会社は何かの理由があって人材を募集します。
募集の背景や目的があって、必要な人物像や人柄・タイプが出てきました。そこで募集人数や募集期間などが決められました。
これらの理由は、重要な情報源の「求人サイト」「企業HP」「口コミサイト」からある程度知ることができます。
転職面接では、会社の必要を理解して、自分はこのように応えたいとしっかり伝えたいですよね。
中でも、面接の終盤に「何か質問はありませんか」と問われます。
これが『逆質問』なのです。
このチャンスにしっかり答えたいですよね。
そのために
・面接に必要な準備のポイントをチェック
・面接の流れをつかむこと
・面接の最後、逆質問(「何か質問はありませんか」)に備える
ここをスッキリしておけば、あなたの面接は良いものになることは間違いないでしょう。
転職面接前の準備はここをチェック!
面接官は、少しでも業界のことを分かっている人を採用したいものなのです。
面接を受ける企業情報はしっかりおさえておきたいポイントです。
さらに、業界規模や競合他社の情報も一通り調べておくと良いでしょう。
「企業ホームページ」「求人サイト」「口コミサイト」等が参考になります。
年間売上高、今後の成長の見込みなど
・会社のビジネスモデル
どんな商品やサービスを誰にどうやって提供しているのか
・会社の業界ライバル
同業上位にはどんな会社があるのか。自社の立ち位置など
・会社の傾向
顧客の傾向と管理、景気動向との関係、離職率など
この企業情報をしっかり比較・検討することが重要です。
転職面接の質問の流れを知っておくこと
ここを押さえておくと、かなり有利に面接ができます。
質問の簡単な流れ
・事実の確認
・入社後&将来像についての質問
・勤務体系の確認
・質疑応答
中途採用面接で必ず聞かれる質問内容と答える際のポイント
どの質問にも自分の言葉ではっきり簡潔に答えられるようにしておきましょう。
これまでの仕事と身につけたスキル、転職してしたいことをはきはきと伝える
・職務経歴
これまでやってきた仕事を、具体的なエピソードや数字を交えて説明する
・退職理由
不平不満を交えず、前向きな言葉を使って論理的に話す
・志望動機
経歴や退職理由、転職してしたいこととうまく結びつくように整理する
・入社後にしたいこと
企業で働くイメージがしっかりついていることを印象づける
・勤務体系(雇用条件)の確認
双方の認識のズレが出ないように具体的に意思の確認をしましょう
・質疑応答
「何か質問はありませんか」に「わかりません」では絶対NG!
質問される側から会社に質問できる大チャンスです。
応募者の意欲を示すとっておきの時間だと理解してください。
この最後の質疑応答にスポットを当ててみました。
転職面接最後のクライマックス逆質問
逆質問は、応募者の意欲を示すとっておきの時間なのです。
転職面接前に最低限おさえておきたいポイントで企業情報を比較・検討しました。
これが実際に役に立つのです。
<会社のことをちゃんと調べて理解している>
このことをアピールするのに、最も有効な手段が逆質問です。
ホームページに書かれている内容を参考に、そこから一歩踏み込んだ質問をすると良いでしょう。
特に、教えを請うことを目的に質問されることをオススメします。
内容は、
・会社の現状とこれからのビジョン
・面接官の会社に対する想い
などを問う質問を中心にいくつかを用意しておくと良いでしょう。
スタンスは
・「差し支えない範囲で教えていただけますか」
このように差し支えない範囲で「教えを請う」ものが最善です。
いくつかの逆質問の準備を忘れずにしましょう。
まとめ
逆質問も面接の一部なのです。返答によって合否が決まる可能性もあることを忘れずにいましょう。
と言っても、そこがプレッシャーと感じるかも知れませんが、逆質問は他の応募者に差をつける良いチャンスだと考えると良いのです。
・やる気を伝える
・長所を伝える
・社風に合っていることを伝える
など、伝えたいポイントを絞ることが効果的です。
「御社で活躍したいと考えています。そのために、○○○について、差し支えない範囲で教えていただけますか」
〇〇○とは、入社までの必要な準備であったり、評価制度や仕事の中身について、また、自分の努力ポイントを生かせるのか、などをさりげなく伝えられると良いでしょう。
あくまでも「さりげなく」伝えることをオススメします。
ただし、ホームページで知れ渡っている事実関係について聞くことはNGです。
また、先に面接官が話したことを繰り返し聞くののもNGです。面接官の話を聞いていないと取られることがあるのです。
複数人で行う面接では質問がかぶる可能性もあるので、事前に複数の質問を用意しておくのがベストです。
・面接を受ける会社について、よく調べること
・自分の伝えたいメッセージを明らかにしておくこと
・逆質問を複数個用意しておくこと
さらに、
「なぜ?」
「具体的には?」
この追加質問にも答える用意を忘れずにしましょう。
あなたにとって、良い転職面接の準備ができますように。応援しています。
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