お月見の壁面飾りは子供の創造力を伸ばす最高のアイテムになる!

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小さな子どものいるご家庭は、お月見の飾りつけをするのがなにかと難しいですよね。
子どもの手の届く場所に飾っても、いじられる可能性もあります。

そんなおうちには、壁面飾りがおすすめです。
飾りを置く場所がないという人にも、壁面飾りは同じくおすすめです。
子供と一緒に楽しみながらお月見ムードを高めてくれる壁面飾りのお話です。

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お月見に壁面の飾りはいかが?簡単&可愛い・真似したいアイデア5選!

お月見に、壁面飾りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
子どもと一緒に楽しくできる、おすすめの壁面飾りアイデアをご紹介しましょう。

●毛糸でお月見のススキを再現!

お月見のイメージと言えば、満月、お月見団子、そして、ススキではないでしょうか。
そんなススキを、毛糸を使って壁面に表現してみましょう。

使う物

・大きめの黒い画用紙
・黄色の画用紙
・毛糸
・セロテープやボンド など

黒画用紙は、お月見の夜を表現するのに使います。

次に毛糸ですが、ススキの風合いを再現するには、糸にループの付いたタイプの毛糸がいいでしょう。細めの物を選ぶと、ススキの繊細な感じをより表現できます。

黒い画用紙の上に、ススキに見立てて毛糸を貼りつけていきます。

セロテープでもいいですし、しっかり貼りつけたいならボンドを使うのがおすすめです。

ススキは、茎の部分を貼り、それから穂の部分を貼りつけていくと、バランスが上手く取れるでしょう。

暗闇にススキだけではさみしいので、黄色の画用紙を丸くカットし、満月とします。

先に黒い紙に満月を貼りつけ、それに重なるようにススキを形作るとリアル感も増します。

画用紙に毛糸を貼りつけるだけなので、テープを使えば小さな子どもでも飾りつけに参加できますよ。

●紙皿でお月見の満月を再現!

紙皿を黄色く塗って、お月見の満月に見せることもできます。
子どもごとに飾りを作って、壁面に飾るといいでしょう。

この壁面飾りの材料は、紙皿、リボン、折り紙などです。
では、具体的な作り方を見ていきましょう。

まず、紙皿に黄色で色を塗っていきます。
クレヨン、色鉛筆、絵の具など、好きな画材を使うといいでしょう。

色を塗った紙皿に、今度はウサギやお月見団子の飾りつけをしていきます。
折り紙を使って、お月見にちなんだモチーフを作って貼りつけましょう。

まだ工作に不慣れな子どもが作るなら、大人がお月見モチーフを作ってあげるといいでしょう。
子どもはそれを紙皿に貼りつけるだけなので、簡単に作業できます。
ある程度工作のできる子どもなら、自分で好きなように作らせます。

黄色い紙皿にウサギやお月見団子をあしらったら、紙皿の上部に穴を開けてリボンを通します。
壁に押しピンを刺し、リボンをそこに引っ掛けて壁面に飾りましょう。

●お手軽に飾りたいなら!

子どもと一緒に工作したりして飾りを作るのも楽しいですが、もっと手軽にできる壁面飾りもあります。

お月見にちなんだタペストリーや掛け軸を使って、壁面と平面、両方を使った飾りつけにチャレンジしてみませんか?
やり方は、とても簡単です。

お月見をイメージさせる、タペストリーや掛け軸を用意します。
まずはそれを、壁面に掛けましょう。

ここでのポイントは、壁面に飾ったタペストリーの下部分を、なるべく棚やテーブルなどの上に被らせることです。

そうした上で、その上に新たな飾りつけを行います。

お月見らしいモチーフを散らせてもいいですし、ススキや秋を連想させる花を生けたのを置いてもいいでしょう。

そうすることで、壁面と平面の飾りがバラバラになることなく、上手く溶け合うようになります。

壁面を利用してお月見の飾りつけをしたい時には、こういう手軽な方法もあると覚えておくといいでしょう。
タペストリーや掛け軸の代わりに、お月見柄の手ぬぐいを活用することもできますよ。

●立て掛けるだけの壁面飾り!

こちらも、壁面と平面を合わせて利用するタイプの飾りつけアイデアです。

壁に何かを貼りつけたり掛けたりするのに、抵抗のある人もいるでしょう。
あるいは、お月見飾りをしたい壁面がそんなに広くなく、大きな飾りつけが困難な人もいるでしょう。

そういったお悩みを解決するには、「立て掛けるだけ」の壁面飾りがおすすめです。
こちらのやり方も超が付くほど簡単ですので、よかったら試してみてくださいね。

まずは、壁面に飾りたい、お月見らしいモチーフを探しましょう。
お月見をテーマにした絵本や、月の写真集、お月見を思わせる絵画でもいいでしょう。

ハンドメイドが得意な人の中には、お月見を連想させるボードをトールペイントで手作りして、それを使う人もいます。

そして、それを何と…壁面に立て掛けるだけなんです!
さすがにそれだけじゃ味気ないので、平面に布などを敷いた上で立て掛けたり、平面部分にも飾りつけを行うのがいいでしょう。

この壁面飾りは、飾る場所が少ない玄関などにおすすめです。
小さいエリアでも飾りつけを行うと、お月見らしさがぐっとアップすることでしょう。

●ハンドメイドのリースで壁面飾り!

お月見の壁面飾りにこだわりたいなら、手作りのリースがおすすめです。
リースをひとつ飾るだけで、壁面もお月見らしく華やぎます。

一からリースを作るのは難しいので、100円ショップなどで飾りつけのないリースを買って活用しましょう。
リースに付ける飾りも、市販の物でOKです。
もちろん、何から何まで自分で作ってもいいですよ!

リースに飾るのにおすすめなのは、お月見と言えばのススキの他、秋の花であるリンドウもいいですね。

お月見団子や満月のイメージで、黄色い丸みを帯びた花を挿すのも雰囲気が出て素敵です。
黄色で大輪のダリアだと、満月をイメージさせるのに打ってつけです。

お月見の壁面飾りを大人っぽく仕上げたい時に、お月見風リースは大変おすすめです。
お月見の日を指折り数えて、ハンドメイドするのもきっと楽しいでしょう。


月より団子もいいじゃない?お月見におすすめな3つの楽しみ方!

お部屋にお月見風の壁面飾りを行ったら、気分はすっかりお月見モードですね。
みなさんは、どのようにしてお月見を楽しんでいますか?
こちらでは、お月見を楽しむのにおすすめな3つの方法について見ていきましょう。

●月を愛でる

お月見の月は、やはり美しいものです。
すっきりと晴れた夜空でお月見できるなら、月の美しさを堪能しないという手はありませんね。

お月見をするにあたり、月見台を用意しましょう。
月見台とは、お月見をする場所のことです。

美しい月がよく見える場所にテーブルなどを置き、そこでお月見をします。
おうちの中からでもいいですし、庭やベランダでお月見をするのもいいですね。

月見台には、お月見のお供え物をするといいと言われています。
お月見団子の他、里芋やサツマイモをお供えする場合もあります。

●お月見しながら食事や晩酌

食卓を月見台し、月がきれいに見えるように、いつもと違う場所に移すのも面白いでしょう。
いつもとちょっと違うことをするだけで、子どもなんかは大喜びするものです。

食事も、特にこだわる必要はありません。
お月見団子を食べるだけでも、お月見のムードは高まります。

大人なお月見を楽しみたいなら、キャンドルの明かりの中で月を見るのも素敵ですね。
電気を消してお月見すれば、よりいっそう、月も美しく見えるはずです。
お酒の飲める人は、月を肴に晩酌をしても。

●お月見にちなんだイベントに参加する

地域によっては、お月見にちなんだイベントが開催されている場所もあります。
おうちでまったりと楽しむお月見もいいですが、みんなで賑やかにお月見するのも悪くないでしょう。

私の住んでいる地域では、近所の神社でお月見が催されています。
事前に申し込んでおけば、お酒やお月見団子が振舞われます。
雅楽の演奏もあるので、まるで平安時代を思わせるような、優雅なお月見ができることでしょう。

「お月見泥棒」という風習をご存知ですか?
和製ハロウィンとも言える、子どもたちには嬉し過ぎるイベントです。
十五夜の日、子どもたちが近所の家々を回り、お菓子をもらうというものです。

これは、かつて子どもは、月からやって来た使者だと考えられてきたことにちなんでいます。
このことから、お月見の晩には、子どもが団子などのお供え物を盗んでもいいとされていました。

現在のお月見泥棒は、その名残です。
私の住んでいる東海地方の一部では、未だにこの風習が残っているようです。
参加する機会があれば、ぜひ楽しんでみてくださいね。

以上、お月見の楽しみ方を3つご紹介しました。
家族でワイワイ楽しむもよし、恋人同士でロマンティックに過ごすもよしです。
大切な誰かと、美しい月を楽しんでくださいね。

まとめ

我が家はまだ子どもたちも小さく、なかなかゆっくりとお月見を楽しむ余裕がありません。
せいぜいお月見団子を食べるのが関の山といった感じで、月より団子な十五夜を過ごしています。うちのようなご家庭には、今回ご紹介した壁面でのお月見飾りがおすすめです。
高い場所に飾れば触られることもありませんし、手軽にお月見気分を盛り上げられます。

保育園や幼稚園に行くくらいの子どもとなら、簡単なお月見飾りを作ることもできますね。
親子で楽しみながら、お月見の飾りを作るのもいいでしょう。

毎年お月見らしさが出ずに悩んでいた人も、今年は壁面飾りを試してみてください。
壁にお月見風の飾りつけをするだけで、印象はずいぶんと変わるはずです。

今年のお月見は、壁面飾りで気分を盛り上げてみてください。
今回の記事を、その参考にしていただければと思います。

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