七夕の短冊には願いが叶う書き方があった!使う紙色にも注意が必要!

この記事は約9分で読めます。
スポンサーリンク


七夕の定番である短冊に、どんな願い事を書いていますか?

短冊に書く願い事には押さえておきたいポイントがあるのを知っていましたか?

ポイントに注意して書くだけで、短冊の願い事がぐっと叶いやすくなると言われています!

今年の七夕を前に、ぜひ短冊の願い事の書き方をチェックしていってくださいね。

スポンサーリンク

願いが叶う短冊の書き方!おさえておきたい4つのポイント


七夕の短冊に願い事を書くなら、これからご紹介する4つのことを試してみませんか?

驚くような話ですが、短冊の願い事は、「どのように書くか」で叶う確率が上がるというのです!
決して難しいことではないので、短冊を書くときにちょっと気を付けてみるといいでしょう。

短冊に書く願い事は強い調子がよい

ポイントは【断定型】に書く

短冊に願い事を書くなら、「なる!」「する!」と強い調子で書くといいと言われています。

七夕の願い事が書かれた短冊を見ると、その多くが「~になれますように」などといった締めくくりであることが多いですね。これでは、願い事を叶える力が弱いといいます。

そもそも、七夕の願い事は誰にするものでしょう?
漠然と、全知全能の力を持った誰かにしてはいないですか?

確かに七夕には、飾りや短冊を神様に届けるべく、笹を水に流したり火で燃やしたりという風習もあります。

しかし結局のところ、願い事を叶えられる力は、自分の中に眠っていると考えられています。
そのため、七夕の短冊に書く願い事も、強い意志を込めたものにするといいのです。

そうすることで願い事が自分の中に入り込み、無意識のうちにそれを達成しようと動き始めることができるのです。

「テストで100点取れますように」ではなく、「テストで100点取るぞ!」と書く方が、願い事の叶う確率は上がると言えるでしょう。

何事も、他人任せではいけないということですね。

例:「テストで100点を取る!」

期日も書き込むとよい

ポイントは【限定的】に書く

願い事が叶うかどうかには、自分の努力も重要になってきます。
無意識でも努力しやすいように、短冊の願い事には期日を設けるといいと言われています。

「いつか痩せる!」などと書いたとしても、それじゃどういう計画でダイエットすればいいのか分かりませんよね。それこそ、「明日から本気出す」といったことにもなりかねません。

たとえば自転車に乗れるようになりたいなら、「小学校までに自転車に乗れるようになる!」と書くのがおすすめなんです。

願い事を叶える力が自分自身の中にあるとしたら、具体的な期日を指定してやる方が、目標も立てやすくなります。

例:「◯◯までに▲▲する!」

ネガティブな言葉を使わず、楽しく願い事をする

ポイントは【前向きに明るく】書く

七夕の短冊に願い事を書くなら、なるべくネガティブな言葉を使わないようにしましょう。

文章というのは不思議なもので、同じ内容を書いても、書き方によってずいぶんと印象が変わってきます。

例を挙げて、見てみましょう。

辛い腰痛が治りますように→健康な体がほしい!
貧乏から抜け出したい→お金持ちになりたい!

これら2つの例文は、願い事としては同じものを求めているわけです。
しかし「辛い」や「貧乏」などといった、ネガティブな言葉を使っている文章は、印象が暗いように感じませんか?

もう一方は、よりポジティブな書き口にしてあります。
印象も明るく、気持ちのよい願い事に感じないでしょうか。

たとえ願い事を叶えてくれるのが神様であったとしても、明るい前向きな願い事を叶えたくなるはず!

自分の意識の中に願い事を刷り込むなら、重苦しい雰囲気のものより、努力するのすら楽しい願い事の方がよくありませんか?

短冊に書く願い事を思いついたなら、なるべく明るい表現を心掛けて書くといいでしょう。

また、気持ちが明るくなるような願い事を書くことも重要です。
「いつの間にか」「あっという間に」「知らないうちに」といった言葉を使って、気持ちが盛り上がる願い事をするといいでしょう。

たとえば、「合コンで理想の男性と出会い、あっという間に結婚まで進む!」というのもいいでしょう。

他にも「いつの間にか人見知りが治り、親友と呼べる友に出会える!」というのもいいですね。

願い事なので、超現実的に書いても面白味がありません。
それはちょっと難しいでしょ…と思ってしまうほどのことも、短冊に書いてしまえば叶う可能性もなくはないのです。

願い事の叶った場面を想像する

ポイントは【ゴールを描く】

たとえば、「夏休み中にハリポタシリーズを全巻読破する!」という願い事を書いたとしましょう。

最後まで読み終えた場面を、具体的に想像してみましょう。
イメージなんて意味がないと思うかもしれませんが、願い事を叶えるには大切な過程なのです。

夏休みの終わり、仮に8月31日とすれば、願い事を叶える計画が浮かんでくるはずです。
ハリーポッターシリーズは全部で何巻まであって、だいたいどのくらいのペースで読めば、全巻制覇できるというようにです。

「図書館の本を全部読む」といった途方もない願い事では、どこから手を付けていいか、イメージすら湧かないのではないでしょうか。

願い事を具体的にイメージできるということは、叶えられる願い事だと言うこともできるのです。

ここまでの書き方のポイントをまとめてみると

  • 断定型の文章を書く
  • 限定的な内容を書く
  • 前向きに明るく書く
  • ゴールを描いて書く

以上4つのポイントにそって理想的な七夕の願い事を書いてみてくださいね。
今までと比べて劇的に実現が近くなります!

ちなみに、七夕の短冊に書く願い事は、元々は手習いなどの上達を願うものでした。

参考:織姫のように機織りが上手になりますように

「習字で字が上手くなる」や「ピアノの難しい曲を弾けるように頑張る」といった願い事が、本来は相応しいと言えます。

現在では願い事の幅も広がり、「億万長者になりたい」などといった、ざっくばらんなことを願う人も多いですね。

これまでご紹介した願い事を叶えるポイントから考えると、あまりにも現実的でない願い事は叶いにくいと思いませんか?

七夕の短冊の色と願い事に関係が!?知っておきたい5つのカラー!


先にご紹介した七夕の短冊に書く願い事を叶えるポイントに、もうひとつ注意したい点があります。

七夕の短冊には、いくつかの色がありますよね。
短冊の色別に、書くべき願い事が決まっているのはご存知でしたか?

短冊には色別に、書くといい願い事があるのです。

願い事に合った色の短冊に書くと、叶いやすいと言われています。

七夕は、中国に由来を持つ風習だとも言われています。
中国の習わしでは、短冊には赤、青、黄、白、黒が使われていました。
その名残で、日本でも同様の色の短冊を使いますが、今は黒の代わりに紫、青の代わりに緑を使うことも多いです。

どの色の短冊で、どんな願い事が叶いやすくなるのか、具体的に見ていきましょう。

紫/黒の短冊

「学業」に関する願い事を書くなら、紫色や黒色の短冊です。
テストでいい点取りたい、苦手な教科ができるようになりたいといった願い事を書くといいでしょう。

例)
・期末テストで100点取るぞ!
・英語検定の1級に必ず受かる!

赤の短冊

赤色の短冊は、「感謝」を表す願い事を担当しています。
両親を始めとした家族、ご先祖様にありがとうを伝えたい時に選ぶといいでしょう。

例)
・両親をいつまでも元気に過ごしてもらうぞ!
・社会人になったら親孝行する!

白の短冊

「ルール」や「義務」に関係した願い事は、白い短冊に書きます。

例)
・毎日遅刻しないようにする!
・煙草は1日3本までしか吸わない!

 

黄色の短冊

黄色の短冊には、「人との繋がり」といった、人間関係にまつわる願い事を書きましょう。

例)
・小学校に入ったら友達をたくさん作る!
・職場の人とたくさんコミュニケーションする!

 

緑/青の短冊

成長や向上に関係した願い事は、緑色や青色の短冊に書くといいでしょう。

例)
・夏休み中に自転車に乗れるようになる!
・今年中にはピーマンを食べられるようにする!

折り紙で何となく作っていた短冊には、実は願い事に関係したパワーが込められていたのですね。
今年はぜひ、願い事に合った色の短冊を用意してみてくださいね。

★短冊の色別に書く内容をまとめてみると

【紫・黒】学問的な内容

【赤】心を伝える内容

【白】決めた目標について

【黃】人間関係について

【緑・青】can do⇒できる・する内容

それぞれの内容に見合ったカラーの短冊を使うのがより七夕にふさわしいのです。

 

まとめ

七夕が近付くと、スーパーの一角などにも短冊を書くコーナーが用意されていたりしますよね。

短冊に書かれた願い事を何気なく見ていると、面白いもの、切実なもの、様々な願い事が吊るしてあります。

願い事と言えば、「~ますように」などと締めくくるのが当然だと思っていました。
「~する!」といった強い調子の願い事を見ると、ずいぶん強気だなあ…と思ったものです。

しかし、短冊に書いた願い事を叶えるには、そういう強い意志が必要だったのです。

願い事は誰かが叶えてくれるものではなく、自分自身が知らぬうちに叶えるものだというわけですね。

他力本願では、叶う願い事はなさそうです。
結局、頼るべきは神様ではなく、自分自身による努力だとも言えそうですね。

神様に、自分は◯◯までにこうなるので見守ってください!
といった願いがより良くふさわしい内容だと思いませんか?

今まで何となく書いていた願い事は、今年は書き方や短冊の色に注意して書いてみることをオススメします。

 

「魔法使いになる!」といったファンタジーな願い事も面白いですが、実現を狙うなら、地に足のついた願い事が叶いやすいですよ!

合わせて読みたい記事はこちら!
七夕の由来って?子供向けにそのまま使える例文を解説します!
七夕って聞くと、短冊の願い事や、織姫と彦星の話がありますよね。 でも、由来まではなかなかわかりませんよね。 実は、七夕って日本と中国の行事や信仰、伝説が由来になっているんですよ。 ただ、由来をそのまま伝えても子供は理解できないですよね。 な...

七夕の由来を簡単に説明して!と言われた時に参考にしてね!
7月7日は「七夕 たなばた」ですね! 子供の頃からこう読むんだ!って思っていたけれど「七」に「夕」と書いて「たなばた」ってあらためて考えると不思議ですよね~。 七夕の由来は、中国の「七夕 しちせき」の節句と日本の「棚機 たなばた」という行事...

七夕飾りの意味を知りたい!子どものなぜどうしてに答えます
日本には季節ごとに行われている行事があります。 この時に、しっかりと親子の絆を強くしたいですよね。 日本の素晴らしい伝統や文化を分かりやすく子どもに伝えて、毎年やってくる行事の時にこそ思い出してほしいのです。 「まごころ」という味付けがされ...

七夕の短冊に願い事を書く場面で突然の質問「誰に書くの?」
子どもは時々返事に困る質問をしますよね。 七夕の短冊に願い事を書く場面で、突然の質問でした。 「だれに書くの?」 そんなことがあったので、「いつどこで誰が何を」といった基本的なことを知っておく必要があるな、と考えるようになりました。 この記...

七夕の食べ物のそうめんには伝統や文化に歴史があるのです
毎年7月7日は「そうめんの日」って知ってました? そうめんは、古くから伝わる食文化なのです。 そうめんの原型が、奈良時代に中国から伝わったのです。 同時に織姫と彦星の伝説も伝わったのです。 この面白い意味と由来を解説します。

七夕の由来を簡単に説明!内容に自信あり!子どもは納得!
季節のイベントは子どもの成長にとって、大きな節目になりますよね。 中心になるポイントを、大人がしっかり把握して、子どもに伝えるチャンスなのです。 この記事では「他にはない視点」で子どもへ大切なポイントを伝える方法を解説します。 あなたも必ず...

七夕飾りや笹はどう処分するのが正解?短冊は捨ててもいいの?
七夕飾りや願い事を吊るした笹は、七夕を過ぎたらどう処分していいか困ってしまうかと思います。 笹の処分方法は主に3つあって、一番手軽なのは燃えるゴミの時に出してしまうことです。 また、短冊は捨ててもいいのですが、とっておきの保存方法があるんで...

お好みはどれ?七夕メニューのレシピで人気の高いものを紹介!
七夕といえば、笹にいろいろ飾るのが楽しいですよね。 七夕には何を食べようかと迷ったりはしませんか? 季節感のあるせっかくのイベントですから、何かそれらしいものを食卓に上げてみたいですね。 今回は、そんな七夕にぴったりの人気メニューをご紹介し...

 

コメント