カビを掃除したくないから、湿気対策を!
そんな風に心に決めて、湿気と闘っていこうではありませんか。
コメント